ショップ ダンケ

ドイツ雑貨「ショップ ダンケ」のオフィシャル・ブログ

週末は、DVDパーティ

2002-10-19 00:00:00 | インポート
カッチイの金曜日は、ドツボだ。何しろ授業が5コマもある。これは、異常なスケジュールだ。途中に、教室の移動も激しく、1日中、せかせかと動く羽目になる。

教室に入るなり、「センセー、今日の顔すごい白いよー」と言われる。はあ?
準備が万端でないから、内心の動揺が、ガクセーに伝わったのかと思いきや、物理的に、白かったらしい。朝ぎりぎりに起きたので、あわててお化粧したんだ。ファンデーションを塗りたくったのだが、濃さがいまいち自分でわかってなかった。「どこいくのお?」とガクセーの声を背に、あわててトイレに駆け込み、トイレットペーパーで、おしろいを落とす。サイアクだ!

今日、土曜日になって、かねてから行こう行こうと思っていた美容院に行く。
何せ、このあいだカットに来たのは、ドイツに行く前だ。カッチイの髪は、重くて多いから、伸びてくると悲惨なことになる。何ヶ月ぶりで、カラーリングもしてもらう。茶髪とまでいかないが、明るいこげ茶くらいに染めてもらう。これも面白いもので、はじめは、こわごわだったのに、だんだん明るい色にしてもらいたくなるものだ。真っ黒より、少し明るめのほうが、軽く見えるので、グットなのだ。

そしてマユカット。これもいつも必ずやってもらう。これはマネージャーがしてくださるのだが(大学生の息子さんがいるとはとても見えない若々しさ、カンペキな肌のお手入れをされている)、さすがプロ。印象ががらっと変わる。ゲジゲジマユの人、マユカットは、お勧めです!いきつけのこの美容院の満足度は、高いのだが、以上のコースで、3時間以上はたっぷりかかるのが難。

今週末は、先週我が家にきたDVDプレーヤーで、佐藤浩市主演のドラマ「ある日嵐のように」一挙に見る至福の時間を味わう。これは、中井貴一さんと浩市さんが、がっぷり真正面からぶつかった演技合戦がしびれる大人のための社会派ドラマだ。浩市さんは、暗い過去を抱える特捜部のエース土屋和彦の転落する人生を演じているのだが、影のある不幸な役をやると、本当にうまい。ソフトな「天気予報の恋人」の矢野さん役は、イレギュラーで、こちらが真骨頂だろうなあ。などと思いながら見ていたのだが、雑誌のインタビューでこんなことを言われている。

「自分のイメージを固めず、定着させず、常に壊していきたいですね。」
ヤラレタ!ご本人は、観客の一歩前を歩いているのね。