うさぎ! 書きまつがい! 映画! 音楽! お笑い!

平凡な日常だからこそ楽しんだもの勝ち!
http://twitter.com/usako_usagiclub/

カナリア漫才全国ツアー「ヒッシノパッチ」2009 in 東京(2)

2009-08-22 23:55:00 | お笑い!
昨日はよしもとプリンスシアターで『東京シュール5』(19時スタート分)、神保町花月で『第4回オールナイトエチュ1グランプリ』、今日は神保町花月で『夕立の忘れ物』を見てきました。シュール5は「純の部屋」ということで、しずるの村上さんがライス、POISON GIRL BAND、犬の心、カリカと順番にトークしていくのですが、途中から茶番劇に。トークそのものも前に聞いたことのある内容がほとんどだったので、ちょっと物足りない感じ。エチュ1を見たのは4/26の『エチュ1-60』以来二度目だったのですが、今回はなだぎ武さん、お~い!久馬さんというベテラン芸人さんが参加していた上に、Confetti選抜演劇役者さんたちも個性的な方ばかりで、前回よりもさらに見応えがある内容でした。特に劇団上田の江戸川卍丸さんと、今回MVPを獲得した佐野功さんは実際のお芝居もぜひ見てみたいと思いました。今日見た『夕立の忘れ物』は想像をはるかに超える完成度で、最後は感動して思わず涙。見に行って正解でした。

前置きが長くなりましたが、『カナリア漫才全国ツアー「ヒッシノパッチ」2009 in 東京』のレポの続きを。8本目の漫才ではボンさんのネクタイが変わり、安達さんは白地にストライプのシャツに。ネタは「結婚式の外国人牧師」。1つのボケを何回繰り返すねん!とボンさんとお客さんだけでなく、安達さん自身も思っていたのではないかと。その証拠に安達さんはネタ中にかなりニヤニヤしていましたから。ボンさんも「ちなみにこの説明3回目」と安達さんに諭したり、「もう、次、ないで」と脅したり、「しんどいねん」と弱音を吐いたり、「カンペ出そう」と提案したり、「もうここの返しないねん」とあきらめたりといろいろなつっこみ(!?)のスタイルを見せてくれました。

9本目はおなじみ「インストラクター」。このあたりから私が使っていたペンのインクがなくなりかけて、ノートに書いた文字がかなり読みづらい状態に。ラストの漫才は「もう嘘はいやや」。8/17の日記にも書きましたが、去年「漫才☆大作戦」でこのネタを見た時は、正直全然つまらなかったのです。でも、その後いろいろ手が加えられ、今回のライブで一番おもしろいネタに。特に「世阿弥」のくだりでは涙が出そうになるほどウケました。漫才の部はこれで終わりということでいったん幕。3分休憩(短っ!)とのアナウンスが。

本当に短い休憩の後、「フォークデュオ カナリア 歌謡ショー」がスタート。安達さん・ボンさんともにタートルネックの白いシャツに赤いジャケット。お二人の後ろにはずらりと並んだ10数台のギターとベース。1曲目は「天照(あまてらす)和式便所の神」。この歌は初めて聴きましたが、なかなか良いメロディー。曲が終わるとボンさんはギターをチェンジ。2曲目は私が大好きな「土下座のマリオネット」。お客さんもこの歌のファンが多いようで、大きな歓声が起こりましたが、そのせいで安達さんはイントロが聞こえず、まさかのやり直し。この歌の後にももちろんボンさんは楽器を交換。3曲目は "You can get a dream" という英語の歌詞で始まる校歌。校歌の後は、安達さんが次の歌「17才」にまつわるエピソードをトーク。歌そのものも素敵でした。

続いて「土ふまずの歌」、「フライアウェイ鰐淵」。特に「フライアウェイ鰐淵」はアレンジが素晴らしかったのですが、使われている楽器と安達さんの声のトーンが似ていて、ちょっと残念な感じに。最後の「東京 下北沢 雨と僕」の前にも少しトーク。この歌も編曲がめちゃくちゃ良かったです。ふざけた歌詞でなければ、CDを出してもヒットするのではないかと思ったほど。しかも、安達さんは歓声の中、客席にも降りてきてくれました。歌が終わると、客席からはもちろん大きな拍手が。安達さんはエンディングのトークで「歌、いらなかった」とコメントしていましたが、私にとっては漫才だけではなく、歌謡ショーも大満足の内容でした!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする