ショップ ダンケ

ドイツ雑貨「ショップ ダンケ」のオフィシャル・ブログ

雨上がりの日

2003-05-10 00:00:00 | インポート
木曜日の朝は、災難だった。家を出るとき、曇り空を見上げて、携帯用のかさを持って出たのだが、勤務先の最寄の駅に着いて驚いた。バケツをひっくり返したかのようなどしゃぶり。学校までの15分、少しもひるむころなくカタキのような豪雨。もうぬれねずみなんていうもんじゃなかった。

ノースリーブの女子学生は、脱ぐに脱げないと半泣き。足に水がしみていく気持ちの悪い感覚をみんなが共有していた。スニーカーの学生が、一番悲惨だったわね。時間が少し経って生乾きになって、学生がクーラーを入れてくれというのでスイッチを入れたら、ナマ暖かかった部屋に、涼しい冷気がいきわたった。これはこれで、風邪をひく原因になるんじゃないかしら。みんな、ぐったりしていて授業どころでない。声を張り上げるこちらも、つらい。こんな朝は、本当に初めてだった。

翌日は、昨日とうってかわった晴天。空の青が美しく、日の光に緑が映える。これぞ5月の御天気だ。「風薫る5月」というではないか。実は、カッチイは、5月生まれふたご座。本名は、ここからとられているのだが、男性の名前としても通用する名前だ。ドイツ人には、母音が重なったあとにrという子音が来ると発音しにくいらしく、私が説明すると、rはlと間違いなく(泣)聞こえるらしい。もっとカンタンな言いやすい名前をつけてほしかったと思ったけれど、やっぱり親がつけてくれたんだからね。学校で名簿を見るたびに、子供の名前をつけた親の意気込みを感じるよ(笑)英語教室などでは、よく外人教師が呼びにくいからと、英語名を日本人につけさせる。カッチイも昔YMCAに通っていたとき、「kathy」キャシーと名乗っていた(笑)が、やっぱり名前は本名を呼びあうべきだろう。

ゴールデンウィーク中かかって、サイト内の見栄えをリニューアルしている。まだ終わっていないのだけれど、ページ全体に統一感を出したいと思っているのだ。グリーンを基調に淡い中間色を使い、壁紙もボーダーを取り入れた。文字情報が多いページは、やっぱりバックが白がすっきりする。カッチイは、絵を描けたりするわけでないので、素材屋さんから、いろいろコラージュするのがせいぜいなのだけれど、自分の気に入る素材を探してくるだけで、すごい時間がかかる。けっこうやりだすと凝り性なんだよね。かっこいい、使いやすい、わかりやすいウェブサイトへの道は、遠いなあ。