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2012年に観た映画(37)

2012-09-16 08:08:02 | 映画!
12/30の日記で、2012年の目標を「劇場で映画を観る時は1本あたり1,000円以下で観る!」と発表した私。9/9から9/15までの映画料金は以下のとおりです(左端の番号は今年1年用の通し番号、作品名の次は◎、○、△、×の4段階評価)。

238 9/9 デンジャラス・ラン ○ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
239 9/9 サンセット大通り ○ (「午前十時の映画祭」で1,000円)
240 9/9 バレエに生きる パリ・オペラ座の二人 ○ (Bunkamuraル・シネマ日曜日最終回で1,000円)
241 9/12 I'M FLASH! △ (レディースデーで1,000円)
242 9/14 ぼくたちのムッシュ・ラザール ○ (シネスイッチ銀座レディースデーで900円)
243 9/15 ウェイバック-脱出6500km- ◎ (前売券で1,500円)
244 9/15 レベッカ ○ (「午前十時の映画祭」で1,000円)
245 9/15 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 ○ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
246 9/15 コッホ先生と僕らの革命 ○ (TOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポート使用で0円)
合計 9作品(9回) 6,400円

今回は珍しくリピート一切なし。今回もTOHOシネマズ 1ヶ月フリーパスポートだけでなく、各種サービスデーや前売券もうまく使えたので1回あたりの料金は711円! おかげさまで今回も無事セーフでした。

今回◎だったのは『ウェイバック-脱出6500km-』のみ。第二次世界大戦中にシベリアの矯正労働収容所から脱出し、歩き続けてヒマラヤを越え、インドまで到達した人々の物語。この作品の一番の特徴はやはりリアルな映像。越えても越えても永遠に続くかのような雪山、果てしなく広がる灼熱の砂漠。スクリーンに映し出された容赦のない厳しさの自然を見ているだけで、自分までも足の痛みや喉の渇きを覚えるほど。キャスティングも役者の演技も素晴らしく、特にエド・ハリスとコリン・ファレルは今まで観た作品の中で一番ハマっていたような気がしました。あと、元牧師役として背の高いかっこいい俳優さんが出演しているのですが、彼がステラン・スカルスガルドの息子グスタフであることをパンフレットで知ってびっくり。アレクサンダー・スカルスガルドもそうですが、あまり似ていない親子だなぁと。

映画を観るとつい粗探ししてしまう私ですが、この作品は珍しくつっこみどころがほとんどありませんでした。ちなみに、つっこみどころの1つは英語が母語の登場人物は一人しかおらず、他はみな非英語圏出身なのに英語がうますぎること。まぁ、これはリアリズムよりも物語の進行をよりスムースにするための配慮だと思いますが。もう1つは一行が通り過ぎるある建造物の造形が地理的におかしいこと。その建造物自体は実在しますが、パンフレットに表示された彼らのルートから考えると、その地点ではそのような外観ではないはず、ということです(映画を観た人にはピンとくると思いますが、観ていない方にはわかりにくい表現ですみません)。厳しい自然の中での撮影は本当に過酷だったと思いますが、それに耐え、素晴らしい映画を作り上げたキャスト・スタッフに拍手を送りたいです。みなさんもぜひ劇場でどうぞ。

*各作品の簡単なレビューはこちらでどうぞ。
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