Vastra-daの裏側

オリジナルフィギュア原型師。原型師が裁縫もするよ。求めるモノが探して無ければ『作ればいいじゃないか!』を実践中。

久しぶりのLIBERTY生地でパッチワーク、珍しい帆布色と合わせて

2021-09-30 11:38:59 | 裁縫
久しぶりにアレに手を出してみました。


   (੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾ 柄がとてもキュ~トな『 LIBERTY生地( タナローン ) 』さ


   


リバティ生地の中でもオイラは 植物好き ということもあり、今回使用した「 ワイルドフラワーズ・イルマ・ ジョセフィンズガーデン 」などがお気に入り

定番ではあるが「 アーカイブ ライラック 」も色々な生地の色があって綺麗なので扱ってみたい布地の一つだな~

今回はリバティ生地を パッチワークバッグとして作ることにした


使用しているのはタナローンと呼ばれている生地で、ブラウス・ ワンピースなどに適される本当に薄い薄っいペランペランな生地


    当然、これ1枚をそのままではバッグなんて作れないほどの厚みなんだよ


なので、ある程度しっかりさせるために生地裏に接着芯を貼り、パッチワークしてしっかりしつつも柔らかい生地に仕上げた


    パッチワーク用に計算して裁断して接着芯貼って縫い合わせ、綺麗に仕上げるためにミシンで抑え縫い…ミリ単位を要求されるので、これが一番地味に手間と時間がかかる


それと

この パッチワークバッグ用にわざわざリバティ生地に合うように別の布地問屋さんへ帆布生地を注文した


   

    あまり見かけない、とても淡いホワイトブルーグリーン色の11号帆布なのさ


色味としては 白色100に対してブルーグリーン色を1滴混ぜたようなほんのり色付いた、優しく淡いふんわりとした印象の色。

濃い帆布生地に合わせようか~ 淡い帆布生地に合わせようか~ と随分悩んだ


   濃い色と淡い色とではバッグの出来上がりの印象や雰囲気がかなり変わってくるので迷ったわ


これからの 季節にダーク系の洋服も増えてくるかもと思ったので、洋服の刺し色のような意味であえて優しい雰囲気のバッグに仕上げようと。

暖かくなった 春に持ってもらってもまた可愛らしく。


パープル系やブルー系のリバティ生地でバッグも作りたいとは思ってはいるが… LIBERTY生地はご存じの通り 高価なのでね~ 需要があれば…と考えてる


見ているだけでも可愛らしく素敵な生地ばかりだったのでパッチワークや帆布生地に合わせバッグ作ってる間も テンション上がってたわ
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ねこたま生地、商用利用は申請とロイヤリティー(使用許可料金)のお支払い

2021-09-26 11:37:20 | 裁縫
今日は ねこたま生地の商用利用のお話しをしまっす。



   


こちらの生地ですが、生地耳部分にも印刷され記載されているようにねこたま生地は【 商用利用不可 】となっています


    ようはこの柄や模様の生地を使って バッグや小物を作って売ってハンドメイドサイトやバザーでも収益が出るような事をしちゃ~いけねぇ~よってこと( 著作権侵害にあたる )


ですが

どうしてもこの生地を使いたいオイラはねこたま生地の著作権(ライセンス権利)をもっている「 有限会社 日吉商会 」さん


    使用許可申請を行い・ 使用許可料金(ロイヤリティー)を支払うことにした


個人販売(ハンドメイド出品)する場合は、「 有限会社 日吉商会 」への生地の使用ライセンス申請と使用料金(ロイヤリティー)を支払うことで双方の契約が成り立ちます。

その証明として「 有限会社 日吉商会 」から【 ねこたま(個人販売専用)ライセンスタグ 】が渡され、「 ねこたま生地 」を使っていればどんな小さなハンドメイド作品でも販売する際は専用タグを必ず作品に付けて販売しなければならない義務が生じます。

★ ねこたま生地を使いながら専用タグが付けられていない作品は違反品であり、罰則の対象となる。


    使用許可料金を支払い、日吉商会さんから送られてきた「 個人販売専用タグ 」を付けて販売していないハンドメイドは違反品ってことなんだ



   



著作権に関してはオイラはガレージキット(フィギュア造形)時代から「 版権 」というかたちで恐ろしいのを知っている。


    今は時代が変わって考えられないが、昔のガレージキット時代を知っている方ならイベント時のあのえげつない程の「 版権ロイヤリティーと現物提出数 、そもそも版権申請が通るのかイベント開催ギリギリまで分からない 」というディーラー殺しのエグイ所業としか言いようがない

あの頃を知っている原型師さんたちと話をすると皆が本当に青ざめるわ



ねこたま生地も6~7年前(?)までは少量の個人販売ならロイヤリティーなくとも…であったが、ここ数年でハンドメイドも様変わりし色々あったのであろう


それでも 日吉商会さんは許可申請とライセンス料金を支払えば了承してくれるので良心的である ありがてぇ~よ



オイラ自身は 著作権に関しては制作側として「 知らなかった・製品化禁止(不可)って書いてあったけどまぁいいか 」では済まされないと思っているので、ここはしっかりと


   ( •̀ω•́ ) タグの付いていない違反品をお客さんに渡すなんてのは失礼だし、信頼して下さっているお客さんへの裏切りにもなりかねん



そんなわけで、新しく取り寄せた 帆布布地と新しい バッグ型紙を拵え新作のバッグを作ろうと思います


   


    完成した バッグには先ほどの 専用タグを取り付けて(義務)の販売となります


バッグ届いたらタグは 外してくださいな~
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夜の虫の音、夏から秋へ、リネン生地の旅を終えよう

2021-09-23 19:52:51 | 裁縫
昼間の空がすっかり 秋の空になった。


   


よく 夜に作業をしているのだが、オイラの作業時はほとんどテレビもつけず・音楽も流さず…無音でひたすら手だけを動かす


BGMは外の 虫や鳥の鳴き声だけ(笑)


    田舎だし、オイラの家は住宅街なんで本当に静かなもんさ その分、虫とか悲鳴にも似た野鳥とかの鳴き声がハンパねぇ~よ


夜の風が心地良いので網戸にして窓を開けているのだが、この頃は夜に鳴く虫の音が「 夏の虫 」から「 秋の虫 」に変わっていることに気が付いた。


    もう秋がきたんやな~


季節の移ろいはとても早い。あんなに猛暑で汗だくヘロヘロになって勘弁してほしいと思った夏でさえ、 入道雲が消え一気に涼しくなると少し物寂しくもあり

それでも来年にまた猛暑となると 夏は暑すぎてアカンわ ってなるんだろうな



さて

リネン生地探しの旅に出て、何度も色々な種類や織りのリネン生地を取り寄せていました。


    リネン生地は洋服にすると良い厚みや質感の品が多く、オイラが目指す刺繍してバッグ向きと考える品が少ない


というのが難点でした。良いなと思う品があっても 高額で、とてもじゃないけど これは素人が手ぇ~出したらあかんやつやん


旅に出て、どれほど取り寄せたか分からぬくらいだが色々と実際に手にしてみて実験・検証してみた結果


   

   ( • ̀ω•́ )ゞ これに決めるほかあるまい  もう限界っすわ…


今まで使用していたリネン帆布生地がメーカー生産終了した為に入手不可となり、これに代わるリネン100%生地(赤耳)に仕様を変更します。

布地単価としては…今まで使っていたリネン帆布生地よりも高い が品質を落とすわけにはゆかん。

リネン帆布生地とはさすがに同じとはいかず、帆布よりは少し柔らかく厚みが薄く感じるが一般的なリネン生地より随分と厚みがあるのでバッグには適している。

その分、作るバッグに制限されず表現が広がるのではないかと ニヤリ



色々と取り寄せた中にリネン100%キャンバス生地(タンブラーワッシャー)の 🦚 ピーコックブルー色で刺繍を施してみた。

太めの麻糸で織られ少し厚めのしっかりした生地ですがタンブラーワッシャー加工により、くったりやわらかな風合いに仕上がりでとにかく 発色がキレイな生地

生地の水通しをしたのですが色落ちもほとんどなく驚いたくらい。


   

一色刺繍で新たに描き起こしたオリジナル図案で刺繍していたが…


   (´·ω·̥`) 刺繍糸がなくなってしもてん  ( 現在、制作中断 )


とても面倒な図案にしたために刺繍にものすごく時間がかかりボチボチ進めることにした


    刺してる時に『 こんな複雑な図案にしたの誰や 自分か… 』と何度思っただろう


一色刺繍だから大きな図案で花いっぱいにした方が存在感もあって豪華に見えるだろうと考えてたらこんなことに…。

それでも「 きっと素敵になるに違いない 」と刺繍の出来上がりを想像し一針一針進める

言うて刺繍糸足りなくなって中断してるけどな
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毎日ブラッシング、この夏も乗り切ったマロンばぁちゃん

2021-09-18 22:59:46 | 我が家の猫たち
今年の初夏に ジロー兄貴が旅立ち


    マロンばぁちゃんはこの猛暑 の夏を乗り切ってくれるだろうか…


ジロー兄貴がいなくなったことで気を落とし、18歳という高齢ゆえの腎不全で2年以上も 点滴闘病生活。

筋肉も衰え足も小枝のように細く脂肪も無くなって全体的に痩せてしまった。これは老猫によく見られる姿なので仕方がないが…。

指でポンッ 」と少し力を入れて押すとよろけて倒れてしまうくらいなのでオイラもママさんも暑さで体力がさらに奪われてしまわないだろうか、死んでしまわないだろうかと気が気ではなかった


だが


    暑い夏を乗り切って、ちょいと涼しくなったので 食欲もモリモリさ


   

   

   

マロンばぁちゃんの後ろの花壇には 赤いゼラニウムが元気にワッサワッサを咲いている

赤いゼラニウムの花言葉は『 君がいて幸せ・君ありて幸福 』 一緒に 写ってるのはイイね


    マロンばぁちゃんは瞳が何とも言えない金色と緑色が混じっていて綺麗なんだ

   


高齢のわりに毛並みが整っているのは毎日 ブラッシングをしているからだ

マロンばぁちゃんのブラッシング要求はすごい


    とにかくブラッシングが大好きで『 毎日の楽しみ 』にしているので欠かせんのですよ


最近はママさんが毎日ブラシをかけている。

老猫になるとただでさえ毛先に栄養がいかずバサバサになったり毛繕いもおろそかになったりする、ブラシをかけると毛玉を吐く回数も格段に減るので嘔吐による体力消耗が軽減できる。

今はもう、たとえ筋肉衰え歩くのがヨロヨロで不自由でも身体が動けるうちはしたいことをして、食べたいモノだけを食べて残りの猫生を生きてくれていればそれでいいと思う


時々、町内の 飼い猫(サビ猫:サビ子)が 我が家(お食事処)へ ご飯を貰いにやって来るのだが

マロンばぁちゃんは現役で威嚇 してる(笑)



   (((;°Д°;)))) マロンばぁちゃん そんなに怒ったら血圧上がるでやめて


見ているこっちがハラハラするが威嚇して怒れるほどとは元気な証拠


もう少し一緒にいてほしいものだ
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台風大雨に備えてパン買いにゆく、リネン生地選びは難しい

2021-09-18 00:02:58 | 日常
台風14号がギュイ~ン と進路を変えこちらに向かってきました。

台風…こっち来るやん



    明日の『 朝ごパン 』がなくなったので、ついでに台風の大雨に備えて食材の買いにスーパー行って来た


昼間に台風の 大雨で買い物に行けなくなるといかんので小雨の時を見計らい買い出し。


そういや台風14号といえば、昨年は 10月だったんだよな。


    昨年秋の 台風(14号)の前日に グリム坊を 山へ探しに行ったから今年は「 台風発生 」が多いってことか


とにかく、どこの地域でも被害がなく無事に通過してほしい



それと

今まで使っていたリネン11号帆布生地がメーカー生産終了となり、似たような品をいくつか取り寄せてみたのですが…


   (._.) しょんぼり やっぱり難しいね~


そもそもオイラが理想とする厚手のリネン生地というのがほとんど取り扱いが無いし、あっても すごく高価でビックリする

商品単価が高くなってしまう・リスクが大きいので手は出されんわ


そんな中で試しにととても太い8番手糸で織られたリネン100%のソフト加工された布地を取り寄せた。


    リネンならではの手触りなんかは申し分ないが、やはり糸番が太くよくある『 コットン8号帆布 』のような感じ


オイラにしたら8番手糸で織られているので少し厚みがあり過ぎる感じなのだが、ソフト加工されているのでしっとりとした手触りや「 くったり感 」はとても良い。

その生地に刺繍してみるも布地の厚みがあるので「 刺繍糸の引きつり感 」がなく布地が刺繍に引っ張られる事がないのでしっかり刺繍が出来るのは利点。


■ 利点 : リネンならではの刺繍針のスッと刺せる心地よさ・刺繍糸の引きつりがなくしっかり刺せる・厚みがあるのでバッグ全体の強度がある。

■ 難点 : 8号帆布ほどの厚さなので生地を4重ねるとミシンでギリギリ縫えるくらい・厚みがあるのでバッグの形状に制限が出てくる・太番手ゆえにリネン独特のネップなどがよく見られる



布地の商品説明にも掲載されていたのだが、極太の糸番手でありながら仕入先の織元を変えたゆえに高品質 になったというのは間違いない


    ネップがチラホラあるといっても、この糸番の織と手触りを見たら生地としては 🎯 アタリ とても質が良いと思う


でもな~ 厚みがな~ 厚地が欲しかったが今度は厚過ぎるんよ


これでは作れる バッグの種類が限られてしまうんだ。 あと少し細い糸でこの厚みと手触り(ソフト加工)があったら最高だったのにと悔しさ滲ませるが無いものは仕方がない。


太い糸ならではのざっくりとした織でとても良い質感だったので どんな刺繍が合うだろうか??? と頭をひねり、初めて文字を刺してみた


   

植物園( 空想植物 )ってことで色々な種類の草花を

文字を刺繍するのは意外に難しくかなり手こずった


雰囲気としてはリネンの質感もありカジュアル系に近くなるが今までにない文字刺繍は良かったと思う



この布地はこれっきりなので、また「 リネン探しの旅 」に出ることにした
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