やどりぎのしぼりたてを楽しむ会

　昨日は、斎藤酒造の社長さん、醸造部代表で藤本さん、マルマン酒店社長

新作氏をお招きして、やどりぎの会を行いました。

　満員御礼、沢山のお客様に参加して頂きありがとうございました。

　さて、酒の会と言いますと利き酒コーナーを設けて皆さんにして頂くのですが、

今回は新作氏の提案で御三方が、お客様のテーブルを周って説明して頂くと

贅沢な形にしました。

お酒のラインナップは、やどりぎ定番と斗瓶（新酒）、猫ラベルでお馴染みの

特別純米定番と斗瓶（昨年のもの）、乾杯は豪華にシャンパンバージョン、

燗酒用は、やどりぎ生詰め。驚きの隠し酒は１５年金賞酒と１９９３年の

やどりぎ。（溜息がでちゃう～）やどりぎファンにはたまらんち～

　今回は、お酒の生産者さんだけでなく、いつもおいしい野菜を届けてくれる

豊田先生にも来て頂き、みんなに先生のおいしい野菜も食べて頂きました。

この会の為に少し早い筍を、山で探して持って来てくれました～


又、新作氏には一足早く来て頂き、料理コースに合わせたお酒をチョイス

して頂き、万全の体制。まるりん父さんも駆けつけてくれたし・・・・。


そして、これがんまいで大将を抜きにする酒の会初めてとは

緊張もいつもの何倍もあった。（客席には来てたけどね）


ムッシュも徹夜の仕込み、新作氏の横で私は言われた酒を用意し

料理のタイミングをかよちん店長が見ながら厨房に伝えドタバタと

会が進む。


久し振りに、新作氏のマジックを目の当たりにした。（手品違うで～）

決めておいた酒を、自分で試飲して料理表をみながらどんどんアドリブで

変えていく。一番驚いたのは、燗酒に差しかかる時だった。

私もやどりぎの火入れ（生詰め）は初めてだった。生とは、違うキレがあり

これも、旨い～なんて思ってたら

「ん～ちょっと、きついな～。直美～６０度まで上げて燗冷ましでいこう！」

言われるがまま、大急ぎで準備すると・・・・・あれ？変わった。

スパンときれてたのが、もにょもにょして丸くてうま～い。なんじゃい？

これが、新作氏マジックなのだ。（おそるべし、師匠～）



もっと、私も試してみなきゃダメだな～。そして、飲まなきゃダメだな～。

抜栓したてが、どれも旨いんではない。抜栓して、どのくらいかしたのが

旨い酒もある。そうだ。前にも聞いたんだった～あ～仕事に追われて出来て

なかった～。楽しんで、知るだよね。



あっちの話も聞きたい～こっちの話も聞きたい～お客さんとも話したい～

料理出る～って私が三人は欲しいわ～

３時間あっと言う間だった。

おっと～感想聞かなきゃ～どやった～？と聞きまわり聞く前から

お客さんの笑顔みれてホッとした。

協力頂きました、斎藤酒造さん、新作氏、豊田先生それと

参加して頂いた皆様、本当にありがとうございました。

斎藤さんから、お酒の説明頂きました。
説明には、愛情たっぷりで造られた思いが伝わりました。


生産者勢ぞろいの会～。筍や、九条葱、小カブラは先生の畑のでした。


新作氏と飲みたいと集まられたお客さんも多数


Ｐ．Ｓ　この日参加された、加藤王国の主（鶏を愛する）加藤さん

　　　　お誕生日おめでとうございました。