大晦 （ おおつごもり ）

２０１２年も最後の日となりました。


今年は、新たな嬉しい出逢いもあれば、悲しい別れもありました。


年末は、お別れをした方が大晦日（ おおみそか）のことを、大晦（ おおつごもり ）と言っていたのを思い出す。





この一年も仕事と制作作業に追われ、３６５日は怒涛のように時間が過ぎた。　（ １日、２４時間は少なすぎる ）

サラリーマン業は２９日に無事仕事納めを迎えました。

しかし、制作作業は仕事納めもなく続行中。　まだまだ完成は見えぬ。

正直、未だにあの現状では本気でヤバいんじゃ…と焦りと一抹の不安が…


それでは
今年も残すところあと数時間。　 新年も良い年でありますように…


【 大晦 ( おおつごもり ) 】

陰暦では月が隠れる頃が月末にあたることから、『 つきごもり ( 月隠 ) 』の音変化と考えられる。
同様の意味ではあるが「 つ 」は 「 月 」の語源である「 つく 」で『 つくごもり 』から変化したと考えられる。
※ 土地によっては『 おつごもさん 』と呼ばれる。

聖夜に贈る絆創膏

毎年、この時期は指荒れが酷い。

とくに右手の親指・人差し指・中指 ( 主要３本 )。

気が付けば指先がパックリ割れ激痛と血が滲む。　一本の指で何ヵ所も割れ始める。

制作作業のせいか、お湯を使うせいか、指の油分が足りないのか…　なかなか治らない。


指から血が滲むので絆創膏を貼ってみた。　なかなかイケる。

そのかわり絆創膏の消費がハンパない。　一度に３枚、日に何度か交換。　( 柔軟性のある絆創膏は 高いのだよ)

しかし、制作作業にもサラリーマン業にも支障をきたすわけにもいかず仕方あるまい… ( 涙 )。



毎年クリスマスにはプレゼントを贈ってくれる方がいるのだが

今年はふわふわあったかルームウェアーとロキソニン ( 頭痛薬 ) でした。


『 クリスマスプレゼントになぜ薬 !? 』と思われるが、私がよく頭痛を起こすのを知っているので実にありがたい。

クリスマスなのに、お洒落感など一切ないが…



ならばと来年のクリスマスプレゼントをリクエストしてみた。

『 来年のクリスマスは絆創膏いっぱいちょうだい !　しかも柔軟性のある（ 値段 ）お高いやつ ! 』
( 来年のこの時期もまた指荒れするであろうと )

　
『 夢も感動も無いな、発想もかなり地味やで… 』 と呟かれ。


またしてもお洒落感全く無し。

だが、必要なのだよ !!

経験値

制作するたびに思い知らされる。



フィギュア制作における圧倒的な経験値の無さ。


頭の中で描いているモノを立体化できない己の技量の無さ。



今は手を止めずに足掻くしかないっすな。

策士、策が見つからず惨事

毎日、フィギュア制作するも目に見えてなかなか進まない。


そもそもの要因は
デカすぎた…。 （ すでにティッシュケースの高さ・幅ともに超えている ）


いうなれば『 計算ミス !! 』　（ また、やらかしたのだ ）


頭部を作った時点で『 あれれ!? 』と気づけば良かったのだが、そんなことはお構いなしに頭部に合わせ胴体を作り続け突き進んだ挙句の結果がこれだ。



シリコン・キャストの無駄に大量消費はまず間違いない。

シリコン壁の決壊で型流れしようものならとんでもないことになる。　（ シリコン数キロ消滅 ）

キャストで気泡ができ、納得いかないモノが出来れば捨てざる負えない。　（ 一度に流すキャストの量がハンパない ）

デカさゆえに表面処理・塗装に手間と時間がかかる。


全ては、当初の計算ミスが引き起こした大惨事 だ。


改めて事の重大さに気づき、兄（ 造形経験者 ）に助けを求めた。

a : デカくなりすぎた、型取りとかキャストどうしよ…。

兄 : お前はまたやらかしたんか、学習能力無いな～アハハハハ。

a : （ つられて ）アハハハハ…。


兄よ、笑いこっちゃないのだよ !! 　なにか良い案か策を教えんかい !!
（ 希望の兄に縋り付く ）


兄 : とりあえず、このまま進むしか道は無いぞ。もう後戻りは無理やろ。型取りはその時になって考えるしかないよ。

a : そ…そうやね（ 涙 ）。　（ 打開策なし ）


これから起こるであろう幾つもの壁を乗り越えなくてはならないかと思うと… かなりビビっておりまする。
（ 自らが作り出してしまった壁だけに悔やまれる ）

どうか、途中で心が折れませんように。

御寿鮨 （ おすす ）

今晩はパパさんが忘年会なので、夕飯は 回転寿司( お持ち帰り )に決定しました。

食べに行くのは面倒なので会社帰りに取りに行くことに。


夕方、会社でお寿司の注文をしておりました。　 単品注文ＯＫなので好きなものを色々と～。

注文の電話を切りしばらくして私の電話を聞いていた上司が

上司 : おい、何人で食べるつもりや?

a : ママさんと二人ですけど?

上司 : お前、いくつ注文したかわかっとるか?

a : ん…適当。

上司 : お前はアホか。二人が食べれる量やないぞ! 今すぐ電話して数を減らせ!

どんどこ注文する私の電話を聞き『 ん!? 数が多すぎる 』と思い計算してくれていたのだ。　その結果…


なんと ７０貫 !!


ひぃぃぃ～ !!　今すぐ電話するっす～ !!

何を考えていたのかフードファイターでもあるまいし食べれるわけがない。　ボケていたとしか言いようがない…。

とりあえずお寿司屋さんへ電話を入れて数を減らしてもらいました。


a : 気にかけてくれたおかげで助かりました。　数を減らす電話をかけてきました。

上司 : それは良かった。　ところで数はいくつ減らしたんや?

a : ９皿っす。

上司 : お前、９皿って…。

そこへ、私と上司のやり取りを聞いていた別の部署の上司が

上司2 : お前はアホの子か（ 笑 ）…９皿減らしてどうするんや。　一人前１０～１５貫が普通やぞ、もう一回倍以上減らす電話をかけてこい !


ひぃぃぃ～ !!　今すぐ電話するっす～ !!

事の次第を伝えたお寿司屋さんのお姉さんには『 何度でも変更の連絡は大丈夫ですよ～（ 笑　） 』爆笑され、とても快く注文を受けてくれました。

二人の上司には『 寿司の注文でとんだ騒ぎや。なんで俺たちが、お前の夕飯の心配をせなアカンのや 』とダメ出しされつつ、回転寿司屋の割引クーポンまでいただきました。
（ いろいろすんませんな～ ）


帰りには、お寿司屋さんで爆笑されたお姉さんと『 ふふふ 』と笑い合い、無事受け取りました。

御寿鮨( おすす )ウマウマでした。