僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

シメジごはん

2009-10-02 23:43:47 | Weblog
晩御飯は「シメジご飯」でした。

シメジといっても、ホンシメジではなく、ハタケシメジなのですが・・・


マツタケ目、キシメジ科、シメジ属の食用キノコです。
木材腐朽菌(死物寄生菌)で地中の腐木から発生します。ナラ類の根に菌根を作って共生する菌根菌のホンシメジに最も近い仲間です。
水にさらしておきます。


歯切れがよく、ホンシメジの風味によく似通っています。

嘉納治五郎

2009-10-02 23:10:09 | Weblog
現在、2016年のオリンピックを是非日本へと大いに盛り上がっています。
しかし、嘗て絶対不利といわれながら、東京にオリンピックを招致した偉大な人物が存在するのです。

嘉納治五郎は柔道の父、日本の体育の父とも呼ばれました。
1874年官立東京開成学校(のちの東大)に進学し1881年東大文学部哲学政治学理財学科を卒業しました。
柔道は、1877年天神真楊流柔術の福田八之助に教わり、1881年起例流の飯久保恒年にも学びます。
そして様々な流派の秘伝の書を網羅しようとしました。

教育者としては1882年、学習院大学の教頭、1893年より東京高等師範学校(現筑波大学)の校長を務めました。旧制第五高等中学校(熊本大学)でも校長を務め、教え子に小泉八雲がいます。

1882年、永昌寺の12畳と7畳の書院に道場を設け、講道館を設立しました。
見出した人物に、姿三四郎のモデルとなった西郷四郎がいます。

嘉納治五郎は道場において柔道の他に勉強も教えました。そして道徳をもっとも力を入れ教えたと言います。
知力、体力が優れていても、徳育が劣っていたら、何もならないという信念がありました。

彼の名言として次の言葉があります。
「人に勝つより、自分に勝て。」
「人生には何よりも なに、くそ!という精神が必要だ。」

そして勝負事は、自分だけのことを考えず、お互いに高めあうことが肝要だと常々語っていたそうです。

1936年のIOC総会で、1940年の東京オリンピック招致に成功しました。


子宝草

2009-10-02 22:04:08 | Weblog
知人に「子宝草」という植物をいただきました!


葉っぱの上に子供がたくさん生えていますよね。
ポロポロ土の上に落ちて、育っていくようです。根付いたら植え替えすればいいのですよ。まるで体細胞分裂のようで、クローンのようにいともたやすく誕生するのです。
どことなく、セイロンベンケイソウ(ミラクルリーフ)に似ています。


知人は孫さんの保育園から「子宝草」をいただいたのだそうです。
保育園でも、子宝とは何とも縁起の良い名前だと言うことで、育て増やしていったみたいです