昨日は映画『ゴールデンスランバー』を観ました。この作品は私が大好きな斉藤和義さんが音楽を担当していて、物語よりも音楽目当てで観に行ったのですが、なかなか見応えある内容でした。ご存じ伊坂幸太郎さんの同名の小説の映画化。堺雅人さん演じる主人公が首相暗殺の濡れ衣を着せられ、逃亡の身となるというストーリーですが、この作品がなかったら未来にこんな出来事が起こる可能性もあるな、と思いました。「この作品がなかったら」と書いたのは、もし誰かが首相暗殺を企て、別人を犯人に仕立て上げようとしても、この小説/映画がある種の抑止力になって同じ出来事は起こらないのではないか、ということ。でも、首相暗殺とまではいかなくても、警察が犯人をでっちあげるなんてことが実際に起こっていたら本当に恐ろしいですけどね。
肝心の映画ですが、キャスティングは非常に良かったと思います。印象に残ったのは連続刺殺事件犯人役の濱田岳さんと主人公の父親役の伊東四朗さん、先輩役の渋川清彦さん。脚本は・・・原作の時点でそうだったのかもしれませんが、説得力に欠ける台詞・展開がまぁまぁあったかなぁと。特にマンホールの中に仕掛けた「ある物」については時間的にも物理的に絶対に不可能だと思うのですが・・・まぁ、いいか。全体的にもう少し緊迫感があっても良かったような気がしますが、あえてそうしなかったのかもしれません。批判じみてしまいましたが、総合的にはおもしろい作品で、結構オススメです。あっ、あと映画に興味がない人でもこの映画のタイトルにもなっているビートルズの「ゴールデンスランバー」という曲はぜひ聞いていただきたいと思います。
肝心の映画ですが、キャスティングは非常に良かったと思います。印象に残ったのは連続刺殺事件犯人役の濱田岳さんと主人公の父親役の伊東四朗さん、先輩役の渋川清彦さん。脚本は・・・原作の時点でそうだったのかもしれませんが、説得力に欠ける台詞・展開がまぁまぁあったかなぁと。特にマンホールの中に仕掛けた「ある物」については時間的にも物理的に絶対に不可能だと思うのですが・・・まぁ、いいか。全体的にもう少し緊迫感があっても良かったような気がしますが、あえてそうしなかったのかもしれません。批判じみてしまいましたが、総合的にはおもしろい作品で、結構オススメです。あっ、あと映画に興味がない人でもこの映画のタイトルにもなっているビートルズの「ゴールデンスランバー」という曲はぜひ聞いていただきたいと思います。