Vastra-daの裏側

オリジナルフィギュア原型師。原型師が裁縫もするよ。求めるモノが探して無ければ『作ればいいじゃないか!』を実践中。

海の広さ、空の広さ、碧さの境界線

2017-09-24 01:18:18 | 日常
しばらくブログの更新もままならずドタバタを繰り広げています。

10月も私事で慌ただしくなりそうです


色々なことが起こり少し凹んでいたところ友人が気晴らしにと地元の展望台へ連れ出してくれまして

   

    海と空の境界線

    同じ『 アオ 』という言葉だけれど、ちゃんと水平線が見える

   

   

久しぶりに展望台へ来て、大パノラマの良い眺めだった

   友人 : 少しは気が紛れたか?

    連れて来てくれてありがとよ


友人の優しさが身に染みる




そろそろ バッグの 秋冬支度もしたいと考え新たにボアを購入。

     手触り最高

毛足の短い光沢のある ふわっ ふわっ の薄茶のトロボア

光が当たる加減でシルバーっぽい色にも見えますが、薄茶&ベージュ色といった感じで手触りはとても良いです。

こちらはショルダーバッグになる予定

やはりファーやボアはミシンで縫うと布地が逃げてしまうなど縫うのにコツがいるのですが、頑張って秋冬用に間に合うように作りますよ

近々出品できればと思います
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人生、山もあれば谷もある、山も谷も楽じゃない。働くというのは大変だ

2017-09-16 00:07:28 | 日常
ここ数日、一度に色々な事が動き始めたのでバタバタしておった。

    前の会社のこれから起こるであろう面倒事の書類やら、色々な手続きやらで走りまわってた


新しい職も決まり、前職を辞めてから 惰眠を貪り好きなだけ寝呆けておった ので『 体内時計 』も戻さねばならぬのはかなりキツイ…。


坊主にも ようやく私が毎日昼間に居ることに慣れ、私が家に居るという事で昼間はパトロールをしなくなり出かけなくなったというのに

私が仕事を始めれば、また昼間に出かけることが多くなるだろう。    坊主の心配は尽きぬよ

ずっと一緒に居てやりたいが稼いでこなければ坊主たちのご飯も食べさせてやれないので


   

おかげさまで、もうスッカリ傷も治り毛まで生えてきた!!


   

ムキャキャ 坊主がはしゃいで襖の戸を破った。


    なに破ってんねん お前はアホか !!!

ドヤ顔をキメているので ゴチン!!! と喰らいました。




それと、就職が決まったブログを見た東京の友人から 再就職祝いのサプライズな贈り物が届いた。

    いつも驚かせてくれる人なのだ しかも欲しかったモノ  ( コレが欲しいと一度も言った事なかったんだけどね )

    やっぱり、あの人はエスパーだ



そんなこんなで新しい所に働き始めたが…


    仕事量がハンパない!!!!!!

初日で おいらキャパオーバーっす(脳ミソから溢れてる)


『 会社の規律 』も細かく厳しくかなり面倒臭いし、雑用も残業もハンパない。  ブラックですか!?

驚いて他の従業員に聞いたのですが、その方も入社してビックリしたとのこと

規律には細かいのに、そのわりに仕事の進め方はアナログっぽいので正確さや時間の効率なんかは無駄が多いような気がする。

初日にすでに直属の上司(主任)に弱音を吐くが『 大丈夫!慣れるまでが我慢。仕事も慣れればなんとかなるし助けるから。一人じゃないからなんでも話して頼れ!!』と言われたが…


    しゅ、主任…私、本当に『 慣れることができるの? 』『 慣れるまで我慢できるの? 』今すでに仕事を覚えきれるかいっぱいいっぱいで心折れそうなんですけど

早くも初日に上司に向かって弱音を吐くババァ

果たして自分の脳ミソがどこまでフル回転で仕事を覚え頑張ってくれるのか、心が折れないかが不安である。


そういや前の会社も入社して二日目で辞めたくなった。けど、結局十数年働いたのよね

なんとかなるように頑張るが、残業が多いなら 坊主の為にこの会社を選んだ意味がない。

残業の分、給料はかなり増えるだろうが考えものだ。

お金を稼ぐというのは本当に大変だ。
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9月1日前後に子供のココロが揺らぐ、策はあるのか

2017-09-08 21:15:48 | 日常
アトリエ&工房の守り猫だった セイレムが旅立ってから、セイレムをお世話していた兄貴の事もしばらく気になっていた時期があった。

セイレムの体調が悪くなってから工房で仕事をしつつ睡眠もそこそこで見守りを続け、最期までの数日は交代で睡眠をとりながらセイレムを見守ってきた。

私が居た時にセイレムの異変を感じ兄貴に知らせ最期を迎えられたものの、涙も全く見せず愛猫が居なくなった心の穴はどれほどだったのかと…。

しばらく経って甥(小学生)に兄貴の様子を聞いた。


    あれから兄貴は変なこと言いだしてないか?

   甥 : うん、まだ変なこと言いだしてないから大丈夫やと思う。 何かあったら知らせるし

    そうか『 まだ 』ね…


甥はどうやらママさんにも私と同じことを聞かれたそうだ。

兄は職人であると同時に良く言えば芸術家肌特有の独特の『 なにか 』がある人物なのだ。

なので甥も幼き頃から兄(自分の父親)のことを『 普通の父親 』だとは思っていない。

甥も成長し手足が急激に伸び サマーウォーズのカズマのような少年になった




    なぁ~お前にとってアイツ(兄)って父親なん?
 
   甥 : 友達の家にいる普通のお父さんとは違うし~ 友達とも違うし~ よくわからん人って感じ

    あぁ…あの人(兄)日光とかに照らされたり、大勢の人前に出ると『 溶ける人種 』やからね

   甥 : マジで!?

ここでママさん参戦。

   ママさん : あら、知らなかったの? あなたのお父さんは溶けるんやで 世の中には吸血鬼みたいなそういう人種もいるのよ

   甥 : ニヤニヤ   ふふふ  (嘘だと気が付いている)
   
    アンタも半分その血が入ってんねんで これマジよ

   甥 : 普通じゃないのは○○ちゃん(私)もやん

    ほぇ

   【 とある日の食卓で出口の見えないツッコミのない三人の小芝居が終了 】



それでも父と息子は色々なことを話し普通とは違う不思議な良い関係を築いているのだ。






夏休みが終わる直前や直後には学生たちの自殺が多いと聞く。

様々な理由があるだろうが『 そうするしかなかった 』のだとも思う。

私もこれから難しくなるだろう年頃の甥を見ているが、普段からそういった話や大人の話もして現実を聞かせている。

もちろん9月1日前後には自殺が多いのだという事も今回夏休みがあける前に話をしている。

『 自殺はダメ!そうするまえに誰かに相談して!』とは聞くが、もうね~心が切羽詰っていっぱいいっぱいだと『 誰かに言う 』ということすら思い及ばないのよ。

『 視野をもっと広げて!』とは聞くが、学生にとっては『 学校 』というマッチ箱のような小さな世界が今の置かれた自分の全てなのよ。

『 両親や友達に悩みを打ち明けて!』とも聞くが、色々な環境や状況が邪魔をしてこれが言えたら少しは楽になるがなかなか言えないのが現実なのよ。

『 こんなに悩んでいるなんて気が付かなかった 』とも聞くが、SOSを出していても本当に気が付かないこともあるがそれを必死で隠している子も居るから気が付かないのも当然あるのよ。


ここで思うのは 普段から自分の子供たちと話をすること だと思う。

親や保護者が仕事で忙しく家を空ける時間が長く子供と顔を合わせる時も少ないだろうが、まずは身近な者たちが頑張らねばならぬ。

ほんの些細な事でもいいので話をして『 子供たちが安心して話せる雰囲気 』をつくることも大事だと思う。

    この『 安心して話す 』というのが難しいのだけれどもね

子供たちは自分が話す内容で同意が欲しいわけではないのだが否定されたり・拒絶されたりすると怖ろしくなって、以後『 話さなくなる・話せなくなる 』ことも多々あるからね。



私は甥には普通子供には話さない大人の事情やら、人種や男女差別・同性愛、死に対してもエグイ事も平気で話す。

こういったことを普段からちょっとずつ話しているので甥自身に困ったこと・悩みがあれば時々一人でスッっと私の部屋に来て話し始めるのだ。

ですが、もしなにかを決断しなければならない時は話を聞いて助言や相談にのっても親や保護者の方は『 こうしなさい・ああしなさい 』とこちらが決めてはいけません。

必ず 最後は自分で決めることが大事です。その答えを自分で出せないのなら出るまで待つのです。 長いですがね

    お前の人生じゃ 私は自分の人生も保障できんのに、お前の人生に保障なんぞできん お前自身が決めろ

と自分の人生に対する責任は自分でとれ、誰のせいにもするなと。


一見すれば突き放したような言い方だけれども彼に対しては私はこれで良いと思っている。


この妙チクリンな (叔母)(甥)の関係性は不思議な微妙な立ち位置となっている。


独りで抱え込んでいる子どもたちが少なくなれば良いと思う夏休み明けであった。
   
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おしりぷっくりギャザーバッグ『 ボタニカル・猫&薔薇柄 』

2017-09-07 22:37:51 | 裁縫
最近すっかり 夏が終わったかのように涼しくなった。

天気も 曇り続きで途中で雨降ったりでジメジメ。   洗濯物の乾きが悪くていけねぇ~や



針ごとは伯母さんに頼まれていたバッグを作ってた。

   

以前にママさんが別の布地で作った『 おしりぷっくりギャザーバッグ 』を贈ったところ気に入って使ってくれていて新たな布地で頼まれたのさ

    久しぶりにギャザーバッグ作ったけれど楽しいね


これにより ボタニカル柄の布地は在庫切れとなりました。 猫&薔薇柄はわずかに布地が残っているので小さい作品なら作れそうかも。


秋冬用にボアかフェイクファーを使ったバッグも考えている

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就職面接でオタク暴露

2017-09-06 18:10:36 | 日常
私事ながら訳あって前の職場を数ヶ月前に退職した。

ですが、まだ前職の問題が解決せず尾を引きずっております。

    法を犯したとか殴って辞めたとかじゃないんで大丈夫なんだけども…面倒くさい事になっているのは確かっす



退職を機に今まで時間がとれず行けなかった病院巡りをしてみたら、身体に問題が起きていたことも分かりしばらく休養をしていたのだが

少し目途が立ったのでそろそろ職を探さなければと思い職探しを始めた。

今までずっと働いてきたので実際のところ 失業保険もほぼ一年近く長期間貰えて、月額の金額も普通で働くよりも多く貰えたのだが

いかんせん正社員で『 再就職 』するには私の年齢が邪魔をしているので早めに探さなくてはならなかったのよ。

もっと若ければ職も選べるのだろうが…ほとんどの募集要項でギリギリなんす


    ババァなんで求人募集の『 年齢制限 』のところが崖っぷち 後がないのよ


職種・給料・休日・勤務時間帯を選ばなければ求人は結構あるのだけれど、坊主( )の事もあるのでなるだけ一緒に居られるように条件の良い所を探していたの。


そして ハローワークのネットで気になる会社見つけて応募。

最初に書類審査で十数年ぶりに履歴書を書いた

資格や免許も幾つか持っているが 統一性も無く、決まった職種にしか役に立たない役立たずの資格と免許なのさ


ありがたいことに募集要項の年齢制限崖っぷちにもかかわらず書類審査が通り面接。


    若い娘たちもたくさん求人に応募したみたいだからババァ(私)は『 噛ませ犬 』だろうと



面接当日。

十数年ぶりの最初の面接でやはり緊張

代替わりした社長と50代くらいのベテラン風のオジ様と面接開始。

今までの職の経験を活かした自己アピール・自己分析をお話し下さいと言われて


      ぽか~ん…。( いきなりのことで頭の中は真っ白さ )


とりあえず何か話さなければと最初は緊張していたものの『 ババァに用はない・どうせ自分は噛ませ犬なのだ 』と思い、途中からいつもの自分で話し始めた。


そして 問題の事実に触れることとなる。

『 他に何か活動はしていますか? 』という面接官の問いに オホホホ 少し趣味で造形を嗜んでおりますの と答えてしまった!!

またも面接官の『 造形とは? 』との問いに

    あ、あの…フィ、フィギュアとか造ってイベントで出品してます

   面接官二人(社長・ベテランオッサン) あのアニメ好きとか、あのフィギュアですか? オタクですか!?


    …。 ( 一瞬固まる )

オタクを隠しているわけでもなく、原型師としてはむしろ誇りをもっているくらいなのだが…オタクとは無縁そうな方にここまで問われると、どう答えていいものかと悩む。



    そうです!!! 私はオタクです!!!!! ( ヤケクソである )


    なにこれ拷問…? 今すぐ帰りてぇ~  いたたまれない


面接に行って未だかつてあからさまに聞かれてオタクを暴露することがあっただろうか。


面接した社長のお知り合いの別会社の社長がフィギュア収集家趣味なのだという事で話がかみ合い、面接時間1時間近く喋っていたのに三分の一はアニメやフィギュアの話しで終わった

帰りがけには次の面接の娘さんがかっちりリクルートスーツに身を固め椅子に腰かけ待機している所を見かけて


    あぁ~私これ完全に不採用だわ…。オタク暴露してフィギュアの話で終わるってマジありえんわ…。





数日後、面接の結果連絡が来た。


社長から電話をもらい求人一名(事務員)で 再就職内定した !!! ( まさかの事実である )

電話連絡を貰った時に ありがとうございます。あ、あの…私(オタク&ババァ)で良いのでしょうか?

   社長 : はい。面接の時にお話させてもらった社長さん(フィギュア取集家)は実は博物館のような立派な建物の所で集めたフィギュアを展示されているので、また良かったらそちらの社長にも貴方をご紹介させていただきますよ。


事務の仕事にまったく関係ねぇが アニメ・フィギュア好きのおかげで内定決まったのか??? 不安と疑問が残る


とりあえず色々な意味で『 不安感 』がかなりあるが、猫たちも養っていかなければならないので頑張ってみようと思う
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