宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

初学者のよもやま

2010年06月10日 | にわかロシア語
○また少し
『まいにちロシア語』先週のスキットで、「Я не знаю.(ヤー ニズナーユ)」=「知りません」という表現が出てきた。
そこで、この台詞がかわいらしく印象的で先に覚えていた『チェブラーシカ』1話と2話をふたたび観てみた。
うんうん、前よりも、また少し、聞き取れる単語が増えていて、嬉しい。
と言っても、「вот 」という間投詞や「здесь 」=「ここ」、「у вас」=「あなた(たち)のところ」とか、キリンが「Скажите. (スカジーチェ)」=「教えてください」と言っているとか・・・
学んだ単語はキャッチできるようになったけれど、まとまった文章は、いまだ全然分からないのであった・・・

また、以前ここにリンクを貼った、プルシェンコ選手のヨーロッパ選手権後のインタビュー
(http://www.youtube.com/watch?v=9KXwhQYjQ1c&feature=related)

前は、「私の母、私の妻、私の家族・・・」という表現が出てきたので書いたのだけれど、もう一度聴いてみたら、終わりのほうで、「...можно делать...(モージナ ヂェーラチ)」=「・・・することができる」と、『まいにちロシア語』5月号で学んだ表現が聞こえてきて嬉しかった。まぁ、詳しいところはこちらもいまだ全く分からないんですが・・

英語で考えると、here とか、I can do・・・とかが聴き取れたといって喜ぶ人はいなさそうだけれど、これがロシア語だと、ほんの少し分かっただけでも非常に嬉しい。
なにしろ、もともとまったくのゼロだったわけなので。

ともあれ、ほんの少しずつでも、上達しているということを認識できたので、また、モチベーションを継続できそう^^

○外来語の割合
早く覚えたいとは思うものの、いっぺんには無理なので、とりあえず、単語に関しては『まいにちロシア語』に出てくるものを順に覚えることに専念している。

5月号には、食べ物関係の単語がいくつも出てきた。
レモンだのバナナだのは、「лимои(リモーン)」 「банаи(バナーン)」 と英語から類推できる。
対して、たとえばリンゴは 「яблоко (ヤーブラカ)」という、私にはまったくなじみのないどこにもとっかかりのない単語。
これはやっぱり、リンゴは、ロシア語圏土着(というべきか?)の果物であるのに対し、レモンやバナナは比較的新しく、外から入ってきたものだからだろう。
日本も同じで、当然といえば当然なんだけれど。
で、『まいにちロシア語』で知ったかぎりの単語での印象だけれど、ロシア語は、外来語の割合が、比較的多いのではないかなと思った。
キリル文字が読めれば、英語やフランス語から類推できる単語が結構ある。
英語・フランス語以外の言語からも影響を受けているのかな?
その中で、古くからあるロシア語固有のものであろう言葉は、覚えるのは大変だけど、なんだか、とてもいとおしい。
男の子が 「мальчик(マーリちク)」 で 女の子は「девочка(ヂェーヴァちカ)」 とかいうのも、かわいくてたまらん^^という感じ。

○性別の問題
そういえば、ロシア語では男性と女性で動詞過去形の形が違うのですよね。
これって、自分のジェンダーに疑問を持っている人とかは、どう対応しているのだろう?
日本で、ローティーンの女の子が急に男言葉を使ってみたり、男の人がいわゆる「おねえ言葉」を使ったりすることがあるけれど、そんな感じで、男女入れ替わって使っている例もあるのかな?
ロシア語だと、中性形というのもあるから、あえてこれを使います、という人がいたりして? (私の耳では、女性形(語尾がa)と中性形(語尾がo)の発音の違いがよく分からないのだが・・・)

などと、書き出してみたら長くなった・・・ロシア語学習において、さしあたってはどうでもいいことばかりなんだけれど、もっと上達した後から読み返してみたら感慨深い(?あのころはアホだったな~とか)かも・・・とも思って、書き残してみる。