ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

161229 早、春の使者「冬至梅」が玄関に二輪。年末の こころなき身や 冬至梅・・真珠湾、茨木震度5弱!

2016年12月29日 | 旧暦のある暮らし

 今年も残すところあと3日。妻と娘一家をのせて年末正月用の買い物でディスカウントスーパーへ。いつも買いものに同行して思うが、なんと日本にはものがあふれていることか。これだけの多種多様な商品をつくるもの、それを流通させるもの、買って消費するもの、1億2000万人の人口をかかえる日本、よくぞいういう体制を作り上げたものだね。

 安倍総理が歴代首相ではじめて真珠湾のアリゾナ記念館をオバマ大統領とともにおとずれ戦没者の慰霊をとむらった。15分余りのスピーチ、一面焼け野原の敗戦国日本、無条件降伏、戦勝国にどう扱われようと何も言えない。アメリカの寛容の精神で日本はよみがえることができたと感謝の意を表明した。あおっちろいTVのコメンテーターは沖縄問題はじめアメリカの言いなりではないかと評論する。どう言われようが商売ひとつで頑張れる環境にしてくれたのは自由主義大国アメリカのおかげには違いないね。それが今の日本の豊かさだ。

 ばたばたする多忙な年末。忙しいとは心を失っている状態。ふと玄関口の梅の木をみあげるとなんとピンクの梅が2輪、開花していた。

梅と言えば早春に咲く花だがこの頃に咲く梅を冬至梅というらしい。一重咲きの白い花で繊細な枝ぶりや上品な花の咲きようから盆栽などにも好んで使われるとか。雪が降るなかで咲くことから「雪中梅」ともいわれる。新潟の銘酒、雪中梅をおもいだす。しかし我が家の梅はピンクだから冬至倍梅でないかもね。狂い咲きするほど我が家が暖かいわけではないのに、でもばたばたしている年末に春の訪れを予感させてくれる紅梅の早咲き、吉兆であればいいね。

  年末の こころなき身や 冬至梅

茨木県の高萩市で震度6弱の地震、5年前の東日本大震災の余震だという。サル、酉さわぐ、犬笑うの投資格言が当たらなければいいのに大自然は非情だ

コメント
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