宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

記憶を掘り起こす

2015年10月28日 | 音楽
【個人的にかなり偏っていると思われる田島歴】

先日のひとりソウル・ショウのセットリストをよそで知って、私が知らなかった曲はアルバム『風の歌を聴け』に入っていたものだと判明。
オリコンチャート1位だったアルバムだから幅広く知られているのでしょうね。
私の前にいた、誘われたから来ましたみたいな女性も『フィエスタ』のとき、「あーっ」と嬉しそうだった。

しかしながら、私の中での90年代のORIGINAL LOVEに関する記憶はほぼゼロ。
『風の歌を聴け』は何かで目にして、村上春樹の小説と同じタイトルなんだーとうっすらと思った記憶はあるけど、それだけ。
91年から94年くらいまでは特に私的に激動の年で、外に目を向ける余裕がなかったせいかもしれない。

それにしてもなー。
音楽知らずで、今ほど情報が入ってこなかったとはいっても、Wikipediaに載っていたいわゆる渋谷系のミュージシャンの人たちはそれなりに知っていた。
今初期の代表曲を聴くと、TVドラマの主題歌だったりしたせいか、聴いたことがあるような気もするんだけれど、踏み込んで興味を持つことがなかったんだな。たぶん。
『接吻』とかは、表面だけ聴いて拒絶しそうな、生硬な20代のワタクシであったが(^^; そういう具体的な反応を示した記憶もない…まったくのゼロ。

楽曲を具体的に知ったのは、2000年。
矢野顕子さんがアルバム『Home Girl Journey』で『夢を見る人』をカヴァーしていたので。
このアルバム全体から発せられるテーマにぴったり合致していて、佳曲ぞろいのこのカヴァーアルバムの中でも、特に好きな曲だったのだけど、原曲に当たろうとはまったく思わなかった。
今原曲を聴くと、矢野さんのカヴァーでの、曲のエッセンスのすくい上げっぷりにあらためて感嘆する。
(もちろん原曲もいいんですが。佐野元春さんの『SOMEDAY』のカヴァーを聴いたときと感触は似ている)

少し後の2003年、矢野さんがピアノで参加するってことで、初めてアルバムを買った!
『踊る太陽』
これ、矢野さんのブルーノートでの現トリオが躍動する『美貌の罠』が特に好きだけど、全体がよくて当時かなりヘビロテした。
しかしあれからもう干支が一回りしたんですねー。
今聴き返して、自分の第二期青春時代を思い出して、しみじみというかあちゃー(^^;というか…

しかし、さかのぼってほかのアルバムも聴いてみようという流れにはならなかった。
これは、今年の『ラヴァーマン』も同じで、ずっとそれだけ聴いていて、ほかに情報を集めようとか全然思わなかったなー。
10月10日までは。
なので、今もう大変(^^;(^^;

ほかには『ほぼ日刊イトイ新聞』でおみかけしていたけど、記事はちゃんと読んではいなかった。
(すみませんすみません(^^;)
しかし、田島さんの「ほぼ日手帳」の使い方はすごく印象的だった記憶がある。
2005年発行の書籍『ほぼ日手帳の秘密』が手元にあったので、見てみると、お、載っている。
「43人の使用例」として、ほかの人は「スクラップブック」とか「仕事管理」とか使用例とともに名前が紹介されているんだけど、田島さんは

「三日坊主 田島貴男さん」て…(^^;

しかしながら、記事はなかなかイイ(^^)/です。
今は電子書籍があるから、荷物は減っているのかな?

にわかファンですがー

2015年10月27日 | 音楽
事情により、久々に完徹の作業をしてしまったが、なんだか元気。
これはひとえにここ2週間に行ったライヴのおかげである。

10月24日(土)は
田島貴男ひとりソウル・ツアー2015 @富山SoulPower
に行ってきました!

ビートラム以来、なんとなく関連ツイッターを眺めていたら、
えー、コケたときの負傷は足じゃなくて、肋骨???
私は何の関係もないけど、なんとなく申し訳ないような・・・だ、大丈夫なのか…
えー、来週また富山に?
もうちょっと後だったらなーもっと聴き込めるのにー
チケットはまだある模様。
勤務シフトを見ると、行けないことは、ない。
ないがー・・・ちょっと辛いな…
が、行かないという選択肢はない、ような気がする。

ということで、
当日は周囲に迷惑をかけまくり、移動時間短縮のために北陸新幹線を使って(!乗車時間10分足らずではありますが(^^;)降り出した雨の中、無事、開演前にSoulPowerに辿り着くことができましたー
(18時開演って早いですよね・・・)

安堵しながらも、まだ確信が持てなかったりもしたのだった。
まったくのにわかなのに、ここまでして来る価値があるのかな…
などと、こういう思考パターンが多い私(^^;

が!
田島さん登場の瞬間に確信した!
来てよかったー! 間に合うように助けてくれた方には感謝感謝。

ナマの田島さんはやっぱり静止画像の300倍はかっこよかった。
(画像がかっこよくないというわけではないですがー)
周りの女子たちからも「かっこいいー」のつぶやき声が次々と。

が、後で思ったのだが、いわゆる「かっこいい」男性ミュージシャン群とは何かが違う。
音楽知らずなのでカンだけで書くのだが、一見類似のヴォーカリストとかギタリストとかは結構「オレがオレが」と前に出るタイプが多いのではないか。ナルシストというか自意識過剰というか。それが悪いわけじゃないんだけど、うっとおしく感じることもある、ような。
しかし、田島さんにはそういう「俺を見ろ」的なところは感じられない。
(「曲を聴いてほしい」というのがすべてというか)
まぁ「見ろ」と言われなくてもみんなが注目する容姿だからかもしれないけど、それは田島さんが転校の多い少年時代だったせいもあるのかなと思った。転校生は黙ってても目立つから。

まず曲がよくて
歌声がよくて
演奏もよくて
しかもおもしろい(^^♪

1部は知らない曲がいくつかあったので、セットリストが知りたいなー。
田島さんは曲間はやっぱり息切れしているのだが、曲が始まると、まったく声がかすれたり裏返ったりしない。踊れる曲は楽しいんだけど、つい歌に聴き入ってしまうこともしばしば。
驚いたのは、私は2部は1部の時よりも後ろに立っていたのだけれど、田島さんがばばーんと大きく見えてきたこと。
観客席に迫ってきたからというのではなく、エネルギーの増大が視覚に影響を与えたのではないか。文字通り「白熱」してきたのが見て取れるというか。

語録(記憶あいまい。関連ツイッターで見て「そうそう」とうなずいたのも)
・「肋骨が折れても歌が歌える」(ひぇー)
・本日は大事をとって2部制。合間に10分間の休憩があり、その間に(文字通り)「骨休め」ができる、と。
(この言葉今思いついたそう)
・富山は黒と白!
(ブラックラーメンとシロエビ)
・富山湾から上がってきたダイオウイカ
・高校の時は郡山市にいて、ちょうど新幹線が開通し、発展した。それまで輸入レコード店が1軒もなかったのに2軒できた。(それで発展というのも、と笑)
・昔は四季の移ろいとか全然興味なかったけど、今はそういうことしか歌いたくない、という感じ。昔NHKのラジオ番組をやっていたが、NHKはそういう四季がどうのというのに熱心で、リスナーの方からの紅葉の写真ですとか見せられて・・・「いいっすねー」と。言ってたか(笑)

ああ、ほんとに盛り上がってサイコーだった雰囲気がまったく書けてないーー。
後悔は「SOULPOWER」Tシャツではなく「ORIGINAL LOVER」Tシャツを買えばよかった…ということだけ(T_T)
(ロゴがかっこいいんだけど、ツアー名が入っているのがなんとなく気恥ずかしい・・・)

スケートシーズン到来

2015年10月21日 | にわかフィギュアスケート
今期はいよいよスケート教室に通うことにしたんだけど、
先生の言うとおりにはまるっきりできない・・・
非常に恥ずかしかったが、ガンバル。
持って生まれたものがあるから「美しく滑る」ことには限界があるが、オモシロ枠で(?)

自分で適当に滑っているときはそんなに疲れないのだが、先生のお手本どおりにしようとすると、背筋、腹筋をすごく使ってどっと疲れる…
体幹を鍛えないとなー。

NHKフランス語講座のテキストに「陳述的記憶」と「手続き記憶」についての話があったが、これはスポーツにおいても言えることだと思った。
しかし、子供のころは体で覚えることがすべてでも、大人になってから手続き記憶だけですべてを習得することは難しいのではないか、とやっぱり思ってしまう。
両者は別のところにあり、2つの記憶が結び付けられることはないとのことだったけど、手続き記憶にクセや間違いがあって訂正したいときは、陳述的記憶の助けが必要なように思う。

というのは、できない私に苦笑いの先生が「まず頭で理解してからやっていきましょう」とおっしゃっていて、自分でもそう思ったので。
頭と体の記憶を結び付けるということではなくて、頭→体と2段階の記憶を経ないといけないということかな?
と書いていて自分でもよく分からなくなってきたがー(^^;

気が付けば、今週末はもうスケートアメリカ。
フィギュアスケート観戦シーズンも本格到来であったのだ。

スケートアメリカにはデニス・テン選手(カザフスタン代表・ソチオリンピック銅メダリスト)が出場予定ですが、彼は田島貴男さんに似ていると以前から思っていて、ネットで同意見を見ては我が意を得たりいう気持ちだったのだった。
なーんて、ここのところ、楽曲を聴いたりYou Tube を見たり(あ、ミュージック・フェアも見た)、かなりの時間を費やしているものだから、つい書いてしまう(^^;
あらためて写真を並べてみるとそんなに似てないんだけどねー(^^;
田島さんに似ているということは、藤岡弘、さんにも似ているということで、テンくんが中年になったら藤岡さんみたいになるとは想像できない。でも「カザフスタンの名士」といえばああいうお顔のイメージで合っているような気もする。行ったことないから知らないけど。

今週の土日は、私にとっては平日なのだが、えーと、録画は忘れず、とにかくガンバル。

大当たりだ!

2015年10月17日 | 音楽
興奮のせいか眠りが浅く筋肉痛…が、気分は爽快!

いきなりライブづいておりますが、

10月16日
東京スカパラダイスオーケストラ@砺波市文化会館
に行ってきました!

私、スカパラは断続的に耳にしていたけど、ライブは初めて。
テレビでしょっぱなからトランス状態?の観客映像をみて、わ、ムリ…と昔は思っていたんだな。
ということで、いちげんさんの感想です。
でも、いちげんさんもごひいきさんもウェルカム!ってのが嬉しい、超楽しかった!
近くに来るけど迷っているという私のような方がいらしたら、ぜひぜひぜひお勧めです!
(体調のいいときに限るかも…と思ったけど、エネルギー交換の渦に巻き込まれているうちに元気になってくると思う!)

気づけばこの日は勤務休みだったので、前日会館を訪ねてみたら、残席があるとのこと。
・・・やっぱり地方だからな…盛り上がりに欠けるかな…
なーんて心配していたのだが、
まったくの杞憂だった。

当日、冴えた三日月に魅入られたのか?近道しようとしたら迷ってしまい、到着ギリギリ
広いはずの駐車場に停める余地なく、焦った焦った。
会場に駆け込んだら、私の座席は機材席だったそうで(会館のお姉さんが間違えたのか?1列まるごと空いてるっておかしいなーとは思っていたのだが)、違う席になったので案内するという。

係員の人が「いまちょうど始まったところです!」と言いながら開けたドアの先を見て

「???」

あーネタバレはしないほうがいいんですよね。
座席はいきなり15列以上前になるし(笑)、心の準備がまったくできていなかったので「なにがなんやら」状態。

できれば開演前にお手洗いに行っておきたかったのだがー
へー個々のメンバーに声援が。熱いファンが多いのねー
ライブTシャツ着てる人も多いね。
若い子も結構いるね。吹奏楽部経由かな。
わ、やっぱり1曲目からオールスタンディングなのね。
後ろの席でこそっと観るという選択は最初からなかったのね。
あートイレー・・・
と、最初の数曲の合間は気にしていたのだが。

そのうち、どーでもよくなってきました!
全部汗になって流れた!(?)

個人的には、中盤のまさかのあの曲が超嬉しかった!!
周囲は結構冷静だったからレギュラー曲じゃないのかな。
えっと思うけどメンバーの世代的にはどんぴしゃだしねー

世代といえば、いちげんさんの私、北原さん、谷中さんあたりのほかのメンバーはモーニング娘。みたいに入れ替わっているのかとなんとなく思っていた(^^;)

谷中さんが「バブル時代のお立ち台」云々の話をしたときに、大森さんが冷めた目で見ていたのに、「あー世代間ギャップが…」なんて思ってたけど、なーんだ、メンバー全員ざっくりいえば同世代だったのね(^^♪
(バブルの話の大元はチューリップバブルからで、砺波市はチューリップの球根栽培が盛んということで、そこからチューリップが投機対象だった時代の話をする谷中さんに感服。そんなMCをここでしたアーティストがかつていたであろうか)

と、今回はじめてみなさんの名前をしっかり覚えた私ですが、ビジュアル的に大好きになったのはGAMOさんです(^^♪

はーそれにしてもみなさんあの肺活量、腕力、脚力、いったいどうなっているのか。
今回初めて知ってさすが(ってのも変だけど)と思ったのは、最初から最後まで踊りっぱなしじゃなくて、合間にスローな曲をはさんで観客の休みどころがちゃんとあるところ。
でも演者は休んでないわけで-
休みどころが聴きどころでもあって、実力がよく分かる、演奏が沁み入った。

ミュージシャンは不健康ってのは過去の話ですね。
ミュージシャンに体力づくりの大切さを教えられる今日このごろ。
私も心身鍛えて、これからもライブに行きたい!

手続き記憶を強化

2015年10月16日 | しつこく多言語
以前、「楽しい義務」という記事を書いたことがあったが、やらなければならないことがあるのになかなかエンジンがかからないときに、にわかに取り組みたくなるのが、ブログ書きと、NHKラジオの外国語講座である。
珍しくブログ更新が続いているのは、そういう理由もある、かもしれない。

10月からの新学期、聴く予定のものは
実践ビジネス英語
まいにちロシア語応用編
(うきうきルースキー~私が見たロシア)
まいにちフランス語初級編
(もっと話せるフランス語~文法より実戦練習2)
まいにちフランス語応用編
(そうだ、中級の準備をしよう!~池袋より愛をこめて)

しかしながら英語とロシア語は、前期録音した分をまだ全部聴き終わっていないので、私の中での新学期はまだ始まっていないのであった…

ラジオのフランス語は久々。初級編、応用編とも充実していてとても楽しい!
初級編「文法より実戦練習」は「会話能力は、実際に会話することによってしか身につかないという教授法に基づいている」そうで、その理由の説明が興味深かった。

(10月号テキストP27)
「記憶には、頭で覚える『陳述的記憶』と体で覚える記憶『手続き記憶』の2種類があるのですが、神経言語学者パラディによると、陳述的記憶と手続き記憶は脳のそれぞれ別のところにあり、2つの記憶が結びつけられることはないのです。」

「文法などの解説を聞いて得られた知識」は陳述的記憶、「会話能力」は手続き記憶ってことで

「この2つの記憶が結びつけられることはないということは、言い換えると、面倒な理屈は分からなくても、実践的な練習を続ければ、フランス語は話せるようになるということです。」

手続き記憶の強化というのは、ほかの外国語学習にも応用できるなー。
ほかのことにおいても「体で覚える」というのを意識していきたいと思う今日このごろ。

応用編は昨年度の再放送だそうだけど、リアル「生きた」フランス語のスキットがとてもおもしろい!

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またまた先日のビートラムのことを書いてしまうんですが、
音楽知らずの私は、複数ステージで演奏のベーシスト、村田シゲさんを初めて拝見したのだが、
(23年前は5歳!と言われていたが(^^;検索したら実際は79年生まれ?なのかな)
第一印象はこれだった。

「フランス語講座講師の清岡智比古先生に似ている…」

実はこれがいちばん書きたかったのであった。
自分のブログ以外では話題にできそうにないが(^^;

ちなみに高田漣さんはやっぱり眼光鋭い香取慎吾さんって感じだった。

(ってすみません。あくまで個人の感想です(^^;)
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ラジオ講座は15分、ブログも15分で書き上げたいのだが、ついつい長くなってしまうーー(^^;

年齢問題

2015年10月14日 | 日常の記録
前回の記事で、自分の年齢を書いた後、
「ああ、せっかく初めてこのブログを見てくださった方に、退かれてしまったのではないだろうか…」
と、気になってきた。

1990年にあの文章を書いていた中野翠さんも似たような年頃だったんですけどねー。
書評家の豊崎由美さんは、そこで書かなくてもというところでも自分の年齢をちょくちょく書いている印象だけど。

数年前、外国語作文添削交流サイトのLang-8を利用して、3回ぐらいロシア語作文を投稿したことがあって、
すぐに添削とコメントがついたのは嬉しかったんだけれど、
「ああ、私の実年齢を知ったら退かれるだろうなー」
とも、ちょっと思った。
ロシアの人はそんなことないのかな?
添削してくれたのはたぶん若い世代の人たちで、
「日本のカワイイ女の子がつたないながらも一生懸命ロシア語を書いてくれてる!」
というイメージを持たれてしまったような…コメントの印象から、なんとなくそんな気がしてならない。

そして思い出したのが、上記とは別方向だけど「おかあさん」問題。
先日のビートラム(富山城址公園で開催された音楽フェス)で、屋台の前で買うかどうか迷いながら(私は迷う時間が長い)立っていたところ、
「そこのおかあさん、注文聞きました?」
てな感じで、屋台のお兄さんから声をかけられたのだった。

複数の人が立っていたので区別するための呼称だと思うし、家族連れで来ている人も多かったし、その時の私は天候の変化を考えてつば広の帽子をかぶっていたので、ひときわマダムっぽく見えたのかも(?)しれないし、よくある「オバサン邪魔」みたいなイヤな感じじゃ全然なく、接客としては普通だと思うのだけれど。

なんともいえず複雑な気持ちに。
音楽を愛するココロは、隣にいた若い女の子たちと同じなのに、外見はやっぱり違ってみえるんだな、という寂しさもあり。
一方、実際のところ私は子供もおらず結婚もしていなくて経験値の少なさがコンプレックスだったりするんだけど、ちゃんと年相応のおかあさんをやっている社会人にみえるんだーという意味では嬉しかったりもする。

トシは関係ないという考えもあるけど、私は人を知るうえで年齢は結構重要なファクターだと思っている。やっぱりどの年齢でどの時代の空気にじかに触れていたかで人は違ってくると思うので。

が、また一方で年齢という概念を忘れてしまうときもある。
また振り返ってしまいますが、先日の田島貴男さんは年齢というものを超越していた!
というか、実年齢50手前の人の動きでは絶対、ない(笑)
(あー動きのことばかり書いていたけど、声の伸びやかさにもカンドーしたのだった)

私もジョギングはじめようかなー
・・・
などと年齢問題は結論づけられないのでこれにて。

なぜか覚えている

2015年10月12日 | 
昨日、田島貴男さんがギターを弾くときの左足の動きに注目したと書きながら
(コケたときの足大丈夫かな・・・)
「そういえば中野翠さんがローリング・ストーンズの人の足の動きについてなにか書いていたな」
とふと思い出し、久しぶりに『私の青空』を手に取った。

ありました。
「ミックとキース・頭脳と心」というコラムで、1990年2月のローリング・ストーンズ東京ドーム公演に行ったときのことを書いている。

(引用)
何といってもウケたのはキースのギターの弾き方で、細長い体をフワーッ、フワーッと泳ぐように揺らして弾く。それがすごくカッコいいような、おかしいような。

キースが時どき肩をクイッとあげるのを、友人は「あれって”肩凝ったなぁ”みたいじゃないかぁ!?」と言っていたが、私はキースが時どき足を宙に浮かしてバランス取ってるのを、「あれって”フロの湯かげんどうかなぁ”みたいじゃないかぁ!?」と思った。
(引用終わり)

ハハハ
私が描写したいと思った動きじゃなかったけど、これをきっかけに前後ページも読んで、やっぱりこのころの中野さんの文章はいいなー好きだなーと再認識した。
『迷走熱』の最初に「犬小屋にジッとしていられないストレイ・ドッグ」とあるけど、好奇心旺盛な犬がそこらをクンクンかぎまわったり、大喜びで走り回ったりしてる、そんな姿をほうふつとさせる文章なのだ。

1990年のミック・ジャガーとキース・リチャーズは46歳だったらしい。ひぇーっ(というのはそれが今の私の年齢だから)

2000年の10月に私は遅ればせながら初めて自分でウェブサイトをつくり(たしかウィンドウズ98に入っていたフロントページエキスプレス(だったっけ?)というのを使って、その後ホームページビルダーを購入したような)、中野翠さんの紹介をコンテンツのひとつとしたのであった。
2003年くらいから放置してそれっきりなんですが・・・(^^;;

またこれをきっかけに、中野翠さんの印象深い文章の断片を、随時集めていこうかな。

悲しみをぶっとばせ!

2015年10月11日 | 音楽
悲しみをぶっとばせ

ORIGINAL LOVE の『夜をぶっとばせ』の一節なんですが。
私は昨日初めて聴いたんだけれども
不覚にも涙が

思い出してもすごかった、ORIGINAL LOVE
かっこよかった演奏メンバー
サイコーだった すごい人だ 田島さん

って何の話かといいますと、
10月10、11日とBEATRAMという音楽イベントが富山城址公園で行われていまして、
昨日のトリが ORIGINAL LOVE だったんですね。
(アンコール曲が『夜をぶっとばせ』だった)

たまたま新譜の『ラヴァーマン』をよく聴いていたので、楽しく観られるかなというくらいの気持ちだったのだが。

はーもう完全に持っていかれた。
サウンドチェックの時に現れて、そのまま1曲通して演奏していったんだけど、
そのときからもう目がクギヅケ

助走なしのテンション全開
全方位エネルギー放射
最後までフルパワー
いやーそりゃ汗だくだったりコケたりギターのバンド?がねじれて小休止とかありましたけど
いったいその体力はどこから!?

でもスーパーハイテンションでも無軌道じゃないのだ。
脳内どこかに冷静な一点をキープしてるところが、またカッコイイんだよねー。

初見の私には、ギターを弾くときの左足の動きにも注目
リズムを刻んでいるのかもしれないけど、よくバランス取ってられるなー
ほかもひとつひとつの動きがいちいち面白くて、見てるだけでニコニコせずにはいられないのだ。

とにかく、田島さんのほとばしるエネルギーを浴びて、みんながそれを返すっていう循環の場で、なんか予想以上にすごいものをもらった気がする。とにかく行ってよかった!!

このBEATRAM、ほかの参加ミュージシャンはほとんど知らなかったんだけど、どこも演奏レベルが高くてびっくりした。(←音楽しらずの発言ってことで…)
迷いながら当日券で参加したんだけど、芝生で立つも座るも自由に音楽を聴くのは、とても楽しかった。夜勤明けだったので昼寝もはさみながら(^^;
来年も行きたいな♪

と、夕方の時点でもう十分満足していたのだが、真打ち ORIGINAL LOVE 登場で別次元に連れていかれたのであった… 帰り速攻代表曲をiTunes でダウンロードした。

今日は私は行かないんだけれど、お天気が心配。持つといいなぁ。
お天気も重要な要素というところが野外のいいところだけど、困るね。