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ドイツ人と日本のいろいろなところに行ってみた (12)

2016-11-01 12:58:18 | 日記
早速ですが、「ドイツ人と日本のいろいろなところに行ってみた (11)」の続きを。

ロビンさんにとって初めてのファミリーレストランとなった千代田区某所の「デニーズ」。お店に入るとまったく混雑しておらず、ウェイトレスさんに案内されすぐに着席。早速メニューをチェック。メニューは日本語でしか書かれていなかったと思いますが、どの料理にも写真が掲載されていてどんなものかわかりやすいのが、私が外国人にファミレスを勧める理由の1つ。ロビンさんはハンバーグにするかステーキにするかでずいぶん迷っていましたが、結局サーロインステーキとDEVIL'S ブラウニーサンデーをチョイス。私が席にあるボタンを押すと、ロビンさんは「それでスタッフを呼べるの? さすが日本!」と感心することしきり。すぐにウェイターさんがやってきて、注文を取ってくれました。ちなみに私がオーダーしたのはスープごはんにアサイーヨーグルト、そしてこだわりアイスの抹茶味でした。

ほとなくしてロビンさんのステーキと私のスープごはんが運ばれてきました。私はぺろりとたいらげましたが、ロビンさんのステーキはかなりボリュームがあったようで、食べ終わった時点で「デザート、食べきれないかも」とちょっと不安げ。そんな中ロビンさんのDEVIL'S ブラウニーサンデー、私のアサイーヨーグルトと抹茶がテーブルに。ロビンさんは苦しそうな表情ながらもなんとか完食。「これは本当にDevil(悪魔)のデザートだね」と一言。もちろん私も大満足。というわけで、二人ともはちきれんばかりのお腹を抱えて帰宅したのでした。

翌日9月1日(木)の夜はロビンさんの日本滞在でのメインイベントの1つとも言える特別な予定が入っていました。それは「すきやばし 次郎 六本木ヒルズ店」での食事。ロビンさんの夢は「すきやばし 次郎」のお寿司を食べることで、残念ながら本店は予約が取れなかったのですが、何とか予約が取れた六本木ヒルズ店にお邪魔することになっていたのです。が、その前にロビンさんにはやらなければならないことがありました。それはドイツで購入していたジャパン・レール・パスの引換証を本物のパスに交換すること。「すきやばし 次郎 六本木ヒルズ店」での食事は19時30分からの予定でしたが、JRパスを交換するため、18時に有楽町駅前で待ち合わせていたのでした。

ところが、17時38分、日暮里駅にいるロビンさんから「人身事故で山手線も京浜東北線も止まっている」というメールが。私は「山手線でも京浜東北線でも先に動いた方に乗ってきて」と返信。17時53分、ロビンさんから「やっと山手線が動いた。14分後に有楽町に着くよ。」というメールが。思わぬ人身事故で予定時間よりは遅れたものの、無事に有楽町駅で会うことができたのでした。私とロビンさんはそのままみどりの窓口に向かい、「JRパスのバウチャーの交換をお願いします」と言うと、窓口の男性は怪訝そうな顔で「ここではできませんよ」と一言。私、「えっ、JRのどの駅でもできるんじゃないんですか?」、男性「いいえ、ここではできません」とだけ言われ、会話終了。私はショック状態でロビンさんに状況を説明し、みどりの窓口を出ました。

思わぬ展開に「次郎の時間にちゃんと間に合う?」と不安そうなロビンさん。でも、彼には何がなんでもその日のうちにJRパスに交換してもらいたかったので、私は「大丈夫。隣の東京駅まで行きましょ」となかば強制的に山手線に乗ってもらいました。どの駅でJRパスが交換できるのかその場では調べなかったのですが、「いくらなんでも東京駅なら絶対にできるはず!」と確信していたのです。東京駅に到着し、丸の内中央口を出て初めて、「この大きな東京駅のどこでJRパスが交換できるんだろう。反対外の八重洲口だったらそこに行くのさえ時間がかかるのに・・・」と呆然。でも、ただでさえ次郎に間に合うか心配げなロビンさんにそんなそぶりを見せられるはずもなく、まるで引き換え口がどこか知っているかのようにスタスタと丸の内北口方面へ歩き始めました。

普段の私ならまずスマホでググって場所を確認するのですが、時にはハッタリもかましてみるものですね!なんと丸の内中央口から歩いてすぐの丸の内北口で JR EAST Travel Service Center という大きな看板を見つけたのです! 心の中では飛び跳ねて喜んだのですが、ロビンさんの前ではあくまでも冷静を装い、「あそこだよ」と指差し、入り口に向かいました。意外にも JR EAST Travel Service Center 内は人影まばらで、2つある窓口の1つが空いている状態。私はロビンさんにパスポートとJRパスのバウチャーを出してもらい、窓口の女性に「JRパスの交換、お願いします」と話しかけました。彼女は入社数年以内と思われる若くてきれいな女性で、時々ロビンさんに英語で話しかけながら、手続きをしてくれました。JRパスを無事に発行してもらった後は、その週末に二人で行くことになっていた伊豆までの切符も手配してもらいました。こんな美しい女性が親切に対応してくれたら、きっとどんな外国人もうれしいだろうと思ったのですが、実はこの女性から買った切符で後日私はとんでもない目に遭ってしまいます。その話はまた今度(かなり先になるかも)書かせていただきます。

それでは今回の「日本国内で外国人旅行者と行動する際のTips」を。

1. ファミレスはいろいろなタイプの料理が楽しめる上、メニューがわかりやすく、アレルギー表示等もしっかりしているので、外国人にはオススメ。(英語メニューがあるお店もあります)

2. 首都圏の鉄道は人身事故や悪天候などで遅れがでることもあるので、時間には余裕をもって行動すること。

3. ジャパン・レール・パスは便利ですが、購入やバウチャー引き換えなどでいろいろ面倒なこともあるので、要注意。ちなみにバウチャーの引き換え場所はこちらで確認可能です。

それでは今日はこの辺で。続きはまた後日。

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