Vastra-daの裏側

オリジナルフィギュア原型師。原型師が裁縫もするよ。求めるモノが探して無ければ『作ればいいじゃないか!』を実践中。

夜の虫の音、夏から秋へ、リネン生地の旅を終えよう

2021-09-23 19:52:51 | 裁縫
昼間の空がすっかり 秋の空になった。


   


よく 夜に作業をしているのだが、オイラの作業時はほとんどテレビもつけず・音楽も流さず…無音でひたすら手だけを動かす


BGMは外の 虫や鳥の鳴き声だけ(笑)


    田舎だし、オイラの家は住宅街なんで本当に静かなもんさ その分、虫とか悲鳴にも似た野鳥とかの鳴き声がハンパねぇ~よ


夜の風が心地良いので網戸にして窓を開けているのだが、この頃は夜に鳴く虫の音が「 夏の虫 」から「 秋の虫 」に変わっていることに気が付いた。


    もう秋がきたんやな~


季節の移ろいはとても早い。あんなに猛暑で汗だくヘロヘロになって勘弁してほしいと思った夏でさえ、 入道雲が消え一気に涼しくなると少し物寂しくもあり

それでも来年にまた猛暑となると 夏は暑すぎてアカンわ ってなるんだろうな



さて

リネン生地探しの旅に出て、何度も色々な種類や織りのリネン生地を取り寄せていました。


    リネン生地は洋服にすると良い厚みや質感の品が多く、オイラが目指す刺繍してバッグ向きと考える品が少ない


というのが難点でした。良いなと思う品があっても 高額で、とてもじゃないけど これは素人が手ぇ~出したらあかんやつやん


旅に出て、どれほど取り寄せたか分からぬくらいだが色々と実際に手にしてみて実験・検証してみた結果


   

   ( • ̀ω•́ )ゞ これに決めるほかあるまい  もう限界っすわ…


今まで使用していたリネン帆布生地がメーカー生産終了した為に入手不可となり、これに代わるリネン100%生地(赤耳)に仕様を変更します。

布地単価としては…今まで使っていたリネン帆布生地よりも高い が品質を落とすわけにはゆかん。

リネン帆布生地とはさすがに同じとはいかず、帆布よりは少し柔らかく厚みが薄く感じるが一般的なリネン生地より随分と厚みがあるのでバッグには適している。

その分、作るバッグに制限されず表現が広がるのではないかと ニヤリ



色々と取り寄せた中にリネン100%キャンバス生地(タンブラーワッシャー)の 🦚 ピーコックブルー色で刺繍を施してみた。

太めの麻糸で織られ少し厚めのしっかりした生地ですがタンブラーワッシャー加工により、くったりやわらかな風合いに仕上がりでとにかく 発色がキレイな生地

生地の水通しをしたのですが色落ちもほとんどなく驚いたくらい。


   

一色刺繍で新たに描き起こしたオリジナル図案で刺繍していたが…


   (´·ω·̥`) 刺繍糸がなくなってしもてん  ( 現在、制作中断 )


とても面倒な図案にしたために刺繍にものすごく時間がかかりボチボチ進めることにした


    刺してる時に『 こんな複雑な図案にしたの誰や 自分か… 』と何度思っただろう


一色刺繍だから大きな図案で花いっぱいにした方が存在感もあって豪華に見えるだろうと考えてたらこんなことに…。

それでも「 きっと素敵になるに違いない 」と刺繍の出来上がりを想像し一針一針進める

言うて刺繍糸足りなくなって中断してるけどな
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする