僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

Yor song Elton John

2009-10-05 20:52:33 | Weblog


It's a little bit funny this feeling inside
I'm not one of those who can easily hide
ちょっとおかしいんだ。 この胸の奥の感じ。
ボクは感情がすぐに顔に出るタチでね。


I don't have much money but boy if I did
I'd buy a big house where we both could live
ボクは金なんてあまりないけど もしあったら
大きな家を買うよ。 二人が住めるような家をね。






If I was a sculptor, but then again, no
Or a man who makes potions in a travelling show
もしボクが彫刻家なら なんて思うけど無理だよね。
それとも旅回りの薬売りだったら―。


I know it's not much but it's the best I can do
My gift is my song and this one's for you
大した物じゃないのはわかっているけど これで精一杯なんだ。
ボクの贈り物はボクが作ったこの歌。 君にあげよう。






And you can tell everybody this is your song
It may be quite simple but now that it's done
みんなに言っていいんだよ。 「これは俺の歌だ」って。
えらく簡単な歌かもしれないけど できたてさ。






I hope you don't mind
I hope you don't mind that I put down in words
気にしないでくれよ。
気にしないでくれよ。 こんなこと書きとめたけど。






    How wonderful life is while you're in the world
    なんて人生は素晴らしいんだ 君がこの世にいるのなら。








(instrumental break)








I sat on the roof and kicked off the moss
Well, a few of the verses, well, they've got me quite cross
ボクは屋根に座って 苔をけちらした。
詞の2,3行は 気に入らないけれど


But the sun's been quite kind while I wrote this song
It's for people like you that keep it turned on
日和は穏やかだった この歌を書いてる間―。
この歌は君みたいに ずっと気に入ってくれる人のために作ったんだ。 






So excuse me forgetting but these things I do
You see I've forgotten if they're green or they're blue
で 忘れてごめん。 ボクが忘れてしまったそいつが,ね。
ほら 思い出せないんだ。 それがグリーンなのかブルーなのか。


Anyway the thing is what I really mean
Yours are the sweetest eyes I've ever seen
ともかく 大事なのはボクの本気の言葉。
君の目のような優しい目を 今まで見たことがない。






And you can tell everybody this is your song
It may be quite simple but now that it's done
みんなに言っていいんだよ。  「これは俺の歌だ」って。
えらく簡単な歌かもしれないけど できたてさ。






I hope you don't mind
I hope you don't mind that I put down in words
気にしないでくれよ。
気にしないでくれよ。 こんなこと書きとめたけど。






    How wonderful life is while you're in the world
    なんて人生は素晴らしいんだ 君がこの世にいるのなら。






I hope you don't mind
I hope you don't mind that I put down in words
気にしないでくれよ。
気にしないでくれよ。 こんなこと書きとめたけど。






    How wonderful life is while you're in the world
    なんて人生は素晴らしいんだ 君がこの世にいるのなら。








父・藤沢周平との暮し 遠藤展子

2009-10-05 20:00:02 | Weblog

愛娘に対する父の慈しみが深く、深~く感じられて、清清しく爽やかな感動を受けられた良書でした。

父、小菅留治(藤沢周平)は、普通であること、平凡な生活を守ることにこだわっていました。


娘の展子さんには、「見栄を張るな。自分を大きく見せようとするな。自慢するな。絶えず謙虚であれ。ひかえ目であれ。」と終始言い聞かせていたそうです。
そして彼はこうも言います。
「偉そうにするな!威張るな!その人に魅力があるならば、あれこれ自慢しなくても人はついてくる。」
『散歩の途中で』の章では、東久留米の家に住んでいた頃、黒目川の河川敷にふたりで散歩に出かけていた話が出てきます。
シロツメクサを摘んで、腕輪や冠を作ったり、四葉のクローバーを探したり、ツクシを山ほど摘んで帰ったりしてゆるやかな時間を楽しんでいました。
そして故郷の山形県鶴岡市の自然に想いを馳せ、ふきのとう探しに没頭するのです。
「おい!展子、あったぞ!」
道ばたにポツンとひとつだけの貴重なふきのとうを見つけ、うれしそうに、大事に家に持ち帰って庭に植えたそうです。
「たそがれ清兵衛」や「蝉しぐれ」などの映画を観ても、藤沢周平の基本原点は、「人間としての思いやりの大切さ」「つつましい暮らしの幸せさ」「家族を労わり思う心の大事さ」などでふんわり包まれているような気がします。
派手さはないけれど、人の心にじんわりと染み入ってくる優しい世界が私は大好きです。