映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

映画「ザ・サークル」トム・ハンクス&エマ・ワトソン

2017-11-12 20:20:08 | 映画(洋画:2013年以降主演女性)
映画「ザ・サークル」を映画館で観てきました。


トムハンクスの新作は予告編で観て気になっていた。SNSで自分の生活そのものが24時間が世間にさらされるなんて話は、現代におけるIOT系の発展で真実味がある。今回のトムハンクスはSNS企業「サークル」のトップだが、いかにも新興宗教の親玉のようなふるまいをする。


映画の出来は別として「ブレードランナー2049」を観たときは、正直本当にこうなるかな?と思うことばかりなのに対して、「ザ・サークル」でのいくつかの逸話はあっという間に実際そうなるのでは?とリアル感があるところがいい。観終わって映画評を見ると、あまりよくないようである。自分的にはこんなこと本当に起こりそうで気になってしまうし、むしろ鑑賞を勧める。


世界No.1のシェアを誇る超巨大SNS企業“サークル”。憧れていたこの企業に採用された新人のメイ(エマ・ワトソン)は、ある事件をきっかけに、カリスマ経営者のベイリー(トム・ハンクス)の目に留まり、新サービス“シーチェンジ”のモデルケースに大抜擢される。それは、サークルが開発した超小型カメラを使って、生活のすべてを世界中にシェアするというものだった。自らの24時間をカメラに晒したメイは、瞬く間に1000万人超のフォロワーを得て、アイドル的な存在となるが……。(作品情報より)

もともとは身体の不自由な父親と母親と三人でうだつの上がらない生活をしていたエマ・ワトソンが、親友アニー・アレストン(カレン・ギラン)の誘いで大きなSNS企業の中途入社試験を受け合格する。高額賃金の会社でクリエイティブなメンバーと仕事をはじめる。


そこでは、独自のコミュティが形成されており、仲間から休日であっても一緒に過ごすことを勧められる。この連中が新興宗教にそめていく急進的な信者のような体裁をとる。
田舎でカヌーを漕ぐのが趣味だったエマ・ワトソンが深夜に海でカヌーを漕ぐ。荒海で海に飲み込まれあわや死んでしまうのをシーチェンジのカメラが察知したおかげで助かるし、父親が難病で具合が悪いというのをコミュニティのネットワークが助け舟をだし、急激によくなる。


それがきっかけで一気にシーチェンジにはまっていくし、死に損なったおかげで存在をトムハンクスに知れ、ある指令を受けるのだ。これからはネタバレになるので抑えるが、どれもこれも近未来に実現可能と思われるものである。重罪を起こして逃げている女性を10分で見つけてしまう光景はしびれるし、人権の問題は残っているが十分ありうる。

中途半端なストーリーのようだが、面白い要素は多々ある。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画「ノクターナル・アニマ... | トップ | 映画「流れる」 山田五十鈴... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画(洋画:2013年以降主演女性)」カテゴリの最新記事