初めて知る高齢という現実

最近、弱ってきたオット82歳。
何とか二人で明るく過ごしたいとあがく毎日を記録します。
だんだんグチに移行?

55年は夢のうち

2009年03月07日 13時38分57秒 | 明け暮れ
今日3月7日はオットの誕生日。
なんと79歳ですワ。

信じられん…
あの出合った頃の24歳の
青年はどこへ行った?

アチラもあの19歳の
オトメはどこへ行った?

と思っているでしょうよ。

ずるーずるーと長い時間が
経っているのね、いつの間にか…



先ほど、昔の友達から電話がありました。
それこそ結婚前に働いていた頃の友達。

元気が良くて、真っ直ぐで
いい人なんだけど、子ども自慢があったワ。
経済的には恵まれていたのだけど
数年前から「うつ病」になり
入退院の繰り返し、それにご主人様も
同病になってしまい、二人で入院していたとか。

三人いる子供さん方は九大を出て
東京でバリバリのようで
アチラの妻を娶り、こちらとは足遠く…
いまや淋しい夫婦暮らし。

「優秀な子ども」と優越感があったとしても
単純な親の目としてみれば
それも「イットキの花」ですばい。

世界に羽ばたいてもらわんでもよか。
世間に名を知られんでもよか。

近くで暮らし、時々孫と顔を見せてくれ
死に際に手を握ってくれ、「バーチャン!」と
泣いてくれたら、もうそれが最高ばい。

と書いたけど、
これも年寄りのエゴたいね。

やっぱ、子の成功は親のほまれたいね。

それぞれが選んでオノレの道を行く
それしかない!と思い至ったばばです。