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宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

ツアー福島1

2016年05月14日 | 音楽
5月8日-10日、初めて福島県、主に会津若松市に行ってきました!

磐越西線を2往復するという、なんというか効率の悪い旅で、福島のほかの地域には行けなかったんだけれど、新緑の緑に癒されました~

東山温泉の宿には本が読めるラウンジがあって、地域グルメを紹介してる福島本をめくっていたら、あら、片平里菜ちゃんて福島市出身なのねー、今(本出版当時)も福島に住んで仕事で東京に往復しているとか、ライブハウスの店長さんのコメントで、アマチュア時代から自分の世界があってめだっていたとか書いてあった。

翌日会津の街を歩いていたら展覧会のポスターに「蒲生氏郷」の文字が。歴史に疎いのでよく分かってなかったが、会津領主にして鶴ヶ城の生みの親だったのねー。
蒲生家は途絶えてしまったそうだから子孫ではないんだろうけれど、北海道出身のスカパラGAMOさんのご先祖はこちらにご縁があったのかなー、などと、こうして書いてみると、他人のことを勝手にこじつけて想像するのは気色悪がられるような気がしないでもないけれど、ファンとはそういうものだ、ということでー(^^;

5月9日は、東京スカパラダイスオーケストラのライブハウスツアー「道なき道を行く」@郡山市 Hip Shot Japan へ!

twitterとかも見ていなかったので、片平里菜ちゃんも出るって直前まで知らなかったのだった。

開場から開演まで長かったけど、後ろで交わされていたU字工事みたいな口調の男性二人組の会話に和む。栃木と福島は言葉が似てるんだなーと思ったけど栃木の人だったのかな。
後半黙っちゃったのでもっと話してーと心の中で思う。

シンプルだけどめちゃくちゃカッコイイ演出を経て、いよいよ皆さん登場!

滋養をもらった

2016年04月03日 | 音楽
(5月1日記)

あっという間に5月になってしまった。
4月のお出かけ記録をさらっと残しておこう。

4月3日は日帰りで東京に行った。

矢野顕子さんのレコードデビュー40周年記念企画として、5日間日替わりゲストを迎えての「ふたりでジャンボリー」という連続公演があったのだった。
諸条件を鑑みるとやっぱり1日しか行けない…となると、考えた結果、やっぱり最終日、大貫妙子さんゲストの日に。

会場は東京グローブ座。
エスニックタウン新大久保の駅からちょっと歩いたところにぽつんとある不思議な立地。

新宿御苑でお花見(当日雨が降りそうな曇り空にもかかわらずたくさんの人がお弁当を広げているのにびっくり。桜はちょうど満開の見ごろであった)→てってこ歩いて→興味はあったんだけど今まで行く機会がなかった新大久保周辺をうろうろ(韓流ショップで買ったホットク(ホットケーキみたいなおやつ)が予想以上においしくてホクホク)→余裕をもって会場入り、グッズ購入。黄色いてぬぐいがカワイイ。

会場はしんと静かな雰囲気。
着物姿の方がちらほらいらして、なんとなく大貫さんの凛としたライフスタイルに共感する層のお客様という感じがした。ゲストによって客層もちょっと違ってたかななんて思ったり。

矢野さんは12月にも見てるけど、やっぱり会場の雰囲気?もあるのかなにかちょっと違ってみえた…ような。
数曲後に登場の大貫様は、外側にカールした髪型のせいかな、以前よりもさらに若々しくかわいらしい。

話題は、今まさに私の関心事、運動と健康について。
書き出すと長くなるので割愛するけど、大貫様のお話にはひとつひとつ共感するというか、これからどう暮らすかの参考になるというか。
『横顔』の歌詞について、「今だったらもっとずうずうしくなる」とおっしゃっていて、今の大貫さんだったらきっとそう言うだろうなと以前思ったことがあったので、やっぱりそうでしょうそうでしょうとおもしろかった。
「『嘘でもいいから愛していると言って』なんて歌詞は歌えない」と矢野さんが言った後で、まさにそういう歌詞が入っている『聞かせてよ愛の言葉を』を歌う大貫さん、私はどっちもアリだなと思った。やっぱり、年齢とかその言葉に込める気持ちの重みで違ってくるから。
(矢野さんは若造が書く安易な歌詞の一例として言ってるんだと思った)

私はここのところ、ばーっとアドレナリンが出るような興奮系の音楽を求めていたように思うんだけれど、音楽の力はそうじゃないところにもあるなあとしみじみと思った。
その場でわーっとノリノリになる感じじゃないんだけど、胃袋に負担なく滋養のあるものを食べて、心身に健やかな気が巡るような、そういう効力。

最終日は終演が早かったので、ぎりぎりその日のうちに帰宅できたが(北陸新幹線効果)、やっぱり一泊してゆっくりしたかったなー。

知恵袋に助けられる

2016年03月17日 | 音楽
音楽はもっぱら iPhone で聴いているのだけれど、先日買ったスカパラのCDをパソコンのiTunes に取り込んで、iPhone に同期したのだが、何度やってもCDの曲がiPhone に送られない。
iPhone でダウンロードした曲はちゃんとiTunesに入っているのに。
おかしい。
去年の暮れに3か月無料に惹かれてApple Music (定額制お勧め音楽聴き放題のサービス)に登録したんだけど、それでこのスカパラ武道館ライヴアルバムも聴けるので、そのせいもあるのかな…と思ったりもしたのだが。
が、その後、ふと勢いづいて、TSUTAYAで『スカパラ登場』とか初期のアルバムも借りてきたんだけど、これもiPhoneに送られない。
なぜ??

しばし悲しみに暮れていたのだが、ネットとはありがたいものだ、「iTunes CD iPhone 」と入れてみたら「iTunes CD iPhone 取り込めない」という検索候補が出てきて、ヤフー知恵袋がヒットした。
そこに、解決策が書かれたブログが紹介されており、めでたく新たに取り込んだCDの曲もiPhoneで聴けるようになった。

iPhone の「設定」<「ミュージック」に「iCloudミュージックライブラリ」という項目があり、これがオンになっていたのが原因らしい。
オフにすることで、即解決。

またオンにしておいたほうがいいのかも分からないけれど、とにかく、私以外にも同様の問題に当たって悩んだ人が相当数いるらしいことが分かった。

機械オンチはこういうことでつまづくと萎えるんだよねー…
いつのまになんでこういうことになってたの?
(iCloudって便利なんだろうけど要らない…iPhoneを買い替えたとき、全部保管されてるんだろうと安心してたのに、アドレス帳に関しては何か別のことをしないといけなかったみたいで消えちゃったし…(^^;)

それはともかく、Apple Music はなかなか楽しいです。
スカパラの近年の曲は大体聴けるし。
なので初期のものはそういえばとツタヤへ行ったんだけど、5周年記念アルバムの『GRAND-PRIX』は、昔借りてカセットテープに入れて(!)聴いていた覚えがある。石川さゆりさんが歌っている『真赤な太陽』とか。
収録曲のひとつ、高橋幸宏さんの歌う『WATERMELON』が当時とても好きだったのだった。
これ、夏の歌としては最高峰だと思うのですよ。
「日焼けして泳ぐなんて 一度もないけど僕ら」
ですよ。(作詞は高野寛さん)
で、幸宏さんの歌声がクールなんだけど熱くて、これぞ夏、大人、って感じ。
揃って『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(ダウンタウン司会フジテレビの音楽番組)に出演した時も観ていたんだけど、スカパラ個々のメンバーまでは関心がいっていなかったなー。
このアルバムのお写真を見るとみなさんお若い、川上さんがタモリじゃない!GAMOさんはこのころのほうが老けている…
というか当時からのメンバーのみなさん、全員今のほうがカッコイイってすごいよねーいい歳の取り方をしてるってことよねー見習いたい。
ブックレットにあったNARGOさんの「影響を受けたレコード5枚」の中に矢野顕子さんの『Welcome Back』があったことをメモしておこう。

(タイトルから内容が離れてしばし90年代回顧(懐古か…?)してしまった)

BE HAPPY!

2016年03月08日 | 音楽
3月3日ひなまつりの日。
「あっスカパラのライヴCD(+DVD)買いに行くの忘れてた!」
慌てて買いに走りました。

「LIVE AT BUDOKAN THE LAST -LIVE-」
2015年3月28日の武道館ライヴをCD(+DVD)化したもの。

絶対DVD付きがいいのーと思っていたのだが、店頭にはCDのみのパッケージしかなく、DVD付きは見本を持っていってカウンターで受け取るスタイル。
受け取って納得。紙ジャケットのLPレコードサイズだったのね。CD2枚とDVD2枚が平面に並んでるのね。
大きいなー。
収納にはちと不便だが、昔はこうやってジャケットの絵や写真もじっくり眺めていたのだよね。

さて、スカパラのパフォーマンスは目でも観たい!と思ってDVD付きを買ったんですが、
サイコーに良かった!大満足。
興奮して眠気もふっとびました。

なんなんだ、この愛すべき人たち。
皆さんほんとーに楽しそうで幸せそうで、演奏中は本気に真剣で、お互いへのリスペクトがあって。
多少編集はあったとしても、映像ってやっぱりごまかしがきかないと思うから、こういうライヴ映像を残せるのって、やっぱり25年ライヴを続けてきた経験に裏打ちされてるのだろうなー。

皆さんの表情だけでなく、手元足元、ほかいろいろよく見えるのが嬉しい。
26年目からのにわかファンにはいろんな発見が。
沖さんのキーボード、アニマル柄(キリン?…ではないかやっぱりヒョウ柄?)なのねー。
鍵盤好きとしては沖さんの手元が見られたってのも嬉しい。
「君と僕」の口笛、CDで聴いたときは口笛ふうの楽器なのかなとも思っていたのだが、ほんとうに口笛だったのにびっくり。
武道館で口笛(+アコーディオン)だけの演奏ってのもすごい。
遠目からとアップとで、まったく印象が変わったのが加藤くん。
静止画だと目が髪で隠れているからかなー。
ギターのボロボロっぷりにもびっくり。
川上さんは見れば見るほど、サングラスってだけじゃなくて鼻から下の表情もタモリさんに似てるなー。
NARGOさんは、たぶん女の子人気は加藤くんと2分してると思うんだけど(欣ちゃん人気はまたちょっと別方向かなと)、ちょっとネプチューンの名倉に似てるなー(名倉さんもモテてそうだけど)
大森さんは見れば見るほど自分の知り合いに似てるなー。

観客は意外と?フツー、善男善女の集まりって感じでほっとした(?)
踊ってる姿は、はたからはこう見えるのね。皆さんハッピーそうでこっちも嬉しくなる。
メンバーが駆け寄ってきて近くで見られた席の人がうらやましいぞ。
ふと思うのは、スカパラの懐の深さ。
学校でいえば不良から優等生まで、体育会系からオタクまで、それぞれを引き寄せる力があるというか。

終盤、観客全員が隣の人と肩を組む場面があって、そこだけちょっと勘弁と思ったが、あの時の会場はそれができる空気になっていたんだろうなー。
いやー汗臭さもマックスの時間帯だしさー

それでまた思ったのは、ほかのバンドだったら、こんだけ激しいパフォーマンスの後は、誰かが服脱いで裸になってたりするよねということ。
ところがスカパラの皆さんは、ジャケットすらほとんど脱がない。ジャケット脱いでもシャツとベストはきちっと身に着けておられるのだ。
その矜持がまたカッコイイのだなー
(また観たら谷中さんTシャツ場面もあったけどだらしなくならないってことで上記文章の趣旨は変わらず。というかほかの人たち暑くないの?どんな制汗剤使ってるの?とも思ってしまったよー)

なんだかまとまらないが、お薬に走りたくなったり、ちょっと病んでるなと思ったら、スカパラのライヴに行ってみたらいいんじゃないかなーとも思った。
なんなんだろうねーこの圧倒的な健全さ。

検索すれば分かりそうだけど、終盤10-FEET登場場面で、権利関係で映像がカットになった日本の伝統芸能的な云々というのは、ヒゲ…ダンス…?

また行きたいなー

2015年12月25日 | 音楽
(12/28記)
今年もあと数日で終わりますが、わくわく今年のライヴ納め

12月25日は
東京スカパラダイスオーケストラ@本多の森ホール
に行ってきました!

行けたらいいなーと思っていたら、うまい具合に当日夕方から翌日午前中が空く勤務になりまして、なあんてラッキーなんでしょう。
公演間近でもチケットが取れたことに関しては、複雑な気持ちもあるのですが…まぁ私のような者にはありがたい。

満を持して(?)ネタバレの入ったパンフレットも発売になっておりまして、それによると、今回のツアーはこれまでのライヴとは全然違った形式らしい。
いつもはこんなにGAMOさんフィーチャーじゃないのかしら。
私、今回の演出が大好きなので、なんていうのかなー自分にとってちょうど良い時に観ることになっているんだなと思ったりして。

でもねー15歳とか16歳とかでスカパラのライヴ観に来て、あまつさえ、壇上に上がって誕生日を祝ってもらえるという、そんなステキな青春の1ページを持つ子もいるわけだ!
ピュアな若者の姿に気持ちがほっこりいたしました。

25日はメンバーの谷中さんの誕生日でもあって、谷中さんはあの曲でヴォーカルとってたけど、意外とハイトーンだった。
意外というか軽くショックだったのは、北原さんの口調がちょっとおねえっぽかったこと(^^;いちげんさん(2回目だけど)なもんで…

これからライヴに行く人でここを見る人もいないと思うけど、ネタバレを書いちゃうと、前回私が驚きだったのは、中盤の「TECHNOPOLIS」だ! まさかYMOナンバーをここで聴けるとは。やっぱり興奮した。
あと細かいんだけど「美しく燃える森」のあとDJ.GAMOがぱたんとパソコンを閉じながら「民生インザハウス」って言うのがツボだったので、また聞けて嬉しかった。
「美しく燃える森」は一番のヒットだからか「みなさん歌いましょう」ってことだったんだけど、今回は前回はなかった字幕が!なんというサービス精神。

とにかく、やっぱりとっても楽しかった。
メンバー全員かっこよくて好きになってしまう。
本多の森ホール(旧石川厚生年金会館)は後方席でも全体が見下ろせてなかなかよかった。総立ちの観客の後姿は壮観だった。でもなー最前列で手を伸ばしたーいとも思ってしまったわ。
なんなんでしょうねー。病みつきになるっていうのでしょうか。
また行きたいなーともう思っている。

「どうしよう 帰れなくなっちゃった」って感じねー。
(↑新曲「嘘をつく唇」より 事前には聴いてなくて欣ちゃんのMCで買ったんですけど(^^;片平里菜さんの声カワイイなー PVもカッコよくておもしろい(^^♪)

まろやかでした~

2015年12月13日 | 音楽
(12/24記 「今年も残すところ後1週間!」と自分に言い聞かせているのだが、まるっきり実感がない。お天気のせいもあるのかな…)

どうしても、すぐに記録することができないのだが、思い出しながら書いてみるのも、お楽しみが2倍になるってことで(^^;

12月13日(日)は
「矢野顕子さとがえるコンサート 矢野顕子+TIN PAN Part2」
に行ってきました!

観ながら「円熟」という言葉を思い起こした。
日本語の表現力ってすごいよね~とんがったり、ごつごつしたりしてないのよ。
当たりがソフトなんだけど、深みがあるの。

矢野さんも「懐古趣味ではなく、いいものはいつもいいのだ」という趣旨の発言をしていたけれど、あらためてはっぴいえんどの曲はいいなー好きだなーと思った。
「行け柳田」は今聴いてもすごくかっこよかった。
ひいきの野球チームがあったら、理想のオーダー追求で、もっと燃えるんだろうなー。
観客席におられた当の柳田選手が紹介され、ものすごいサプライズ。
この曲の後休憩だったんだけど、柳田さんは席を立ちづらかったのではないだろうか(^^;

「Queer Notions」は Tin Pan のアルバムでも印象に残っていて、長らく聴いてなかったけど、「あ、これこれ」と。
そういえば、去年のコンサートを音源化したCD、購入したものの聴いてなかったんだけど、今回のコンサートが終わったあとは、何か余韻に浸りたくて、帰りの車からずっと聴いていた。
やっぱり音源化って大切かもね。

後半の、細野さん、ウクレレ持った矢野さん、鈴木さんが並んで座ってる感じもなんだかよかったなー。
こういう、オールドアメリカンっていうのかスタンダードっていうのか(?よく分からないけど)こういう雰囲気も、まろやかでよいですね。

アンコールの締めは、「風をあつめて」観客も一体となって合唱。
歌いたいので良かったんだけど、客席に歌のリフレインを促す矢野さんに、「往年の『笑っていいとも』出演時の有吉佐和子さん」をほうふつとして、うっすらと不安になったのだが(^^; 「ごめんね。でもあんまり気持ちいいから」と冷静なお言葉があったのでほっとした(^^;
(↑最初、太地喜和子さんと間違えていて、ふと気づいて訂正しました(^^; どうりで検索しても全然ヒットしないはずだ…有吉佐和子さんで検索すると詳細がでますです)

ともあれ、今年もとても楽しかった。
行けてよかった。
矢野さんがNHKホールに感謝していたが、ほんと毎年この時期をちゃんと空けておいてくれるなんて偉いよねーと私も思っていたのだった。
すべてが当たり前じゃないって、ちょっと前までは全然思わなかったなー

さとがえるコンサート20年ってことで
(私が行くようになったのは2000年からなんだけど、初代トリオの終盤の演奏は今思い出してもすごかったなーと思い出したりして。そのころ自分もコンサート大阪にも行ったりしてたから印象強いのかもしれないけど)
円熟の味は貴重で素晴らしい。
しかし、個人的には、まだまだとんがった刺激を求める気持ちも強いのであった。
なので、ほんとは、「おおっ」と驚くような、アヴァンギャルドな展開をこれからも期待しておりますのです。
贅沢すぎるかな~なんにしても健康第一ですな。

記憶を掘り起こす

2015年10月28日 | 音楽
【個人的にかなり偏っていると思われる田島歴】

先日のひとりソウル・ショウのセットリストをよそで知って、私が知らなかった曲はアルバム『風の歌を聴け』に入っていたものだと判明。
オリコンチャート1位だったアルバムだから幅広く知られているのでしょうね。
私の前にいた、誘われたから来ましたみたいな女性も『フィエスタ』のとき、「あーっ」と嬉しそうだった。

しかしながら、私の中での90年代のORIGINAL LOVEに関する記憶はほぼゼロ。
『風の歌を聴け』は何かで目にして、村上春樹の小説と同じタイトルなんだーとうっすらと思った記憶はあるけど、それだけ。
91年から94年くらいまでは特に私的に激動の年で、外に目を向ける余裕がなかったせいかもしれない。

それにしてもなー。
音楽知らずで、今ほど情報が入ってこなかったとはいっても、Wikipediaに載っていたいわゆる渋谷系のミュージシャンの人たちはそれなりに知っていた。
今初期の代表曲を聴くと、TVドラマの主題歌だったりしたせいか、聴いたことがあるような気もするんだけれど、踏み込んで興味を持つことがなかったんだな。たぶん。
『接吻』とかは、表面だけ聴いて拒絶しそうな、生硬な20代のワタクシであったが(^^; そういう具体的な反応を示した記憶もない…まったくのゼロ。

楽曲を具体的に知ったのは、2000年。
矢野顕子さんがアルバム『Home Girl Journey』で『夢を見る人』をカヴァーしていたので。
このアルバム全体から発せられるテーマにぴったり合致していて、佳曲ぞろいのこのカヴァーアルバムの中でも、特に好きな曲だったのだけど、原曲に当たろうとはまったく思わなかった。
今原曲を聴くと、矢野さんのカヴァーでの、曲のエッセンスのすくい上げっぷりにあらためて感嘆する。
(もちろん原曲もいいんですが。佐野元春さんの『SOMEDAY』のカヴァーを聴いたときと感触は似ている)

少し後の2003年、矢野さんがピアノで参加するってことで、初めてアルバムを買った!
『踊る太陽』
これ、矢野さんのブルーノートでの現トリオが躍動する『美貌の罠』が特に好きだけど、全体がよくて当時かなりヘビロテした。
しかしあれからもう干支が一回りしたんですねー。
今聴き返して、自分の第二期青春時代を思い出して、しみじみというかあちゃー(^^;というか…

しかし、さかのぼってほかのアルバムも聴いてみようという流れにはならなかった。
これは、今年の『ラヴァーマン』も同じで、ずっとそれだけ聴いていて、ほかに情報を集めようとか全然思わなかったなー。
10月10日までは。
なので、今もう大変(^^;(^^;

ほかには『ほぼ日刊イトイ新聞』でおみかけしていたけど、記事はちゃんと読んではいなかった。
(すみませんすみません(^^;)
しかし、田島さんの「ほぼ日手帳」の使い方はすごく印象的だった記憶がある。
2005年発行の書籍『ほぼ日手帳の秘密』が手元にあったので、見てみると、お、載っている。
「43人の使用例」として、ほかの人は「スクラップブック」とか「仕事管理」とか使用例とともに名前が紹介されているんだけど、田島さんは

「三日坊主 田島貴男さん」て…(^^;

しかしながら、記事はなかなかイイ(^^)/です。
今は電子書籍があるから、荷物は減っているのかな?

にわかファンですがー

2015年10月27日 | 音楽
事情により、久々に完徹の作業をしてしまったが、なんだか元気。
これはひとえにここ2週間に行ったライヴのおかげである。

10月24日(土)は
田島貴男ひとりソウル・ツアー2015 @富山SoulPower
に行ってきました!

ビートラム以来、なんとなく関連ツイッターを眺めていたら、
えー、コケたときの負傷は足じゃなくて、肋骨???
私は何の関係もないけど、なんとなく申し訳ないような・・・だ、大丈夫なのか…
えー、来週また富山に?
もうちょっと後だったらなーもっと聴き込めるのにー
チケットはまだある模様。
勤務シフトを見ると、行けないことは、ない。
ないがー・・・ちょっと辛いな…
が、行かないという選択肢はない、ような気がする。

ということで、
当日は周囲に迷惑をかけまくり、移動時間短縮のために北陸新幹線を使って(!乗車時間10分足らずではありますが(^^;)降り出した雨の中、無事、開演前にSoulPowerに辿り着くことができましたー
(18時開演って早いですよね・・・)

安堵しながらも、まだ確信が持てなかったりもしたのだった。
まったくのにわかなのに、ここまでして来る価値があるのかな…
などと、こういう思考パターンが多い私(^^;

が!
田島さん登場の瞬間に確信した!
来てよかったー! 間に合うように助けてくれた方には感謝感謝。

ナマの田島さんはやっぱり静止画像の300倍はかっこよかった。
(画像がかっこよくないというわけではないですがー)
周りの女子たちからも「かっこいいー」のつぶやき声が次々と。

が、後で思ったのだが、いわゆる「かっこいい」男性ミュージシャン群とは何かが違う。
音楽知らずなのでカンだけで書くのだが、一見類似のヴォーカリストとかギタリストとかは結構「オレがオレが」と前に出るタイプが多いのではないか。ナルシストというか自意識過剰というか。それが悪いわけじゃないんだけど、うっとおしく感じることもある、ような。
しかし、田島さんにはそういう「俺を見ろ」的なところは感じられない。
(「曲を聴いてほしい」というのがすべてというか)
まぁ「見ろ」と言われなくてもみんなが注目する容姿だからかもしれないけど、それは田島さんが転校の多い少年時代だったせいもあるのかなと思った。転校生は黙ってても目立つから。

まず曲がよくて
歌声がよくて
演奏もよくて
しかもおもしろい(^^♪

1部は知らない曲がいくつかあったので、セットリストが知りたいなー。
田島さんは曲間はやっぱり息切れしているのだが、曲が始まると、まったく声がかすれたり裏返ったりしない。踊れる曲は楽しいんだけど、つい歌に聴き入ってしまうこともしばしば。
驚いたのは、私は2部は1部の時よりも後ろに立っていたのだけれど、田島さんがばばーんと大きく見えてきたこと。
観客席に迫ってきたからというのではなく、エネルギーの増大が視覚に影響を与えたのではないか。文字通り「白熱」してきたのが見て取れるというか。

語録(記憶あいまい。関連ツイッターで見て「そうそう」とうなずいたのも)
・「肋骨が折れても歌が歌える」(ひぇー)
・本日は大事をとって2部制。合間に10分間の休憩があり、その間に(文字通り)「骨休め」ができる、と。
(この言葉今思いついたそう)
・富山は黒と白!
(ブラックラーメンとシロエビ)
・富山湾から上がってきたダイオウイカ
・高校の時は郡山市にいて、ちょうど新幹線が開通し、発展した。それまで輸入レコード店が1軒もなかったのに2軒できた。(それで発展というのも、と笑)
・昔は四季の移ろいとか全然興味なかったけど、今はそういうことしか歌いたくない、という感じ。昔NHKのラジオ番組をやっていたが、NHKはそういう四季がどうのというのに熱心で、リスナーの方からの紅葉の写真ですとか見せられて・・・「いいっすねー」と。言ってたか(笑)

ああ、ほんとに盛り上がってサイコーだった雰囲気がまったく書けてないーー。
後悔は「SOULPOWER」Tシャツではなく「ORIGINAL LOVER」Tシャツを買えばよかった…ということだけ(T_T)
(ロゴがかっこいいんだけど、ツアー名が入っているのがなんとなく気恥ずかしい・・・)

大当たりだ!

2015年10月17日 | 音楽
興奮のせいか眠りが浅く筋肉痛…が、気分は爽快!

いきなりライブづいておりますが、

10月16日
東京スカパラダイスオーケストラ@砺波市文化会館
に行ってきました!

私、スカパラは断続的に耳にしていたけど、ライブは初めて。
テレビでしょっぱなからトランス状態?の観客映像をみて、わ、ムリ…と昔は思っていたんだな。
ということで、いちげんさんの感想です。
でも、いちげんさんもごひいきさんもウェルカム!ってのが嬉しい、超楽しかった!
近くに来るけど迷っているという私のような方がいらしたら、ぜひぜひぜひお勧めです!
(体調のいいときに限るかも…と思ったけど、エネルギー交換の渦に巻き込まれているうちに元気になってくると思う!)

気づけばこの日は勤務休みだったので、前日会館を訪ねてみたら、残席があるとのこと。
・・・やっぱり地方だからな…盛り上がりに欠けるかな…
なーんて心配していたのだが、
まったくの杞憂だった。

当日、冴えた三日月に魅入られたのか?近道しようとしたら迷ってしまい、到着ギリギリ
広いはずの駐車場に停める余地なく、焦った焦った。
会場に駆け込んだら、私の座席は機材席だったそうで(会館のお姉さんが間違えたのか?1列まるごと空いてるっておかしいなーとは思っていたのだが)、違う席になったので案内するという。

係員の人が「いまちょうど始まったところです!」と言いながら開けたドアの先を見て

「???」

あーネタバレはしないほうがいいんですよね。
座席はいきなり15列以上前になるし(笑)、心の準備がまったくできていなかったので「なにがなんやら」状態。

できれば開演前にお手洗いに行っておきたかったのだがー
へー個々のメンバーに声援が。熱いファンが多いのねー
ライブTシャツ着てる人も多いね。
若い子も結構いるね。吹奏楽部経由かな。
わ、やっぱり1曲目からオールスタンディングなのね。
後ろの席でこそっと観るという選択は最初からなかったのね。
あートイレー・・・
と、最初の数曲の合間は気にしていたのだが。

そのうち、どーでもよくなってきました!
全部汗になって流れた!(?)

個人的には、中盤のまさかのあの曲が超嬉しかった!!
周囲は結構冷静だったからレギュラー曲じゃないのかな。
えっと思うけどメンバーの世代的にはどんぴしゃだしねー

世代といえば、いちげんさんの私、北原さん、谷中さんあたりのほかのメンバーはモーニング娘。みたいに入れ替わっているのかとなんとなく思っていた(^^;)

谷中さんが「バブル時代のお立ち台」云々の話をしたときに、大森さんが冷めた目で見ていたのに、「あー世代間ギャップが…」なんて思ってたけど、なーんだ、メンバー全員ざっくりいえば同世代だったのね(^^♪
(バブルの話の大元はチューリップバブルからで、砺波市はチューリップの球根栽培が盛んということで、そこからチューリップが投機対象だった時代の話をする谷中さんに感服。そんなMCをここでしたアーティストがかつていたであろうか)

と、今回はじめてみなさんの名前をしっかり覚えた私ですが、ビジュアル的に大好きになったのはGAMOさんです(^^♪

はーそれにしてもみなさんあの肺活量、腕力、脚力、いったいどうなっているのか。
今回初めて知ってさすが(ってのも変だけど)と思ったのは、最初から最後まで踊りっぱなしじゃなくて、合間にスローな曲をはさんで観客の休みどころがちゃんとあるところ。
でも演者は休んでないわけで-
休みどころが聴きどころでもあって、実力がよく分かる、演奏が沁み入った。

ミュージシャンは不健康ってのは過去の話ですね。
ミュージシャンに体力づくりの大切さを教えられる今日このごろ。
私も心身鍛えて、これからもライブに行きたい!

悲しみをぶっとばせ!

2015年10月11日 | 音楽
悲しみをぶっとばせ

ORIGINAL LOVE の『夜をぶっとばせ』の一節なんですが。
私は昨日初めて聴いたんだけれども
不覚にも涙が

思い出してもすごかった、ORIGINAL LOVE
かっこよかった演奏メンバー
サイコーだった すごい人だ 田島さん

って何の話かといいますと、
10月10、11日とBEATRAMという音楽イベントが富山城址公園で行われていまして、
昨日のトリが ORIGINAL LOVE だったんですね。
(アンコール曲が『夜をぶっとばせ』だった)

たまたま新譜の『ラヴァーマン』をよく聴いていたので、楽しく観られるかなというくらいの気持ちだったのだが。

はーもう完全に持っていかれた。
サウンドチェックの時に現れて、そのまま1曲通して演奏していったんだけど、
そのときからもう目がクギヅケ

助走なしのテンション全開
全方位エネルギー放射
最後までフルパワー
いやーそりゃ汗だくだったりコケたりギターのバンド?がねじれて小休止とかありましたけど
いったいその体力はどこから!?

でもスーパーハイテンションでも無軌道じゃないのだ。
脳内どこかに冷静な一点をキープしてるところが、またカッコイイんだよねー。

初見の私には、ギターを弾くときの左足の動きにも注目
リズムを刻んでいるのかもしれないけど、よくバランス取ってられるなー
ほかもひとつひとつの動きがいちいち面白くて、見てるだけでニコニコせずにはいられないのだ。

とにかく、田島さんのほとばしるエネルギーを浴びて、みんながそれを返すっていう循環の場で、なんか予想以上にすごいものをもらった気がする。とにかく行ってよかった!!

このBEATRAM、ほかの参加ミュージシャンはほとんど知らなかったんだけど、どこも演奏レベルが高くてびっくりした。(←音楽しらずの発言ってことで…)
迷いながら当日券で参加したんだけど、芝生で立つも座るも自由に音楽を聴くのは、とても楽しかった。夜勤明けだったので昼寝もはさみながら(^^;
来年も行きたいな♪

と、夕方の時点でもう十分満足していたのだが、真打ち ORIGINAL LOVE 登場で別次元に連れていかれたのであった… 帰り速攻代表曲をiTunes でダウンロードした。

今日は私は行かないんだけれど、お天気が心配。持つといいなぁ。
お天気も重要な要素というところが野外のいいところだけど、困るね。