宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

中二時代から遠く離れて

2017年07月26日 | 音楽
(書かないままに7月が終わっていくので、備忘録的に、と書き出したらずるずると)

音楽はほとんど車の中でカーステレオで聴いていると前に書いたような気がするけれど、ステレオじゃなかった!ということが判明。
ただiPhoneをバッテリーにつないで充電しながら聴いていただけだったんですねー。
6月半ばより、ステレオを通して聴けるようになりまして、わわなんという違い。ステレオってすごいー
って何時代の人だよって感じですが・・・(^^;
だからといって、もうiPhoneから直接聴くことはできない・・・ってことはなくて、どういう環境でも根源的な良さは変わらないなーとも思ったりして。

ずーっと同じものばかり聴いていたのだけど、またふとツタヤでCDをいろいろ借りてみる波がやってきた。
ついついリピートするのが
『世界観』(クリープハイプ)
『達磨林檎』(ゲスの極み乙女。)
『無罪モラトリアム』(椎名林檎)
・・・
声が独特なのが好きなのか、中二病的気質に惹かれるのか?
歌詞をちゃんと吟味してないのに中二って決めつけるのもどうかと思うけど。
ゲスの極み乙女。やっぱりいい! これお蔵入りになってたんだとしたらほんとにもったいなかった!
クリープハイプもゲス乙女もフロントの人だけじゃなくてバンドとしていいなーと思った。
椎名林檎さんのデビュー時は私はもう大人だったので、もちろん知っていたけど、当時はそれこそその世界観にはなんかヤバイ近づいてはいけないと思っていたのだった。
そういう、言葉がブロックするということがなくなって、前よりもいろいろ聴けるようになった気がする。
中二時代から遠く離れたからこそ、中二的なものに向き合えるようになったような気もする。
中二中二と書くと誤解されそうだし違うような気もするけど、若さが内包するいろいろなもの、ということでー

先日たまたまスペースシャワーTVをつけたらSuchmosの日比谷野外大音楽堂でのライブをやっていた。
観ているうちになんだか涙が出てきそうになって、なんでかなと考える。
なんというか、自分たちの格好良さを信じている感じが、眩しい。
もちろん、本当に格好いいんだけれど、もし私が彼らだったら、いまひとつ信じきれなくて、てへって笑いでごまかしたりしそうな気がする。
「なーんちゃって」とか言って、自分のプライドに保険をかけたりしないっていうか。

時間がないのでざっととりあえず。後でまた考えよう。

自分を高く見積もらない。

2017年07月26日 | 日常の記録
(書かないままに7月が終わっていくので、備忘録的に、と書き出したらずるずると)

ここのところ、自分の中である「気づき」があった。
気づいてもすぐに忘れてしまうので、忘れないように書いておくことに。

それは
・自分を高く見積もらない。
こういう戒めというか教えというかは今までにも見たことがあるような気がするのだけれど、自分の中ではぴんときていなかった。
どういうことかというと、例えば、私はしばしば凡ミスしてしまうのだけれど、そのたびに「こんなはずでは」と必要以上に落ち込み、他人から指摘されると「本来の私はこんな人間ではー」と自分の評価が下がることをひどく恐れていた、と思うのだ。
ミスしてヘラヘラしているほうが駄目だからこの反応は普通だと自分では思っていたのだが、ふと「もともと自分はそんなたいした人間ではなかった」ことに気づく。
気づいていなかったのか!という話だけど、たぶん失敗したりうまくいかなかったりしたときは、理想の自分像が損なわれる感じがあるのかな?
もともと自分はこういうそそっかしい性格だった、と思ってみると、とりあえず楽になる。
開き直るということではなく、自分のベースがこの程度だと思うと、この後は少しでもプラスを積み重ねるしかないと、かえって冷静に対処できるような。
自分のベースを高く見積もってしまうと、現実にうまくいかないとき、マイナスするしかないから辛い。
自分をたいしたもんじゃないと自覚していれば、たまにたいしたもんだと思えることがあった時に喜びが倍増する、かも。

うまく書けないなー

ある種の人には必読かも

2017年07月25日 | 
(書かないままに7月が終わっていくので、備忘録的に)

中野翠さんてオードリーのファンだったのねー。
2016年のコラム集『ぐうたら上等』に、オードリーのオールナイトニッポンを欠かさず聴いているとか書いてある。
私は最近のお笑い番組とか笑芸人にはとんと疎いので、読み流していた。
なんのことかというと、文庫で買ったオードリー若林正恭の『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』(角川文庫)がすごく面白くて、にわかに興味を持ち、そういえばと思い出したのであった。

買うまでの経緯としては、まず書店で平積みの表紙を見てタイトルが気になったのだが、そのまましばらく日が過ぎていった。
その後、このブログの前々項を書いた時に『アメトーク!』の読書芸人の回を思い出し(たまたま時間が合って面白そうなのでテレビを点けていた)、あの本の著者はあの番組で喋っていたあの人かと結びつく。なにかいろいろ印象に残っていたのだった。
他の時だったら買わなかったかもしれないんだけど、前々項に書いたように、自分の中でタレント本ブーム(?)が来ており、「その流れに乗ったということで」と購入。知らない本を買う時は言い訳が必要なのだ。

自意識過剰だったり考えすぎだったり、つい自分を俯瞰で見てしまったり、みんなが自然に倣っているようにみえる社会の常識に違和感を感じたり・・・という性向や、年を追って社会と一応の折り合いをつけていく過程に親しみを感じるのはもちろんだけど、なんというのかなー、占星術に興味ない人にはピンとこないかもしれないけど「乙女座的」、自分の心のありようへの分析力と、それを正確に表現する文章力がすごい! 各章必ずオチも入れてるところがエライ! 

今CDデビュー20周年でKinki Kidsがよくテレビに出ているけど、堂本光一くんを見るたびに、一瞬「あ、若林・・・」と思ってしまうのは、この本を読んでの余波である。おばあちゃんかっ