Vastra-daの裏側

オリジナルフィギュア原型師。原型師が裁縫もするよ。求めるモノが探して無ければ『作ればいいじゃないか!』を実践中。

グリム&ジルバの冒険(60)ジロー兄貴の漢気に惚れ直す、ふたりの顔合わせは如何に

2022-11-24 20:03:43 | グリム&ジルバの冒険

 ジルバ(仔猫) 我が家に連れ帰った日から避けては通れぬ道がありました。

 

     グリムとのご対面

 

   (((;´・ω・`))) ふたり( グリムとジルバ:♂同士 )は仲良しさんになれるやろか…ねぇちゃんは心配よ

 

 ジルバ(仔猫)が我が家に来た当日はお腹の虫やダニ・ノミ駆除が終わっていなかったし、お風呂にも入っていなかったので汚く臭いので部屋の一室を潰して「 緊急保護部屋 」にして隔離した。

だが

 

ジルバの啼き声が凄まじいったらありゃしない

 

    我が家の歴代の猫たちはライフもグリムも含めてほとんど啼かないのよ。ところがジルバはとにかくうるせぇ~くらい『 ご飯の要求 』で啼きまくる

 

でもそれは仕方のないことだったのかもしれない。

 

ジルバを保護したのはオイラのバイト先は 観光地でもある。啼いてアピールすることで観光客や「 人 」に僅かにパンなどご飯を貰っていたと予想する。

そうでなければあんな場所に仔猫の食料となる虫や小さな爬虫類なんかいるわけがないし幼い猫が母猫が居ないのに狩りが出来るはずもなく、この2か月もの間生き延びることは出来なかったはず。

啼くことは命を危険に晒すことでもあるが、また啼くことで命を繋いでいたのかもしれない。

そんなわけで一時保護部屋からは壮絶な仔猫の啼き声がするので、どうしたって  ボクのおうちに変なヤツがおる!! と先住猫のグリムが早々に気が付いてしまった

当然「 一時保護部屋 」の扉は閉めているのでお互いは対面していない。

 

それでも  なんかあやしいぞ… とグリムは保護部屋に近づき、扉に向かってひたすらシャァ~シャァ~威嚇・唸り声をあげまくる・怯え  !!

 

   すんなり受け入れるわけもないか…

 

翌日に  グリムとジルバを合わせてみるも…

 

   

 

    だれやおまえは

またもジルバ( 仔猫 )に向かって  重低音の唸り声をあげてシャァーっと怒って威嚇しまくり、近づこうとするジルバから逃げる。

同じ猫同士なのだが、得体の知れぬ者と認識して怯えて逃げる始末

 

   

   ( ˙▿˙ ; ) 今思えば、どんな猫が家族の一員としてやって来ても『 すべてを一瞬で受け入れ、絶対的な家の猫主として君臨し心広き寛大な漢(おとこ) 』であった ジロー兄貴は本当にすごい奴だった

 

だが、ここでお互いを慣れさせねば 我が家では一緒に暮らせぬので数日後「 一時保護部屋 」からジルバ(仔猫)を解放

ジルバもグリム( 大人の大きな猫 )が怖い

グリムもジルバ( 得体の知れぬ小さき生物 )が怖い

 

   

 

   

 

   

    右下のグリムの真顔   ええ味出してるわ(笑)

 

数日間はお互いが『 間合い 』をはかり、必要以上には近づこうとはしなかった。

 

   

 

   

 

    グリムは噛み癖があるので仔猫が噛まれたら大怪我や命の危険も脅かしかねないのでオイラもママさんも常に気を配った 

 

このままでは仲良くなれないのかと心配してオイラも猫の多頭飼いの友人に相談することも

 

そのまた数日後、何が起こったのか

 

   

 

   °˖✧◝(*゚▽゚*)◜✧˖° なんか知らんけど仲良しさんになってるぅ~

 

人間の知らぬ間に急接近  一体何があったのかは知らないが、まだまだお互い手探り状態ではあるが徐々に近づき始めた。

更に数日後には一緒に追いかけっこをするようにも

 

    ねぇしゃんと おかしゃんは嬉しいぞい

 

だが、グリムは遊びに夢中になりボルテージが上がってしまうと興奮して仔猫を強めに噛んだりもしてしまうのでオイラとママさんは気が気ではないのでハラハラ

 

そんな時はオイラたちも間に割って入って制止をするし、グリム自身も少しずつ「 お兄さん 」になって仔猫と遊ぶ時は噛む力も弱め・爪も出さず手加減を覚えるようになってきた

 

    グリムの成長もまた嬉し  だが未だにオイラとママさんには容赦なく爪を立て出血寸前ほど思いっきり噛むがの

 

   

 

   

 

保護当時は頭に対し 耳の方が大きかったが、日に日にジルバも よく食べて成長し 🐈 ネコらしさが出てきた

 

まだまだ距離のある二匹( )だが、時間をかけてこれから徐々に近づいてゆくだろう

 

    とりあえずは一安心したわい

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グリム&ジルバの冒険(59)10月29日の捕獲仔猫、坊ちゃんの名前が決まった

2022-11-13 20:37:43 | グリム&ジルバの冒険

久しく  ブログ更新が滞っておりました。  オイラのバイトが忙しかったゆえに…すまんこってす

 

10月29日にオイラのバイト先( 宝飾店)で出逢い、その幼き小さな命を繋ぐことを決断した翌日。

 

保護当日にママさんに 動物病院へ連れて行ってもらった。

目鼻は猫風邪でグチャグチャで身体中怪我だらけ(治って瘡蓋となっている傷や出血箇所がいくつか・肉球は欠けたり剥がれたり)骨と皮しかない状態ではあったものの生命力には溢れていた仔猫。

捕獲当日は 動物病院にて「 ノミダニ駆除 」のフロントラインをしたので、お風呂に入れたいところではあったが動物病院の先生の指導で翌日に変更。

 

翌日に お風呂に入れることが出来た

 

   ( ° ω ° ; ) お前…汚すぎるやろ  身体から変な臭いするし全体がすごい汚れ

 

   

 

   

 

   

 

お風呂も大暴れするかと思いきや…  メチャクチャおりこうさん  グリム()の時と大違い

 

    グリムの保護時は生後2カ月弱と本当に小さかったのにお風呂も大変で数人がかりの大暴れ でとにかく大変だった

 

だが、とんでもないほど身体全体が汚れている仔猫は1度や2度のお風呂では到底落とせぬくらいの黒さ

 

お風呂に入れたものの驚くほど濁ったお湯が何度も何度も替えても、まだまだ滲み出てくるし毛に沁みついた血や汚れが落ちない。

これは数日おきに何度かお風呂に入れるしかない。

それでも、この汚れは生まれて幼いながらも今まで生きてきた過酷さを物語っていると思うと切なくもなった。

 

   

 

適応能力や対応能力に長けているのかすぐに  我が家に馴染み、坊ちゃんの大好きな場所は  あったかいばしょダイスキ

坊ちゃんの大好きな場所は居間のファンヒーターが点いているド真ん中の「 ぬくぬく特等席 」である。

 

   

   

 

   

 

   

 

   (╯•ω•╰) 太モモにお肉ついてなくて、お腹のアバラ骨も浮き出てんのよ

 

骨盤の骨や背骨が 手で触るとゴリゴリして、歩く後ろ姿は太腿とお尻にお肉がついてないから『 Ω 』オメガマークみたいな感じ。

 

それでもこれからいっぱい食べるから大丈夫だ

 

   

 

   

 

それと

 

坊ちゃん( 仔猫)の名前ですが、オイラが名付けることになりましたがグリムの時と同様にすぐに決まらずママさんには

 

   ママさん :  なんでもいいからさっさとアンタ早く決めぇ~な  こっちは毎日呼びにくくてしゃ~ないわ

 

名前は大事な事なのだが、半分オイラも名を決めるのが面倒になってきていたので先延ばしにしていたらママさんのお怒りが

 

それでもオイラは坊ちゃんにピッタリの名をと数日悩みやっとこさ決めました

 

   

 

    ぼく『 ジルバ 』 なまえ もらった 

 

     今回(前回のグリムの時)も「 とくに意味 」はなく「 言葉の響き 」だけでオイラが決めました

 

社交ダンスの種目でもある「 ジルバを踊れ 」もありますが、とくに関係もございません

 

これから先住猫の『 グリム( 2歳 ) 』と新入り『 ジルバ( 生後2カ月 ) 』がどうなってゆくのか~心配でもあり楽しみでもある

ママさんは

 

   ママさん :  また仔猫の世話をするとは思ってもみなかった  でもアンタはバイトで日中は家におらんし、本当に毎日大変なんやで

 

グリムが 我が家で共にする最後の猫だと思っていたので、オイラが仕事で家を留守にしている間は全てママさんに任せているので突然現れた仔猫の可愛さにノックダウン されつつも仔猫と先住猫のグリムに翻弄されて毎日力尽きてうたた寝してる  仔猫育て大変やわ~

 

 

そんなこんなでしたが、無事に名前も決まり

 

    グリムとジルバ( ♂兄弟 )を今後ともよろしくお願いいたします

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独眼竜 ライフ (325) ねぇちゃん腹を括る、命を繋ぐぞ!

2022-11-04 20:41:50 | 独眼竜 ライフ

    ぼくライフです ねぇちゃんはついにケツダンしました。 前回の「 つづき 」になります

 

オイラは意を決しました。

全ての猫たちは救えぬ、だが今回だけは今回だけは「 なにかの縁 」だと思い差し伸べようぞ。

( ライフがグリムを寄こし、ライフが亡くなったすぐ後にチャイという名の茶トラの「 すでに道路で亡くなっていた仔猫 」を拾ってきた出来事を想い出したのだ

 

 

少しの時間、店を離れるのでオイラの雇い主であるオーナーと次期3代目に話をしに行きました。

 

   オーナー :  本当に( 猫を引き受けても)いいの? なら、これからしっかり働いて猫を養う分を 稼ぎなさい!

 

3代目も自宅で  ワンコを飼われていて動物好きなので、仔猫の行く末が気が気でなくハラハラしていたので安心してくれた

 

そんなわけで急遽ママさんに 連絡を入れて事情を話し、職場まで仔猫を引き取りに来てもらうことにした。

 

    職場に迷い込んだ猫風邪ひいてガリガリに痩せた仔猫引き取りたいんやけどええか?

 

   ママさん :  仔猫ぉぉぉ  私も高齢で先が分からんから最期まで面倒みるのはアンタや、アンタが決めぇ~な

 

    このままじゃ確実に殺されるか餓死か 事故でアイツ(仔猫)は死ぬから…悪いけどオイラの職場まで引き取りに来て  動物病院へ連れて行ってほしいねん

 

   ママさん :  アンタが決めたんやったら私も仔猫の面倒見るし、とりあえず病院に診てもらいに行くわ

 

そんなわけでママさんにキャリーバッグを持って来てもらい仔猫を捕獲。

まだ 動物病院の午後の診察時間まで時間があったので、一度 我が家に連れ帰ってお腹を空かせているので  ご飯を食べさせてから病院へ連れて行ってもらうことにした。

 

    ママさん、面倒かけるが頼むわ 

 

  

   ( ¯•ω•¯ ) グリムの毛並みそっくりなヤツが増えた…。

 

   

 

■ 仔猫の身体( 名前はまだニャいの ) ■

◎ 性別 : ♂オス
◎ 生後 : 約2か月
◎ 体重 : 700g
◎ ノミ・ダニ: あり( 病院にてフロントラインで対処 )
◎ 両目・鼻 : 結膜炎( 目ヤニあり・鼻づまりあり・一日2回の錠剤処方 )
◎ 検便 : 空腹で便が溜まっておらず採取できず。 ( 念のために「 虫下し 」の錠剤を病院にて服用→後日お虫発見で現在良好  )
◎ 重い病気は病院での診察時では無し





    ( *՞ਊ՞*)ノ 坊ちゃん(オス)でした 

 

自販機裏で 一目見た時から  グリムそっくりな毛色してんな  とは思っていたのだが、驚くほど似ている(笑)

オイラもママさんも

 

     茶トラとか白黒とかでもよかったんやけどな  今は良いけど大きくなって瞬時に動かれたら区別( グリムと仔猫 )がつきにくいわ…。

 

毛色は白・グレー・鯖トラのような感じで、微妙に毛柄に違いがあるものの似てる。

仔猫の現在の性格は 人恋し 寂しがり という感じ。徐々に大人になってくればまた変わってきたり、新たな性格や一面が出てくるだろう。

 

   

 

   

 

生後2カ月の仔猫に今まで何があったのか。

よく見てみると、身体中にいくつもの怪我や血が固まったもの・瘡蓋がある。汚れも昨日今日ついたとは到底思えないほどであった。

手足裏の肉球もあちこち欠けたり剥がれ血が出ていた。

 

仔猫よ、もう大丈夫だからな

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