お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

キハッソク

2007年08月24日 | 定置網

 今日は漁協の定置網の選別作業を見に行くとキハッソクを見つける。水揚げしない魚なので頂く。キハッソクは定置網や釣りで捕れ、この前の素潜り採集時にも見つけたが採集はしなかった。綺麗な魚で以前は水族館にも搬出した事があるが、皮膚から粘液毒グラミスチンを出すらしいので、狭い混泳水槽には向かないようである。キハッソクは粘液毒があるうえ、この体色からして食べようとは考えないのだが「日本産魚類大図鑑」では食用になると記載されている。たしかにこの魚、ハタ科の魚である。ハタと聞くと高級魚のイメージが沸く。しかし、粘液毒が頭を過ぎるのだが、図鑑では粘液毒に苦味があるとなっている。この毒、苦味だけで済むのだろうか?そういえばハコフグも皮膚から毒を出すが食用となる。となれば食べてみる価値はある。ただ、刺身で食べられるとまでは書いていない。ハコフグを食べるのも生ではない。今度捕れたらとりあえず最初は火を通して食べてみよう。その後は・・・。
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