宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

ヨーロッパ選手権をロシア語で

2011年01月31日 | にわかフィギュアスケート
大雪の土日でしたが、フィギュアスケートヨーロッパ選手権の映像を観て興奮していたので、問題なし(!?)
(ケーブルテレビやストリーミング放送ではなくて、いつもながらのYou Tube ですけど^^;)
男子フランス選手の1&2フィニッシュ!とか、書きたいポイントはいろいろあるんですがー、
とりあえず、以下はロシア語学習関連というか自分用覚え書きのみです。
(役立つ情報をお求めの方がもしいらっしゃいましたらすみませんm(__)m)

○ロシア語解説は、演技中は黙っているのが美点だと思っていたのだが、今回はやたらとしゃべっていた印象。
これまでの解説よりも品がないような・・・
まぁガチンスキー選手の映像で、やたらとマラヂェーツ(молодец! )を連発していたのはほほえましかったが。
http://www.youtube.com/watch?v=UGatlez3wfo
(↑ショートプログラム。後半は黙っているね)
サラ・マイアー選手の映像(これは感動的だった!)で、тройной аксель(トリプル・アクセル)と言っているように聞こえて、えっ ダブル(двойной)じゃないの? シロウト? と思ってしまった・・・
http://www.youtube.com/watch?v=yeOFIXI9JFQ

○何度も耳にして、今回あらたに把握した単語
чисто
辞書を見ると、「きれいに」「清潔に」という意味の副詞。回転不足とかエッジエラーとかでない、いわゆる「クリーンである」という意味で使っているのだろうなと推測。
прыжок
いまさらって感じですが「ジャンプ」のこと。話の文脈からジャンプのことらしいとは思ったのだが、耳で聞いただけでこの単語を辞書から引き当てるのは難儀であった・・・(「ダブル・アクセル」のつづりをwikipedia のロシア語ページで調べていたらそれらしき単語があって、やっと判明^^;)

○関連して、ふとFskate.ru のツイッター にたどりつく。
http://twitter.com/fskate_ru
おっ1月29日1時35分のツイートに
Флоран Амодио стал чемпионом Европы 2011!
とある。
これは日本語訳すると
「フローラン・アモディオが2011年ヨーロッパチャンピオンになった!」

ちょうど本日の『アンコールまいにちロシア語』第49課学習内容にぴったりではないですか。
ちゃんと(当たり前だが)「ヨーロッパチャンピオン」が造格形になっている。

ニュース記事は長くてまだまだ私には難しいけれど、ツイッターだとやっぱりとっつきやすい。これから定期的に読んでみようかな。

○ここでFskate.ru の本サイト記事も参考にフィギュアスケート関連用語をおさらい(というか初めて知った単語も多いけど^^;)してみる。

フィギュアスケート фигурное катание
(シングル)女子 женщины
(シングル)男子 мужчины
ペア пары
アイスダンス танцы на льду
ショートプログラム короткая программа
フリープログラム произвольная программа
総合結果 итоговые результаты

2011年フィギュアスケートヨーロッパ選手権
Чемпионат Европы по фигурному катанию 2011 года

ひとつひとつが単語の性・単→複数形、格変化の勉強になるなぁ・・・

じわじわと効いてくる?

2011年01月24日 | しつこく多言語
2周目の『まいにちロシア語』、76課の「今日のポイント」のひとつは「形容詞の変化形のまとめ」であった。
形容詞の変化形については、『アンコールまいにちロシア語』でも何回かやっている。
このときはまだ意識して覚えていなかったので、とりあえず語尾は、女性形で迷ったら ой、男性形前置格は ом、というところから頭に入れてみた。
その成果もあってか、最初に聴いたときよりも、今回は、練習問題もスムーズに言えたような気がする。

『まいにちロシア語』と『アンコールまいにちロシア語(中級編)』、そして『テレビでロシア語』は、文法的には重なっている部分が多い(ほとんど?)。
なので、3つとも視聴する必要はないのでは?とちょっと思ったりしないこともなかったのだけれど、実はこの「同じことを違った形で、やや時間差で学ぶ」というのは、結構、効果が大きいのかも!と、はたと気づいた。
理屈(文法)を知るだけなら、ひとつでいいんだけれど、ふたつ、みっつと重なるごとに、自然に自分の身に付いてくる感じがするというか。
まぁ実際は、「自然」には身につかないんだけど・・・でもとりあえず、暗記しなくちゃというような気持ちの負担は減る、と思う。
よく言われていることだけど、くりかえし、って大切よねー。

『まいにちドイツ語』では、時々「ミニテスト」という名称で、少し前の課でやった表現を覚えているかテストされる。
これが・・うわーん、復習も一応やっているのに、パーフェクトに言えない・・・
でも、まぁ、今は理屈を初めて学んでいる段階だから、暗記まで頭が回らないのも無理はない、と自分を慰めてみる。
でも、こうやって、前の内容を再び思い出してみるというのが大切なのよね。
それにしても、番組の進め方や大谷先生のお言葉に、この『ドイツ語、基礎のきそ』は、まさに私にどんぴしゃの番組、ドイツ語に触れるのはまったくこれだけ、ほかに学習歴なし、毎日聴いているけど、ほんとに聴いているだけ(一応書き写したりもしているけど)―というひとに向けて、脱落せず付いてこられるように工夫しておられるんだろうなー・・・と感心するのであった。
前期は、入門を終えた人向けだったようなので(とどこかで見た)、タイミングよく自分に合った番組がある、というのも、継続のためのポイントか。

個人的なつかし本再読

2011年01月15日 | とぼとぼフランス語
続くか分からないけれどフランス語学習で新しいカテゴリーをつくってみた。
(アクサンなど記号付きの文字は、文字化けしてしまうようなので、とりあえず外しました・・・うーん、困ったなぁ・・・)

写りが良くなくて悲しいのですが
写真の本は
(左)La gloire de mon pere (Marcel Pagnol)
(右)Mina Tannenbaum (Martine Dugowson)

La gloire de mon pere は『マルセルの夏』というタイトルで映画にもなっている。
(ネットで見たら公開は1990年だそうだ)
知らない単語があまりにも多くて、長らく挫折していたのだが、昨年、辞書を引くのは最小限にして、とにかく、最後まで進んでみた。
この本に関しては、それで良かったのだと思う(ことにしておく)。
文章自体は難しくないし、こんなにも分からない単語だらけなのにもかかわらず、かなり楽しく読めたので。
主人公(作者の子供時代)の気持ちとか、まわりの人々の描写が、生き生きと感じられて、これって、やっぱり作者の技量ということなのだろうなぁと思う。
分からない部分というのは、たぶん、鳥、獣、草木の名前、プロヴァンス地方独特の言葉、あと宗教関係、か?
たぶん翻訳本で読んだとしても、そういう部分はすっとばしていたと思うから、ま、いいかということで、読了本に加えることに。

Mina Tannenbaum は、『ミナ』というタイトルで公開された映画(1994年)のシナリオ本。
自分の青春時代とも重なって(?)いろいろセンチメンタルになってしまった・・・
こちらは、単語をなるだけ調べて読んでみた。
以下、覚え書き少々。

よく出てきた印象がある単語
excede(e) いらだった、うんざりした
grimacer un sourire 無理にほほえんでみせる。
・・・ある意味、この映画の雰囲気を象徴する単語かも。

映画の用語
ralenti スローモーション
fondu enchaine オーバーラップ
fondu とは、いわゆるフェード・イン、フェード・アウトのフェードのこと

辞典で調べなかったらいつまでもいいかげんにしていたと思う慣用句
faire les cent pas (同じ場所を)行ったり来たりする

懐かしい単語
une pellicule フィルム(映画のフィルムということもあるけど、ここではカメラの)
90年代は、まだデジカメではなくて、フィルムのカメラを使っていたんだよねー。
だからこれは、たぶん必要に応じて現地で覚えた単語だったような気がする。でもすっかり忘れていた。

余談だけど、『まいにちドイツ語』を聴いていてはじめて、ミナの名字 Tannenbaum は、あのクリスマスの樅の木を意味しているのだということを知った。そういえば『ロイヤル・タネンバウム』という変わった一家のことを描いた映画もあったような。何か含むところがある名字なのかな?

目標/講座出演者への親しみ

2011年01月11日 | にわかロシア語
ロシア語学習のきっかけ、というか、漠然とした到達目標のひとつは「フィギュアスケートのロシア語解説を聴き取る」ことであった。
到達にはまだまだ遠い・・・(っつーか、You Tube では競技映像を観ることが多いんだけど、ロシア語解説は大体演技中は黙っているので、言葉を発している部分はごく短いのであった。でもそれはそうあるべきで、日本のテレビ放送で演技中に発せられる言葉がいかに空疎なことか・・・日本語学習者が必死で聴きとって内容を把握してがっかり、ということがよくありそうな・・・と余談)

それはそれとして、後に、もうひとつ目標が加わった。
昨年読んだ本のひとつに『昨日のように遠い日 少年少女小説選』(柴田元幸選 文藝春秋)がある。
その中のハルムスの作品が、とてもおもしろかったので、原文をウェブ検索してみた↓

http://daharms.ru/
http://znayka.net/daniil-kharms/

が、当然ながら今の私にはまるっきり歯がたたなかったのであった・・・
でもまぁ、学習を続ければ、原文も読めるようになるかな、ということで、継続のためのモチヴェーションがひとつ増えたのであった。
ハルムスの経歴と作品については、日本語で、ここでも読める。↓

http://www.villagebooks.co.jp/villagestyle/monkey/kharms/index.html

訳者の名前に見覚えが・・・と頭をひねってみて、それは『アンコールまいにちロシア語』「会話力アップの実践編(木・金曜日)」ゲストのひとり、ヴァレリー・グレチコさんだ、と分かった。研究テーマはロシア・アヴァンギャルドとあるし、間違いない。

直接何の関係もないけど、自分が視聴しているNHK語学講座出演者のお名前を、他の場所で発見するとなぜか嬉しくなるものですね。

他の場所といえば、これまた何の関係もないんだけれど、丸谷才一氏の座談集、とは言わないか、湯川豊氏を聞き手に語ったものを文章にした『文学のレッスン』(新潮社)という本を読んでいたら、ふいに「貝澤哉(かいざわはじめ)さんの論文を読んでいたら・・・」という一文が出てきた。
「ん?知らないけどなぜか馴染みがある名前・・・」と頭をひねってみて、それは『アンコールまいにちロシア語』「会話力アップの実践編(木・金曜日)」講師の方のお名前だと分かった。
19世紀(だったか?)のロシアの雑誌を見ると、当時の市民社会の形成のされ方が分かるというような話が続いていたので(図書館で借りて返してしまった本なので内容うろ覚えです、すみません・・・)、間違いない。
意外なところでお名前を発見して、嬉しいというか不思議な感じがしたので、書き記してみる次第。

貝澤先生の、ラジオ講座を聴いての印象は、「若いのに、落ち着いた話し方をされる方だなー(63年生まれの人は私の中では先生としては若い。世間的にはもはやそうではないのだろうけれど・・・)」というものであった。
でも、テキスト執筆も先生が直接されているようなので、このすっとんきょうな主人公ミキちゃんを造型するからには、きっと、もっとヘンな、というかおもしろい一面を隠し持っている方に違いない、などとつらつら思ってみたりする。
(テレビ・ラジオの講師の方って、芸能人ではないのに、こんなふうに知らない人間から勝手にあれこれ言われたり想像されたりすることが多そうで、気の毒というか申し訳ないような気もするのですが・・・まぁ大学で直接学んでいる学生ならもっと言ってるか・・・私の場合、それだけ熱心に視聴しているというだけで、他意はありませんので、お赦しを^^;)

母音って?

2011年01月11日 | しつこく多言語
ロシア語の書き取りをしていて、例えば、изучать(勉強する)などのуをよく抜かしていることに気づいた。
(小学生がひらがなの単語をまちがえているような感じもあってお恥ずかしいですが^^;^^;^^;)
発音でуを意識していないせいかもしれない。
у(発音は「ウ」)はロシア語では母音だ。
で、ふと、あれ?「そういえば母音って何?」と今更ながら疑問に思う。
漠然と、日本語でいえば、a i u e o 、五十音の元を形成している、子音とくっつく、という認識しかない。
その認識をもとに、英語やフランス語だと、このa i u e o の口の開け方にもっとヴァリエーションがあって、母音の数が増える、というふうに捉えていて、深く考えることはなかった。

とりあえず、手元の国語辞典(岩波)を見てみると、

母音:声が口を出るまでの間、その通路が舌やくちびる等で妨げられない時の音。(以下略)

とある。
英英辞典 (Longman Contemporary)でも

Vowel: one of the human speech sounds that you make by letting your breath flow out without closing any part of your mouth or throat (以下略)

と大体同じ趣旨の事が書いてある。

なるほどー
今更ながら感心してしまった。
ある音を発したときに、喉からくちびるの先まで、息がどこにもつかえずに出てきたら、その音は、母音ってことなのね。
新たな認識が得られたことが嬉しく、ここに書き記す次第。
(・・・いや、たぶん常識なんでしょうけれど、なにぶん常識知らずなもので(-_-;) ・・・はるか昔、英語音声学とかの授業を取ったような記憶もあるのだけれど、身についていなかったのであった・・・)

復習復習

2011年01月08日 | しつこく多言語
(昨年より、なぜか「です。ます。」調で書くことが多かったのだが、見えない聴衆に呼びかけているような感じがなんとなく気恥ずかしくもあり、今回から意識的に「だ。である。」調で書いてみる)

年末から年始にやったこととやろうと思うこと。

ロシア語とドイツ語はNHKラジオテキストの復習をしている。
ドイツ語:入門編のテキストを順番に再度音読。
「きょうの表現」や「練習」の基本文を書き写す。
ロシア語:中級編の「作文にチャレンジ!」を復習。
放送中はカッコ内に入る語のみ考えていたのだが、今回は日本文を見て、ロシア語文全文を書いてみる。
これが、結構間違いだらけで恥ずかしい^^; 相変わらず単語のи とы とь 、アクセントのないа とо は間違えてしまうが、一方、綴りを覚えていなくても、発音どおりにアルファベットを並べれば合っているということもあるので、音声と綴りが一致している言語は(ロシア語は例外もいっぱいあるみたいだけど^^;)いいなと思った。
音声と綴り(の規則)の一致は、ドイツ語だとさらに顕著のようで、発音と綴りの関係をしっかり把握していれば、発音が分かっている単語をことさら書き取り練習をする必要はなさそうな。
『まいにちドイツ語』1月号の「講師ごあいさつ」で大谷先生も、ドイツ語は「音の言語」であり、黙って文字を眺める勉強方法では習得が難しくなるということを書いておられた。
とはいえ、聴きっぱなし読みっぱなしよりも、やはり書いてみると、頭への定着率が高まるような気がする。
これらの復習は空いている時間にちょこちょこと、今放送中のところまで追いついて順次進める予定。

上掲写真は、テキストの文法事項をコピーしてA5ノート(ラジオテキストと同形)に貼り付けてみたもの。基本動詞の人称変化なども順次書き加えて、私用文法便覧をつくってみようかな、と。市販の文法便覧は、まだまだ入門編の私には見ているだけで頭がくらくらするようなところがあるので・・・
ちなみに、閉じているノート(A5とA6サイズ)の薔薇の花のカバーは、昨年のカレンダー(「パリのバラ」昨年1月7日のブログエントリーにも書いた)を利用してみたもの。お金を出して買ったカレンダーの場合、紙質もしっかりしていてなかなか良い。昨年お気に入りの絵や写真をまた楽しむことができます。全然貧乏くさくないですよお。おすすめです^^ (あ、「です。ます。」調で呼びかけてしまった)

英語とフランス語については、今まで買ってほうっておいておいた原書を丁寧に読み進めてみようと思う。
今までも、ぼちぼち読んではいたのだが、単語を調べずとにかく先に進むことを優先していると、うーん、なんとなく分かったような分からないような、でも日本語の本でもよく分からないことがあるから、それでいいのかな・・・などと、読後感が釈然としないことがしばしば^^; しばらくはひとつのテキストとして、ちゃんと単語も調べて、身につけることを意識してみようかなと。
これについてはまた次回。

新年のごあいさつ

2011年01月08日 | 日常の記録
あけましておめでとうございます。
昨年から始めたこのブログ、さっき見返してみて、当初とはだいぶ趣が変わっていたことが分かりました。
最初は写真を載せようと思って始めたようなのですが、案の定(?)続きませんでした^^;
今年は紅白の感想を書く意欲はあまりないなぁ・・・
去年は、坂本龍一さんと大貫妙子さんの「UTAU」コンサートに行かなかったことが、いささか心残りでもあるのですが、まぁこういうのもご縁なのだろうな・・・
矢野顕子さんのさとがえるコンサートは今年ももちろん行きました! が、感想記録は、このブログとは分けようかな、と。

去年のことを思うと、このブログも引き続き行き当たりばったり、どうなるか分かりませんが、当面こちらは、語学学習記録を中心に、細々続けていきたいと思っております。