宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

まろやかでした~

2015年12月13日 | 音楽
(12/24記 「今年も残すところ後1週間!」と自分に言い聞かせているのだが、まるっきり実感がない。お天気のせいもあるのかな…)

どうしても、すぐに記録することができないのだが、思い出しながら書いてみるのも、お楽しみが2倍になるってことで(^^;

12月13日(日)は
「矢野顕子さとがえるコンサート 矢野顕子+TIN PAN Part2」
に行ってきました!

観ながら「円熟」という言葉を思い起こした。
日本語の表現力ってすごいよね~とんがったり、ごつごつしたりしてないのよ。
当たりがソフトなんだけど、深みがあるの。

矢野さんも「懐古趣味ではなく、いいものはいつもいいのだ」という趣旨の発言をしていたけれど、あらためてはっぴいえんどの曲はいいなー好きだなーと思った。
「行け柳田」は今聴いてもすごくかっこよかった。
ひいきの野球チームがあったら、理想のオーダー追求で、もっと燃えるんだろうなー。
観客席におられた当の柳田選手が紹介され、ものすごいサプライズ。
この曲の後休憩だったんだけど、柳田さんは席を立ちづらかったのではないだろうか(^^;

「Queer Notions」は Tin Pan のアルバムでも印象に残っていて、長らく聴いてなかったけど、「あ、これこれ」と。
そういえば、去年のコンサートを音源化したCD、購入したものの聴いてなかったんだけど、今回のコンサートが終わったあとは、何か余韻に浸りたくて、帰りの車からずっと聴いていた。
やっぱり音源化って大切かもね。

後半の、細野さん、ウクレレ持った矢野さん、鈴木さんが並んで座ってる感じもなんだかよかったなー。
こういう、オールドアメリカンっていうのかスタンダードっていうのか(?よく分からないけど)こういう雰囲気も、まろやかでよいですね。

アンコールの締めは、「風をあつめて」観客も一体となって合唱。
歌いたいので良かったんだけど、客席に歌のリフレインを促す矢野さんに、「往年の『笑っていいとも』出演時の有吉佐和子さん」をほうふつとして、うっすらと不安になったのだが(^^; 「ごめんね。でもあんまり気持ちいいから」と冷静なお言葉があったのでほっとした(^^;
(↑最初、太地喜和子さんと間違えていて、ふと気づいて訂正しました(^^; どうりで検索しても全然ヒットしないはずだ…有吉佐和子さんで検索すると詳細がでますです)

ともあれ、今年もとても楽しかった。
行けてよかった。
矢野さんがNHKホールに感謝していたが、ほんと毎年この時期をちゃんと空けておいてくれるなんて偉いよねーと私も思っていたのだった。
すべてが当たり前じゃないって、ちょっと前までは全然思わなかったなー

さとがえるコンサート20年ってことで
(私が行くようになったのは2000年からなんだけど、初代トリオの終盤の演奏は今思い出してもすごかったなーと思い出したりして。そのころ自分もコンサート大阪にも行ったりしてたから印象強いのかもしれないけど)
円熟の味は貴重で素晴らしい。
しかし、個人的には、まだまだとんがった刺激を求める気持ちも強いのであった。
なので、ほんとは、「おおっ」と驚くような、アヴァンギャルドな展開をこれからも期待しておりますのです。
贅沢すぎるかな~なんにしても健康第一ですな。

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