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映画とライフデザイン

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映画「バッド・ジーニアス(リメイク)」カリーナリャン

2025-07-15 19:13:20 | 映画(洋画 2022年以降主演女性)

映画「バッドジーニアス」を映画館で観てきました。

映画「バッド・ジーニアス」は同名のタイ映画のアメリカ版のリメイクだ。タイってこんなに近代化したのかと驚いた作品だ。優秀な高校生がカンニングで答えを教えるのが気がつくとビジネスにエスカレートするタイ映画だった。ストーリーはすんなりいかず、途中からのハラハラドキドキ感がよかった。その時のおもしろさを期待して、二匹目のドジョウを狙って映画館に向かう。アメリカ版ではアジア系のカナダ人のカリーナ・リャン主演である。

コインランドリーを営む父・モウ(ベネディクト・ウォン)と二人、裕福とはいえない家庭で暮らすリン(カリーナ・リャン)。全科目で毎年学年トップの成績を収め、常人離れした頭脳の持ち主だった。高校2年への進級時、リンは一流大学への最短コースとなる名門私立高校から破格の奨学金付きの特待生として迎え入れられる。

転入早々、彼女の案内係のグレース(テイラー・ヒックソン)と仲良くなるが、グレースは落第ギリギリの劣等生。そんな親友を助けるため、試験の最中にリンは消しゴムに答えを書いてこっそり渡してグレースに解答を教え、好成績を取らせてしまう。その才能に目を付けたのが、グレースの恋人のパット(サミュエル・ブラウン)。リンが進学を夢見るジュリアード音楽院の理事も務める富豪弁護士を父に持つパットは、リンの頭脳で学校の落ちこぼれ達を救済する“危険なビジネス”を持ちかけてくる。

期待したほどではなかった。

というより途中で訳がわからなくなりまったく理解ができなくなった。アメリカ版ではSATの試験システムでの集団カンニングが焦点になる。前作では試験の舞台が「タイの一教室」から「国際会場へ」と移る。今回も「カンニングの規模と難易度」がエスカレートする基本的な考え方は同じ。でも、消しゴムを使った古典的カンニングから大きく飛躍しすぎて頭がついていけない

この映画では高校生たちがガラケーを持っている。説明はないが、時代設定は今よりも前ということなのか?実際にSATカンニング事件があったらしい。 SAT特有の“時間差受験”が背景を理解しない日本人には分かりにくい。アメリカではタイムゾーンを跨ぐ国際受験が実際に問題になったことがあるそうだ。

「先に試験を受けて答えを外に送る → 後の時間帯に受ける人に伝える」というスキームは実話がもとになるようだ。突然他人のなりすましで外国人を装った受験の話となると、映画ではルールや仕組みの説明がほとんどないので理解しづらい。

ジョークやコメディーの要素は全くなく、残念ながら頭が混乱したままで映画は終わってしまった。


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