映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

彼岸と浜離宮

2009-09-22 21:08:01 | 散歩
秋彼岸になり、高輪の寺に妹と墓参りに行った。
さすがに彼岸は寺に人が多かった。
父と母は今頃どうしているのであろうか?

近くの中華で一緒に昼飯たべた。鶏そば、半チャーハン食べた。
最近は鶏そばを食べることが多い。ヘルシーな感じがして良い。
妹と泉岳寺の駅で別れ、一人で新橋に行った。
浜離宮に行ってみようとずっと思っていたのが念願かなった。

浜離宮は小学校のときに遠足で行った。高学年になってからだと思う。
そのときは庭園にはまったく関心がなかった。それはそうであろう。
その後も汐留には何度も行っている。でも汐留のビルの上から浜離宮を眺めただけである。

庭園を歩いた。借景となる電通本社やコンラッドホテルなどのビル群が美しい。
この日本の伝統美と近代的高層ビルのコントラストが良い。
為替のプラザ合意で有名なホテルプラザなどのビルをバックにしたニューヨークのセントラルパークと違うのは、この日本庭園の池の美しさだ。
もしかしたら今の東京で一番美しい風景かもしれないと思う。

このあと水上バスに乗った。
浅草まで向かった。ここ数年屋形船に乗っていないので隅田川の船旅は久々だ。
ここでも高層マンションと隅田川と古くからの橋の取り合わせが良い。
成瀬巳喜男監督の映画に出てくる隅田川の光景とは若干異なるが非常に美しい。
いつも屋形船で酔っているので気がつかなかったが、それぞれの橋に色がついている。清洲橋の色が特に良い感じだ。勝鬨橋、永代橋、新大橋なじみある響きがいい。
浅草で電気ブラン飲もうと思ったら、席は混雑していた。
シルバーウィークは遠出せずに近場で皆お茶を濁しているのかもしれない。
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フェイクシティ キアヌ・リーブス

2009-09-22 16:56:24 | 映画(洋画 2006年以降主演男性)
キアヌ・リーブスがロス市警の特捜刑事を演じる。「LAコンフィデンシャル」「ブラックダリア」同様ロス市警の暗部に触れていく。

キアヌリーブスはロス市警の特捜刑事。強引な捜査手法だが、極悪犯人の検挙では実績がある。彼の上司の黒人警部フォレスト・ウィテカーはキアヌの実績によって、警視に昇進していた。しかし、キアヌにはネタミも出ていて、元コンビを組んだ黒人刑事がキアヌ刑事を警察の内部監督部署に垂れ込んでいて強引な捜査であることをちくっていた。その話を聞いたキアヌは怒り、黒人刑事を痛みつけてやろうとして、彼の後を追って、スーパーに入る。ところがその時、2人の武装強盗がスーパーに押し入り、黒人刑事は強盗に撃たれてしまう。キアヌはそばにいたことで、周りから疑いの目で見られるようになるが。。。

この後のストーリー展開は、素直に進まず意外な方向へと進んでいく。どちらが味方なのかわからない展開で脚本にうまみを感じる。監督は「トレーニングデイ」の脚本を書いたデヴィッドエアーだ。あの映画でもロス市警の暗部に立ち入っていた。デンゼルワシントンが珍しく悪役刑事を好演した。この映画でも「トレーニングデイ」でみたことのあるラテン系のエリアが出てきた。 夜のロスはかっこいい反面、本当に怖いところだ。

それにしても、何でこうもロス市警の恥部が繰り返し映画化されるのであろう。「LAコンフィデンシャル」にしても「ブラックダリア」にしても二次大戦前の話である。過去にそうだったというなら話は別だが、この映画にしても「トレーニングデイ」にしても現代が舞台だ。おとり捜査による麻薬組織への侵入というものの存在は恐ろしい。ひやひやする話だ。裏の恐ろしさが怖くてロスには行けない気がしてくる。
キアヌリーブスはものすごく怒りっぽい刑事を演じる。刑事仲間ともケンカの繰り返し。ロス市警の中はこんなにぴりぴりしたムードなのであろうか?日本の仲良し軍団とは違うムードを感じる。キアヌの恋人役を演じるマーサ・ヒガレダはメキシコ美人。ちょっぴり「スピード」のときの相棒サンドラブロックに似ている気がする。
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