Vastra-daの裏側

オリジナルフィギュア原型師。原型師が裁縫もするよ。求めるモノが探して無ければ『作ればいいじゃないか!』を実践中。

瞳に宿らせるということ ( 塗装作業 )

2015-06-15 00:35:38 | フィギュア
塗装に対して自分の中でのこだわりがあり過ぎて、本当に少しずつしか進んでおらぬ


というかチャッチャッと進めたいのに、自分が納得いくまでするので時間がかかる。

自分にとっては数あるうちの一つでも、買ってくれた方にとってはたったひとつ なのだから。


イベント会場で選んで連れて帰ってくれて、家に帰って 箱を開けた時に『 連れて帰ってよかった 』ともう一度想ってもらえるように







今宵は【 狐の嫁入り 】の顔のパーツに取り掛かっておりました。 まだまだ他は待機中っす

どうにかこうにか色を決め塗りを重ね、ここまできた。


      キツネの 眼ってどんなんや!?


猫ならば分るのですが… さてどうしたものか。

ですが本来、私の作るモノは『 在るようでないモノ、ないようで在るモノ 』なので想像を盛大に膨らまし狐っぽくなるように~



      まだ眼の塗装前の段階です  

     画像では光が反射してわからんが細かい影や色のグラデーションがあるのじゃ!! 実物を見てもらいたいっす!!



   これを私流に塗装すると…こうなる



      

たくさんの色を使いながらも透明感があるように、よりリアルに近付けるように色が複雑に入り混じってます。


    この瞳を仕上げるのにかかる時間はハンパないっすよ~



   これもまだ完成ではございません!!!



これからまだ色を重ね、墨入れや仕上げの質感も変えてやっていくのでかなり手間かかってます。



    イベントでの持込み数量は7体ほどになる予定です。

   
コメント
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