宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

脱皮しないヘビは

2020年10月16日 | ずるずる英語
1週間遅れでアプリから聴いているNHKラジオ『実践ビジネス英語』、
運転中にながら聴きしているだけという体たらくではあるのだけれど、
"Quote...Unquote" (金言・格言のコーナー)で、また、おおっと思った言葉があったので、テキストから書き写しておこう。

The snake which cannot cast its skin has to die. As well the minds which are prevented from changing their opinions; they cease to be mind.
---Friedrich Nietzsche (German philosopher, 1844-1900)

「脱皮できないヘビは死ぬしかない。意見を変えることを妨げられた理性も同様で、理性ではなくなる。」

うおお、ニーチェ、なんだかすごいぞカッコいいぞ。
ニーチェの言葉を検索してみたら、端的に核心を突いた名言、格言がいろいろ。にわかに興味が。

ドイツ語で読める日は・・・来ないと思うが・・・(^^;



天国にユーモアはない

2020年02月18日 | ずるずる英語
通勤の車の中で聴き流しているだけで全く身についていないNHKラジオ『実践ビジネス英語』なのだけど、1月末の"Quote...Unquote"(金言・格言のコーナー)で、はっと耳を傾けたフレーズを書き写しておこう。

The secret source of humor itself is not joy but sorrow; there is no humor in Heaven.
(from "Following the Equator")
-------Mark Twain (U.S.writer, 1835-1910)

ユーモアそのものの隠された源は喜びではなく、悲しみである。ゆえに、天国にユーモアはない。

この「天国にユーモアはない」というのが、なるほどと思った。
さすがマーク・トウェイン。(前に書き写したのもこの人の言葉だったような)
「天国にこそユーモアがある」と思っている人もいて、そこで「笑い」に対する感覚にズレが生じるのだろうな。

今を生きるよ

2018年04月06日 | ずるずる英語
NHK語学講座は1週間遅れのアプリで聴いていたので、まだ新学期ではないのである。
NHKラジオ『実践ビジネス英語』テキスト3月号最終週のビニェットにあった言葉。
(ビジネスに関係ない人(私)が聴いてもおもしろいしためになる。4月からは中抜けせずに聴いてテキストももっと活用したい・・・)

中国の思想家、老子(Lao-tzu)の言葉だそうだけど
「あなたが落ち込んでいるならば、あなたは過去に生きている。
 不安でいるならば、未来に生きている。
 でも、心が穏やかならば、今を生きている」
He said if you’re depressed, you’re living in the past,
and if you’re anxious, you’re living in the future.
But if you’re at peace, you’re living in the present.

「今を生きる」というのは耳にしたことがあるけれど、ぴんときてはいなかった。
なるほど、この言葉を知ると、心が不安定な時に「あっ今、自分は『現在』にフォーカスしていない」と気づけるし、逆に、自分の心を「平穏」にチューニングするためにも役立つ。

世の中すぐ極端な解釈をしてケチをつける人がいるせいか、ビニェットではこう続けている。
「私が言っているのは、過去を完全に忘れるべきだとか、明日のことは何も考えるべきではないということではありませんよ。(中略)大事なのは、そういったこと(私注:過去に思いを馳せたり将来のことを考えたりということ)はどれもほどほどにやるようにして(The important thing is to do all this in moderation,)、今ここにある物事を見失わないことです。」
この「in moderation(ほどほどに)」は個人的に好き、というか心に留めている言葉。

(全然関係ないけど、ペットを飼う効用のひとつは、動物を通して「今を生きる」とはこういうことかと実感できることなのかな、と今更ながら、たまたまこれもNHKだけど『もふもふ』という動物番組?を観ていて思った)

ついでに3月号最後の「Quote…Unquote」(金言・格言のコーナー)も引用しておきたい。
作家マーク・トウェインの言葉
「あなたがこの世で必要なのは無知と自信だけ。それで成功間違いなしだ。」
All you need in this life is ignorance and confidence, and then success is sure.

皮肉が効いてるね~いるいるこういう人。
自分でも気をつけよう・・・このパターンの「成功」は後ですごく恥ずかしくなるので。

次回に持ち越し

2012年07月08日 | ずるずる英語
本日は英検二次試験の日であったが、諸々の事情により次回に持ち越し。
1年間は一次試験免除になるので。
また検定料を払わないといけないけど・・・

一次試験の結果は
総合得点83点(満点99合格点69)
内訳(得点/配点)
語彙・熟語23/25 読解26/26 リスニング 26/34 作文8/14
作文だけ、全受験者の平均得点よりもさらに低いというところが、二次試験の危うさを予見しているような・・・

実のところ、このまま準備不足で臨んでも撃沈は目に見えているので(過去に経験済み・・・2回も・・・)、次回11月までの長期スパンで、なんとか・・・と思っている次第です。

先月よりちょっとお疲れ気味で、お楽しみ義務のラジオ語学講座も未聴分がたまってしまい、なかなかキャッチアップできない・・・
二次試験対策には、ハッタリ力をかますパワーも必要かと思うので、次回までにそのあたりの増強にも努めたいものだ。

シンプルに考える練習をする

2012年06月10日 | ずるずる英語
英検を受験してきた。
受験場所にスムーズにたどり着けず、集合時刻に10分ほど遅刻した。
中学生の受験者もいたのに、大人として恥ずかしい^^;

とにかく、無事に試験は受けられた。
体調も悪くなく、わりと集中力もあったにもかかわらず、リスニングがいまひとつ分からなかったのは、これが実力なんだなー・・・
空欄語句補充問題はいくつか自信なく、読解問題はまぁできたと思うのだが、ライティングに時間を取られ、見直す時間が持てず。

ライティングは、外国の友達がEメールで尋ねてきた質問に答えるという形式で、今回は、ざっというと
1.日本人が他の国の人よりも長生きなのなぜ?
2.退職した後外国で暮らすのはいい考えだと思う?
3.日本を旅行するときにお薦めの交通手段は?
という内容だった。

1.は、日本食と、相対的に穏やかな気候と、戦争がないこと、かなぁーと考えたのだが、でもでも、今長生きしている高齢者と今の若者では食習慣が全然違ってきてるでしょー、気候が穏やかってのも近年は変わってきてるしなー、などと考え出すと、どう書いていいのか分からなくなってしまう。
そんなことをごちゃごちゃ考えず、ごく単純明快な文章を書けばよいのだということは、過去問で分かっているのだが、この、単純明快というのが難しいんだよなー。
やっぱりこれって「英語で思考」していないからかなー。

2.に関しては、外国暮らしがいいか悪いかはその人による、と思うのだがー この友達のお父さんが退職後はお母さんと一緒にスペイン(だっけ?)に移住するって決めてるんだそうだ。じゃ、やっぱり賛成してあげるべき? でもこの友達は両親の考えには反対なのか? 
・・・と書いてみて気づいたのだが、こうやって質問者の思惑をあれこれおもんぱかることが、英語で文章を書くことと相容れないのかもしれないなー。
こっちの意見を聞いてるんだから、他人の思惑をあれこれ考えずに、自分の意見をズバリ言えばよいのだ。
しかし、この件に関する自分の意見といわれてもー、いい面も悪い面もあると思うしー、でもテストでは○×はっきりさせて、その理由を端的に書くべきなんだよねー(過去問解答によると)。
もう、なんでいきなりここでこんなことを真剣に考えなくてはいけないんだー
・・・

私にとっての英検突破対策のひとつは「シンプルに考える練習をする」ことかもしれない、と思った^^;

持っている語彙数の範囲内で考える練習をするというか・・・うまく書き表せないけど・・・
と、日本語で書いてもすごーく時間がかかって単純明快にならないんだよなぁ・・・ 

6月は検定の季節

2012年06月02日 | ずるずる英語
迷っていたのだが英検を受験することにした。
受験級は準1級。

実は準1級は過去何回か受験していて、筆記試験はいずれも合格していたのだが、二次試験のスピーキングがどうにも駄目で、「もう、いいっ(泣)」と、そのままにしていたのだった。

で、1級の筆記試験だけでも受けてみようかなと漠然と考えて、単熟語集を購入したりしたのだが、客観的にみて、合格には遠い。可能性がほぼゼロのものに検定料を払うのももったいない。

やっぱりひとつひとつ積み重ねてこそ、英語コンプレックスが払拭されるわけで、まずはやっぱり準1級完全合格を目指そうと方針転換したのであった。
それに、齢40を過ぎて、急激に「試験」というものに対応する力が落ちているようで、不安に感じる今日この頃(まぁ、さすがにもういわゆる「学生さん」じゃなく、経験重視の大人になったってことか(?)と、ある意味安心するところもあるんだが)、まずはペーパーテストの形式に再び慣れておこうという気持ちもあった。

などと書いてみると、準1級なら筆記試験は余裕みたいだが、いざ過去問題に取り組んでみると、うーん合格可能性は五分五分・・・かなぁ・・・
まず、ひととおり問題を解くだけでものすごい疲労感。学生の頃ってこういうの1日にいくつもやってたんだよねぇ。やっぱり体力があったのねぇ。
あと英語力以前に、集中力が途切れたり、ふっと気が散ったりするがゆえの失点が結構あるような・・・リスニングの聞き間違いって、たとえ日本語で言われても聞き漏らしていそう^^;

ともあれ、語句空所補充問題でもまだまだ知らなかったりあやふやだったりする語句もあるし、過去問を解いてみて勉強になった。

と、現況報告まで。