野生動物 ( タヌキ事故 )

昔、ママさんが帰るなり『 タヌキを車で轢いてしまった 』と言ってきた。

そして次にママさんから出た言葉は…


『 撥ねてしまったタヌキを車に乗せて連れて帰って来た。今から動物病院に連れて行く 』と…。


なんですと !? アンタはタヌキを連れて帰って来たんかい !?
（ 家族一同 『 マジっすか !? 』状態 ）


車で撥ねたと聞いて瀕死の状態かと思いきや、すこぶる元気いっぱいのタヌキさん

ぶつかった衝撃で頭皮が切れたのか、頭から血が流れているが恐ろしいほどの威嚇。

さすがは野生のタヌキさん。　彼らも自分の身を守るのに必死なのです。



『 車よりタヌキ（ 猫用ゲージ）捕獲作戦 』の先発部隊として兄を投入。 （ 犠牲ともいう ）

安全確保の為、皮の手袋を着用。　（ 襲われ、噛まれること前提 ）

兄一人を車内に突入させる。　（ 作戦開始 = 他家族は安全地帯で見守る ）


格闘すること数十分、無事捕獲完了 !　→ 動物病院へ直行 !


動物病院で検査と治療（ 切れた頭を溶ける糸で数針縫ってもらいました ）をしてもらい、撥ねた場所でタヌキさんを放すと元気に山の方に帰って行ったとさ。

ママさん : あのタヌキ、助けたのに放した時に一度も振りかえらへんだ。

a : 轢いたのはママさんやろ。　現実は日本昔話と違うで。

ママさん : ホントやな。

a : ところで、捕獲するのに大変やった威嚇しまくってたタヌキをどうやって車に乗せたん?

ママさん : そんなん頭打って気絶しとったからやん。普通じゃ無理やろ。

a : なるほど…。



だが、タヌキさんからのお土産があったのだ。

『 車… 臭っ !!　ケモノ臭っ !! 』

驚きの臭さに一同ビックリ !!　野生のタヌキなど風呂に入るわけがない。　真夏の動物園の臭いが圧縮され濃さを増して車内に充満したみたいな。

とんだ土産を置いていったものだ

複製作業 ( 胴体シリコン流し完了 )

フゥ 数日かかり両面を流し終えました。

真空脱泡器が置いてあるのは自宅から 車で２０～３０分離れた工房。（ 兄の一刀彫・ママさんの彫金工房 ）
昼間は時間がないので夜な夜な走っております。
真夜中は車の台数がほとんどないので走りやすいが、 ケモノに注意です。
時間帯により猿やイノシシや鹿なんぞが出没。
自然が多いというのは嬉しいですが『 ここはちょっとしたサファリパークか！？ 』という危険な時があります。




　　　　　　　　　　　　　

胴体に使用したシリコンの総重量は５ｋｇ！！　ハンパない重さでございます。
胴体ひとつに一体いくらかかってんだよ！？ってなくらい悲しくなりました。
そして、もう二度とこんな塊のようなデカいものは作らんと決めた。（ 作っているうちにどんどん大きくなる癖がある。悲しきかな…。）

本来ならシリコン硬化も一日もすれば固まるのだが、一度に大量に投入した為か次の日になっても表面を押すとウォーターベッドのようにプルンプルンしていた。
ヤバい！！　悪夢再到来かっっ！？　　　※ 複製作業（ シリコン固まらず惨劇 ）を参照

とりあえず固まることを信じて二日ばかり放置。　しっかり固まってくれました ヨカッタ～
後はキャストがどれほど喰うのだろうか…という不安が…

独眼竜 ライフ (１７) 首の噛まれた傷

数日前、ライフを触っていると指先にヌルッとした嫌な感覚が。
もしかして…　指先を見るとやはり血が
傷を確認しようとするも動きまくり、抵抗しまくりで暴れまくる。
なんとか傷の場所を確認。


怪我の部位 ： アゴ下の首（ 傷口は血で見えないが出血量から考えると噛まれたと予想される ）
　　　　　　　　　　※ 喧嘩の相手は♂茶トラ君だろうか。


消毒をしようにもライフが暴れるのでしばらく様子を見ることに。
翌日、血が止まっていたので安心する ホッ



首の怪我から３日ほどして、昨日またライフが体中引っ掻き傷をつくって帰って来た
なんでお前はこんなにも怪我してくんねん！？　　ハァ～

ライフは遊び相手（ 友達 ）がほしくて別の猫さんに近付いていくのだが、相手はそうは思っておらず縄張り意識が有る為に喧嘩になるのだ。
暴れん坊だが縄張り意識などポワ～ンとしているライフは生傷が絶えない。


体中の引っ掻き傷を確認していると数日前の首の怪我を発見。
ライフもちょうどよく眠りこけているのでこれ幸いに。


毛に血がこびりつきカピカピ。　固まった毛をハサミでカット。
毛に付いていた瘡蓋が取れ…　血がタラ～ 　（ ライフ気づかず爆睡中 )

だが、多少のことでは動じません。
冷静に血を拭い、傷を確認。

※ これより少しだけ傷の画像があるので駄目な方は見ないで下さい。












　　　　やはり噛まれてました。深く穴あいてますな
　　　　このままでは傷口にバイ菌が入ってしまう。

　　　　　　　　　 オロナインで傷口塞いでしまおう！
　　　パテの要領でペタペタとオロナインで穴埋め。


翌日、傷をみると…　ビックリの治癒力 安心すな～

複製作業 ( 胴体シリコン流し )

型枠はＬ字型に木枠を組み、双方のＬ字型をネジで接合しました。
（ シリコンが外しやすいようにとパパさんがドリルで接合 ）


粘土埋めが始まり、しばらくして…
ん…！？　これなんかヤバいんじゃ…　 どう考えても粘土が足りんがな！！

　　　　　　　　夜中で粘土を買いに行くのは無理だ。考えろ…考えるんだ…何かあるはずだ…。


そうだ！　粘土の中にアルミホイルの塊を入れ、その表面を粘土で包めばいいのだ！

咄嗟の思いつきながら上手くいき、粘土の量も余裕が出るほどに。
そんなこんなで胴体の粘土埋めが終わりました フゥ

　型枠 ＋ 粘土 ＋ 原型 ＝ かなりの重量ですじゃ

これからシリコンを流そうと思うと、また日付が変わってしまうっすな 　
けれどＷＦまで後３ヶ月、やらねば！

複製作業 ( 木枠購入 )

ホームセンターにてシリコンを流す板枠を購入しました。

【 型枠 】 縦３０cm x 横１８cm x 高１８cm x 厚１．２mm
【 底板 】 縦４０cm x 横２５cm

型枠をＬ字型に組み立ててみると…　　 デ…デカいがな…。（ しばし呆然 ）

型枠を組み立てただけで、大きさに圧倒され逃げ出したい気持ちになる。
これまた粘土埋めも大変だ。　すでにへっぴり腰

しかし
これを終わらせなければ次の作業には進めない。
塗装の準備は（ 塗装ブースの制作 ）から始めなければならないからだ。　（ やる事が山積みっすな ）



【 餅鳥 】 桐箱のパッケージはほぼ決定しました。
もちろん和をイメージしています。
また、塗装した餅鳥と一緒にＷＦ間近でＵＰします