宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

書く動機

2015年06月26日 | 日常の記録
前回久々にブログを書いて思ったのは、

こういう内容が私にはいちばん書きやすいな

ということであった。

「こういう内容」とは
何か心を動かされる対象があって、なぜ心を動かされるのかその理由を、自分なりに文章を書きながら分析、整理してみたもの
という感じかな。

事実そのものを書くのはどうも照れくさい。
ブログを書こうとパソコンに向かっても、なかなか進まず、いたずらに時が過ぎていってしまうことがしばしばあった。
備忘録なら、手帳にメモしとけばいいだろうとか思っちゃうし。
ぜひみなさまにお知らせしたいような情報や知見もほとんど持ち合わせていないし。

ところが、自分で「わー」とか「へー」とか「おもしろい!」と思うことで、その理由がもやもやと頭の中に雲のように浮かんでいることに関しては、むらむらと文章にしたくなり、さほど時間をかけずに(時間がかかっても無駄感を感じずに)書き上げることができるのだ。
それはブログという客観的な視点が持てる場で文章という形にしてみる必然性が、自分の中で感じられるからかな。

しかし、ただ単純に「わー」とか「へー」とか「おもしろい!」と思うだけでも駄目なんだな。
「あらあらこれはどういうことかしら」というもやもやが浮かばないことには。
ただ、このもやもやが頭の中に一杯浮かぶには時間が必要で、最近はこの「もやもや醸成時間」が私には足りないと思う。
音楽は、聴きながらもやもやが浮かぶから比較的書きやすいのかな。

そんなこんなで、このブログのカテゴリーにしている外国語学習とフィギュアスケートに関しては、興味関心は今も続いているのだが、なかなか文章という形に至らないのであった。

フィギュアスケートに関しては、今季というかもう前季か、初めて世界選手権の全種目全滑走をJSPORTSで観て、ペアやアイスダンスのカップル競技がこれから日本で隆盛するかについては、観ながらずっともやもやしてたのだが。
あと、ロシアペアの川口悠子選手は日本でもっとずっと讃えられるべきなんじゃないか、日本でいえばモンゴル出身力士が横綱になるくらいの偉業を成し遂げてるわけでしょー白鵬とまでは言わないが日馬富士クラスには確実にいる。でも川口さんとしては、へんにマスコミに持ち上げられないほうがいいか…

などと、ずるずると書き出してしまった(^^;

絶賛リピート中

2015年06月24日 | 音楽
ひきつづき、ゲスの極み乙女。を聴いている。

前回書いて以降『私以外私じゃないの』『ロマンスがありあまる』と立て続けにシングルが出て、どちらも大メジャーになった今この時期だからこそ作られる必然性がある楽曲と感じられて、その切実さに胸が締め付けられるんだけど、そういう個人的な内面を吐露した内容にもかかわらず、大手広告媒体とタイアップしても違和感なく、キャッチーなメロディーラインでしっかり大ヒットする要素を備えているってところに、ほとほと感心する。

前回並べて SEKAI NO OWARI の名前も出したけど、両者の音楽性というか表現の方向性ってまったく別物だったのね。

私が長年大好きな矢野顕子さんも、歌声や雰囲気でいろんなミュージシャンと並べて書かれたり混同されたりしているが、そういうのを見聞きするたびに、結構びっくりしていたものだった。
それと同じことをきっと若い熱心な音楽ファンは感じていたね。
(そういう人がここを見ることもないとは思うが)

バンドって、ヴォーカルの人が全作詞作曲もしていると、その人のワンマンバンドになりがちだと思うけど(熱心なファンには違うと思うが、一般層にはヴォーカルの人の印象しかないっていうバンドは数限りない)、ゲス乙女はそこが違うところも好き。
ドラムもピアノもベースもしっかり均等に曲に絡んでるっていうか、それぞれの個性が生きるアレンジになってるのよねー。
上記新曲には女性のコーラスワークも入ってたりして、うわぁさらにこのバンド編成を生かすことを取り入れていると感心。初期の、コーラスじゃないセリフの掛け合いも好きだったが。
ヴォーカルの人以外の3人の声もそれぞれなんかいいんだよねー。
加えて、4人が並んだビジュアルもなんかほほえましくてかわいいんだよねー。
PVも繰り返し見ちゃったりして。

そして「若さっていいなー」というフレーズが聴くたびに出てくる(^^;
自分が若いときは、この台詞を聞くと「こっちは辛くて必死なのになに言ってんのよ」と憤っていたものだが。
そして「私もがんばろう」と思う。
世の中の応援ソングを聴いても全然がんばろうとは思えないんだが。
いろんな葛藤を作品に昇華して音楽性を高めていってるという軌跡に刺激を受けるのかな。