ササめがね~NPO法人あそびそだちiLabo【運動あそび塾しらさん家】ササのブログ~

しらさんちでの外遊び・運動遊び・自然体験活動
親子ふれあい運動『キズナビクス』
子ども達を取り巻く社会へのメッセージ

「春の森で焚火遊び」を開催しました

2016-04-11 08:12:03 | 自然体験教室
昨日は夢の森公園で活動してきました。

メインは焚火遊びですが、午前中は森の木を切り倒す体験をしました。

里山は人が手をかけなくてはいけません。

陽の光を土に当てるため、切るべき木を、ノコギリで切りました。


これらを乾かすことで、薪として使えるようになります。


単に薪を燃やして遊ぶだけでなく、この流れを少し知ることができたでしょうか。



午後からは焚火です。
薪小屋から運び出しました。

けっこう重いです。

杉林で杉の葉を拾ってきて、焚き付けにしました。


だいたいの場所を指定して、あとは自由です。






とてもよい空間であったと思います。子どもたちが没頭していく様子が随所に見られました。
本当は、毎週でも、毎日でも、このような場が作れたら、と思うのです。

4カ所ほどで各々のグループが形成され、焚火(のような火遊び)が始まりました。

目指すべきことが決まると、目まぐるしい速度で作業が展開されていきました。
材料を取りに行ったり、飲み物を飲みに行ったりするときは、基本的にダッシュです。

しばらくすると、火がつくグループ、うまくつかないグループが出てきます。
また、「その材料はこっちのだ!」「あっちのだ!」と争いも起こります。

そんな中で、うまく火がつかない、低学年が集まったグループに、
助言をしたり手をかしたりする子も出てきました。

まるで国と国との争いや助け合いのようなことが展開されています。
私は、それを眺めながら、思わず涙ぐんでしまいました。

子どもたちがワイワイ遊んでいる中で、ちょっと変な人でした(笑)

こういう状況を作るのは、簡単で難しいのです。
大人に求められる条件は次の2つであると思います。

・野外における知識と技術を有していること
・それでいて、子どもたちを管理しようとしないこと

次は6月の泥遊びがこれに近い活動となります。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2016年度、土曜日スター... | トップ | 本当はどうなのかをよく観察 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

自然体験教室」カテゴリの最新記事