朝顔と朝貌（あさがお）

Kさんが大事に育てている花、朝顔です。とてもしっかりした形と色合いです。



次は秋の七草のひとつ朝貌（桔梗）です。万葉の時代、桔梗のことを朝貌と呼んでいました。
蕾を見ていると、割りたい衝動に駆られます。

言に出でて　云はばゆゆしみ　朝貌の　穂に咲き出ぬ　恋もするかも
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（万葉集　第１０巻　２２７５）

Yさんの庭に咲く山萩

Yさんの庭の萩も咲き始めてきました。まだ少しですが、おとなしい赤紫色の蝶蝶がとても趣があります。




葉の形は楕円で、小葉が３つつきます。


万葉の歌人は萩が大好きでした！
高円（たかまど）の　野べの秋萩　いたづらに
　　　　　　　　　　　　咲きか散るらむ　見る人なしに


９月に見ごろを迎えることでしょう。