宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

旅の思い出

2019年04月22日 | 日常の記録
(前項の続き)
というわけで、4月11日は東京に宿泊したのだけれど、平日なのにどういうわけだかどのホテルも料金が高くなっている。桜の季節だからだろうか。それとも東京オリンピックに向けて今後はこの価格設定になっていく・・・?(不安)
これだったら、温泉のほうがお得じゃないの、などと思っているうちに考えが飛躍し、前日も休みになったので、10日は温泉に泊まることにする。
5月の連休は私は関係ないので、前倒しで休日らしいことをしようかなと思ったのもある。
時節柄?万葉集にも詠まれたという湯河原の旅館に決める。

前にも書いたような気がするけれど、北陸住みなためか、太平洋側の海岸沿いの景色が新鮮。
10日は終日雨模様だったけれど、それも風情があってよかった。

とにかくぼおっと休もうとしか考えていなかったのだけれど、湯河原という地名でふと思い出したことが。
それは、ラーメン好きな方ならご存知であろう「飯田商店」。
コンビニのカップ麺にもなっていたりするけど、私が最初に知ったのは、テレビ朝日系の番組、今はなき「SmaSTATION!!」のラーメン特集であった。
私も名字が飯田なので印象に残り、漠然と行ってみたいなとは思っていたが、思いがけない時に機会が巡ってきたのであった。

検索すると、開店前に5回、整理券の配布時間があり、整理券の番号順に集合時間も決まっているとのこと。
旅館が集まっているところから駅まで10分間隔でバスが走っているという便利なところだからこそなんだけれど(温泉地ってもっと辺鄙なところが多いと思う)、朝7時過ぎのバスに乗り、8時に配布された整理券を受け取り、8時半の朝食までに宿に戻ってこれた。
(宿の人に「お散歩どちらまで」と聞かれて、なんとなく言いにくく「ちょっと駅の方まで(^^;」と曖昧に答えてしまった・・・)
まぁ平日だったので、並ぶ人も比較的少なく、私の番号は32番、11時半に集合、12時前には入店できたのであった。
(今、4/21の飯田商店twitterを見ると「7時の整理券で190名様です」「8時以降の整理券の配布はありません」ですって。ひぇ~っ)

注文(券売機で購入)は、定番(?)プラスちょっと贅沢に「ワンタン入り醤油チャーシュー麺」。
さてさて肝心のお味ですが、ここで「!!!(大感動!)」だったら筆が弾むところなんだけれどー・・・
鶏の臭みが全くないってすごいことだし、最後まで全然もたれないで食べられる。丁寧な仕事で、考え抜かれた配合の上質なお味というのは分かるのだけれど。私の中で「ラーメン」の概念が固定されてしまっているからかなー。ラーメン食べる気まんまんでいたのにラーメンじゃなかった、みたいな・・・「らぁ麺」という表記ではあるけど・・・

ともあれ、ある意味「夢がかなった」感もあるし、真剣につくられたものを気持ちよくいただけるのはいつでも貴重な体験だ。(評判のラーメン屋って怖いイメージだけど、客を不快にさせない態度言葉遣いに気を付けておられるのだなと随所に感じた)

今あるメニューは5月でおしまいとのことで、その点でも貴重であった。塩とか煮干しとかつけ麺とかも食べてみたかったけど・・・新メニューを食べに来られる日は来るかしら。

----
この飯田商店、外観は写真で見る以上に古い感じでびっくりするけど、店内はピカピカでとてもきれいだった。
泊まった旅館も隅々までお掃除されていて、私も帰宅したら掃除に励まねばと決意した次第。
(10日以上経ってもなかなか実行できないので、改めて書き記してみた(^^;)

嬉しいと思えて嬉しい

2019年04月21日 | 音楽
もう10日前のことなんですけれど、
4月11日、東京スカパラダイスオーケストラのライブを観に、恵比寿のリキッドルームに行ってきたんですね。ファンクラブライブの「春の大感謝祭」というの。
チケットは取ったものの、腰が重かったりもしたのだけれど、わーやっぱり嬉しい楽しい、自然と体が動き出す。嬉しいと思える自分が嬉しい。
今回前半はインストゥルメンタルで固めてたのがやっぱりよかったのかなー(ネットをちらほら見るとインスト中心に戻れという意見が初期ファンには多そうだったので)
後ろで観てればいいやと思っていたんだけど、前方のお客さんたちが盛り上がって揺れている後ろ姿を見るのも嬉しかった。
が、30周年ということで最初期を振り返るあれこれのお話での「画面」が見えづらかったのは残念だった・・・映像はYOUTUBEで見たことあったからいいけど、NARGOさんが発掘してきた初期ライブのチラシとかお勧めのスカ曲を書いてくれた川上さんからのお手紙とか、しっかり見たかったなーどこかに載らないかしら・・・
ヒヤリとした思い出は、蔓に指をひっかけて自分で眼鏡を飛ばしてしまい、慌てて床を這いつくばったこと(!)無事見つかってよかった・・・これは後ろにいてよかったことのひとつ(^^;
新曲の「ザ・ターミナル」も「遊戯みたいにGO」もカッコよかった。次々新曲が出て余韻を味わってるヒマがないという感もあるけど(私がスピードに乗れないだけか(^^;)
これからスカパラがどういう方向性に行ったらいちばんカッコいいのかと、私だけではなく多くの人が考えているような気がする。個人的には、川上さんGAMOさん的カラーがいいんじゃないかなーと思ったりするのだけど(ドライでクール、マニアックかつ大衆的、みずがめ座、と勝手なイメージ)ご両人ともリーダーシップをとるタイプじゃないし、リーダーなしというのが今のスカパラの特長ともいえるわけで、その場その場でいろんなカラーが表れる楽しさというのは、ある。うーむ、難しい。


ともあれ、お出かけを控えていた今日この頃ですが、やっぱりライブは楽しい。機会をとらえて、これはと思うものには臆せず出かけよう。

続・NHKを観ているよ2

2019年04月08日 | テレビ・ラジオ・映画など
某日
録画しておいた「RUN! HOPE! RUN! ~N響×大友良英×いだてんコンサート~」を観る。
(3月31日放送 NHKBSプレミアム)

新聞の番組欄でたまたま見ておもしろそうと思って録画したのだけど、果たしてすごくおもしろかった!
音楽っていいなあーとあらためて
これ、公開収録なんですって。
ハガキ出して当選した人が無料でみられたんでしょうー関東圏の人がうらやましい。
ちょっと受信料受益格差を感じますな。なーんて。

「いだてん」のテーマ曲が大好きなのだけど、こんな楽器を使ってるのかーこんなふうに演奏しているのかーあの声は合唱団だったのかー口笛がー三味線(上妻宏光さん)がーなど、発見がいろいろあって、耳だけでなく画面でこそ観られる楽しみもあった。
ゲストにドラマ出演者の綾瀬はるか、中村獅童、峯田和伸の各氏。

いだてん関連以外の演奏曲もよくて
大河ドラマ「黄金の日々」から メインテーマ
大河ドラマ「赤穂浪士」から メインテーマ
「新日本紀行」オープニングテーマ

この辺は、うおーさすが、N響の演奏がとにかくすばらしい。生オケ聴きたいなぁー
作曲家の人の顔写真と当時の年齢も映ったのだけど、みなさん30代くらいだったのねーすごいなー
日本にも素晴らしい作曲家がたくさんおられたのねーとあらためて
映画「東京オリンピック」のテーマや、64年オリンピックのファンファーレやマーチの演奏もあったのだが、荘厳でちょっと「暗く」も感じる曲調に、個人の作曲家の作品といえども、同時代の人々の集合無意識みたいなのが、こういうときは表れたりするのかな、などと思った。戦争からまだ20年も経ってなくて、多くの人は戦争の記憶を抱えていた時代だったんだなーということにいまさらながら気づく今日この頃なので。

ほかには
ムーンリバー(歌 綾瀬はるか)
夢であいましょう(浜田真理子)
帰ろかな(島津亜矢)
見上げてごらん夜の星を(薬師丸ひろ子)
スーダラ節(小松政夫)

なぜに小松政夫と一瞬思うが、そうそう小松さんは植木等の付き人だったのだった。東京オリンピック開会式に招待されていた植木さんのはからいで一緒に運転手の小松さんも開会式をスタジアムで見た、距離は離れているといえど天皇陛下と同じ場所で、という素敵エピソードも。

大友良英さんがコンダクションで演者観客と一緒に即興で音楽をつくりあげていく場面も。

とにかく、楽しく観て元気になった、観終わった後ブログに書いておこうと思った、機会があったらこういうコンサート、ナマで観たいなーと外出願望がよみがえった(ここのところ、わざわざ出歩くのは控えようという傾向になっていたので)ということを記録しておこう。

続・NHKを観ているよ

2019年04月08日 | テレビ・ラジオ・映画など
なにがあったというわけでもないのだけれど、久々の投稿。

NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」で、番組終わりのおたよりコーナーに出てくるカラスの「キョエちゃん」が、御多分にもれず、私も大好き。
(ファンが多いらしい。中野翠さんも言及していた)
先日の放送で、キョエちゃんが「みんなのうた」で歌手デビューしているという話に耳をそばだてる。
あ、なんだかいい感じの曲。
「大好きって意味だよ」というタイトルに感嘆。
いい! 絶妙!
番組を観ていてキョエちゃんのことを知っているからこそ出てくるフレーズ、それでもって、普遍的な広がりもあって、素直になれない気持ちにキュンとする。
作詞作曲はマッキーこと槇原敬之さん。
すごいなー、依頼者の期待に応える力っていうのかな、ポピュラーソングかくあるべし、などとやたら感心してしまったのであった。

情報を得るべく「NHKみんなのうた」のサイトを検索して見てみると、同じく4月のうたに谷山浩子さんの「花さかニャンコ」といううたが。動画を再生して唸る。やっぱり天才だなー。長年にわたってこういう感覚を失わずこういう歌をつくり続けられるって、すごいことだ。畏怖すら感じる。超久しぶりに浩子さんの近況なども知ってしみじみ。

Twitter検索すると、キョエちゃんと浩子さんのセットに喜んでいる人多数。

うーむ、久々にブログに書いてみようとまで思ったポイントはなんなのだろうか。
音楽の才能っていうのもいろいろあると思うけど、紛れもない才能が正しい場所で正しく表出されていることに、うわあっと思ったのかな。