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心の砕ける音 運命の女1

2005-02-23 00:00:00 | 映画&ドラマにハマル!

またまた吉岡秀隆さんネタです。
「WOWOW ドラマ 心の砕ける音」に、2月20日ご出演!
ファンサイトで、熱く盛り上がっていた作品で、ご好意にあづかり、1日遅れで見る機会を得た。

「半落ち」の佐々部監督、鈴木京香、吉岡秀隆、香川照之と、おりしもアカデミー賞がらみのそうそうたる面々が集まった。

トマス・H・クックの名作ミステリーを、「血と骨」「レディ・ジョーカー」など次々と話題作を手がけてきた鄭義信が、設定を、日本に置き換えて、脚本を担当した。

この作品は、吉岡さんが、大人の役者であることを、見せつけた作品であり、吉岡ファンとしては、誠に嬉しい!
ケッコン!とびびりまくっていた「Drコトー診療所」のコトー先生は、どこにもいなかった!純君を卒業して、こんな大人の男性もやれるようになったんだと感慨深い。

「北の国から」の純君時代をよく知っている佐々部監督は、こういう大人の役をやることで、34歳になった吉岡さんを、次の飛躍のステップに引きあげたいと思ったんだろうな。
吉岡さんが本質的に持っているナイーブで繊細なところを、最大限に引き出してくれて、監督、ありがとう!

とある港町、製造販売をする「かす漬け」屋さんの耕介(吉岡秀隆)は、後妻の連れ子という設定で、その母は亡くなり、父と兄(香川照之)と、血のつながりはない。

真面目で実直な耕介は、遊び好きな兄より、実質的には、専務として家業を切り盛りしているが、父は、兄ばかり可愛がり、兄は、弟を時に、揶揄する。

自営業の家のなかの難しい立場で、耐えなくていけないことも多い。奥さん(鶴田真由)は、カラオケ好きで、ちょっとノーテンキ。

地方都市で、自分の運命をあきらめて、我慢をしながら、もくもくと働く男性。
こういう人って、けっこう多いのかもしれないと思う。

そこへ、謎めいた女性、水原早紀(鈴木京香)が、彼らの加工工場に、ふらりと現れて働きはじめることで、兄弟の運命の歯車が狂いだす。

陽気で、刹那的な愛しか知らなかった兄の洋介は、早紀を運命の女と思いこんで、愛していく。妻子もちの耕介も、年上の彼女に振り回されながらも、惹かれていく。吉岡さんの、まったりした金沢弁も、無理がなくて、自然だった。この人は、もう声だけでトクしてるから(笑)


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