宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

脱皮しないヘビは

2020年10月16日 | ずるずる英語
1週間遅れでアプリから聴いているNHKラジオ『実践ビジネス英語』、
運転中にながら聴きしているだけという体たらくではあるのだけれど、
"Quote...Unquote" (金言・格言のコーナー)で、また、おおっと思った言葉があったので、テキストから書き写しておこう。

The snake which cannot cast its skin has to die. As well the minds which are prevented from changing their opinions; they cease to be mind.
---Friedrich Nietzsche (German philosopher, 1844-1900)

「脱皮できないヘビは死ぬしかない。意見を変えることを妨げられた理性も同様で、理性ではなくなる。」

うおお、ニーチェ、なんだかすごいぞカッコいいぞ。
ニーチェの言葉を検索してみたら、端的に核心を突いた名言、格言がいろいろ。にわかに興味が。

ドイツ語で読める日は・・・来ないと思うが・・・(^^;



辛い時はこれを見て

2020年10月16日 | テレビ・ラジオ・映画など
今朝のNHK『あさイチ』プレミアムトークゲストは俳優の眞島秀和さんだった。
出勤前のひととき、途中までだけど観る。
眞島さんが好きなものとして挙げていた「チベスナ」=「チベットスナギツネ」が、眞島さんに似ているという。
へー知らない。どんなんだろう。
「NHKに映像がありました!」とのことで、わくわく。
後ろ姿から引っ張る引っ張る、そしてついに現れた正面からのお姿に!!

あーこれで今日1日がんばれそう。
これからも、辛い時、憂鬱な時は、チベットスナギツネの画像を見ることにしよう。

沖縄から自分ごとを

2020年10月04日 | 
『沖縄から貧困がなくならない本当の理由』(樋口耕太郎 光文社新書)読了。

そもそもは『宇宙に行くことは地球を知ること』を買いにいったとき、光文社新書の棚に並んでおり、「あ、ネットか何かで見た覚えが」と認知したのがきっかけ。
「自尊心の問題がかかわっている」というのを見て、読んでみようと思ったのかな。
「自尊心」は、私が結構敏感に反応してしまうキーワードなのだった。

沖縄の問題は濃縮された日本の問題というのが、我がこととして、分かる。
沖縄大学の学生たちの声を読んで、ずっと暗い気持ちになっていたのだが、昭和後期に小中高校時代を過ごした私の周りにもこういう空気は確かにあった。
同調圧力によって生ずる無感覚とか抑圧された怒りとか、私も後年になって自覚したことがあったのだった。自分を生きていないと、当座は平穏でも、結局のところロクなことにはならない。

対症療法ではなくて根本原因を探るという点で、去年からロングセラーになっている『ケーキの切れない非行少年たち』(宮口幸治 新潮新書)も思い出した。非行少年に関心を持つ人は多いと思うが、この本にあるような視点は「人の関心に関心を注ぐ」ことで明らかになったことだと思った。

また、先に読んだ花田菜々子さんの本になぜ感銘を受けたかというと、それが「人の関心に関心を注ぐ」こと、そして「人が自分を愛する手助けをすること」、そのことによって自分らしく生きることの実践記録になっていたからだろうかと思った。

「自分を愛することは最大の社会貢献になり得る。」
新政権の首相および閣僚の方々も、自分を愛せる人であってほしいが。政治家の二世とか圧力がすごそうな気がする・・・

能力的に人や社会のためにできることってないなぁ・・・と思っていたけど、具体的な支援でなくても、目の前の人の関心に関心を注ぐ」ことは始められるかも。