真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

創価学園・創価大学

2011-09-12 01:02:17 | 創価学会基礎知識

「その1」よりかなりの期間が空いてしまいましたが、お久しぶりの創価学会基礎知識編です。

今回は前回までの記事に何度か登場した創価学会の学校について、情報を載せてみたいと思います。

尚、Wikipedia及び学園・大学のHPからの情報が主となっております。

-創価学会基礎知識・その2- 「創価学園・創価大学」

【創価学園について】

学校法人創価学園。創立者は池田大作創価学会名誉会長。

東京に東京創価小学校、創価中学校・高等学校が設置されている。

他に関西創価小学校、関西創価中学校・高等学校、札幌創価幼稚園が存在する。

開校された順番でいうと…

1968年創価中学校・高等学校(当時は男子校で82年から男女共学)
1973年創価女子中学校・高等学校(82年に男女共学。それに伴い関西創価中学校・高等学校に改称)
1976年札幌創価幼稚園
1978年東京創価小学校
1982年関西創価小学校

理事長は長谷川重夫氏(創価大学常任顧問、創価学会副理事長、中部最高参与)
副理事長は池田尊弘氏(主事)

副理事長の尊弘氏は名誉会長の三男です。脱線ですがこの方の肩書きも多い。

創価学会副男子部長、創価学会副青年部長、創価学会副総合青年部長を歴任。創価学会副会長に就任。創価学会副総東京長、創価学会関西方面副方面長、関西21世紀交響楽団顧問、創友会運営委員などを兼務…とあります。

教育方針は「健康な英才主義 人間性豊かな実力主義」

創価学園の五原則として
一、生命の尊厳
一、人格の尊重
一、友情の深さ・一生涯の友情
一、暴力の否定
一、知的・知性的人生たれ!

また創立者が開校にあたって以下のモットーを掲げています。

一. 真理を求め、価値を創造する、英知と情熱の人たれ
二. 決して人に迷惑をかけず、自分の行動は自分で責任をとる
三. 人には親切に、礼儀正しく、暴力を否定し、信頼と協調を重んずる
四. 自分の信条を堂々と述べ、正義のためには勇気をもって実行する
五. 進取の気性に富み、栄光ある日本の指導者、世界の指導者に育て

この辺は生温い笑みで聞いておきましょう。どの口が言うか!との思いは胸にしまいつつw

さて、他に海外姉妹校として香港・シンガポール・マレーシアに創価幼稚園が。ブラジル創価学園と、何故か韓国の幼稚園だけ名称が「幸福幼稚園」となっています。実現党の幼稚園と間違われそうですね。

矢野氏の著書にあった「栄光祭」は創価中・高等学校の学校行事。他に文化祭に相当する「情熱の日」と、創立記念日である「英知の日」があり、学園生の三大行事と呼ばれています(関西学園も同様)。

東京キャンパス 学園の生活・三大行事

【創価大学について】

学校法人創価大学。創立者は学園と同じく池田大作創価学会名誉会長。

創価大学(1971年設立)と創価女子短期大学(1985年設立)がある。

ちなみに女子短期大学は創価大学と同じ敷地内にある。

創価女子短期大学では2012年度より新入生全員に「iPad」が配布されるそうです。

理事長は田代康則氏。大学学長は山本英夫氏。創短女学長は石井秀明氏。

系列校にアメリカ創価大学がある。

創価大学建学の精神は…

人間教育の最高学府たれ
新しき大文化建設の揺籃たれ
人類の平和を守るフォートレス(要塞)たれ

創価女子短期大学建学の指針は…

知性と福徳ゆたかな女性
自己の信条をもち人間共和をめざす女性
社会性と国際性に富む女性

となっております。生温い笑みで見守りましょう。

【オフィシャルサイトについて】

創価学園オフィシャルサイト

創価大学ホームページ(キャッチコピーは「自分力の発見」)

創価女子短期大学ホームページ

上記のオフィシャルサイトには創立者のことがコレでもか!と沢山書かれています。「創立者池田大作先生に贈られた世界からの名誉学術称号」というカテゴリが全てに設置されています。

初めてこちらのサイトに訪問した際、ある違和感に襲われます。

創価の学校はいずれも池田氏が創立者ですが、この創立者を上記のように「池田先生」と称して紹介しているんですね。

これは以前蛍さんのブログ「実事求是」でも指摘されていましたが、知っていても実際にサイトを訪問すると違和感が拭えません。

有名人が創立者である他大学はどうだろう?と、真っ先に思いついた諭吉さんの大学のホームページを閲覧してみると、やはり呼び捨てでありました。

また他の宗教団体の学校はどうか、と花火と高校野球で有名なパーフェクトでリバティな学園の公式サイトへ行きますと、創立者ではなく教団が母体となって開校とあり、「〇〇教主」と紹介されているだけでした。

それ以前に、いずれも創立者がこんなに前に出ていません。

ちなみに有名でもなんでもない私の出身大学でも同様でした。

同組織に所属する人間を紹介する場合、どのような役職であろうと呼び捨てにするのが一般的であるかと思いますが、きっと池田氏を呼び捨てにすると福運が逃げてしまうと思われているのかもしれません。

【カルトとしての創価学会=池田大作】

カルトとしての創価学会=池田大作 カルトとしての創価学会=池田大作
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2000-11

前回記事で紹介しました教職員組合からの公開質問状

一、無資格の教員が教科を担当している
二、必須科目の授業を行っていない
三、創価学会の宗教行事のため、授業日数が圧迫されている
四、池田氏によって運営が左右され、ことにその意を代表する校長の独裁が行われ、理事会や職員会議が全く無視されている
五、教員は、労働基準法に全く違反した過酷な勤務条件を強いられ、創価学会の宗教行事を強制される。私生活も学校内の行動も、すべて創価学会の組織に監視される
六、入学試験において、信仰の差別が行われ、また、経済状態によって差別が行われている

などの内容が載っています古川利明氏の著書、『カルトとしての創価学会=池田大作』。

第1章「創価学園、創価大学」
第2章「SGI」
第3章「世界桂冠詩人」
第4章「創価学会と日蓮正宗、抗争の迷路」
第5章「カルトとしての創価学会」

私はまだ読んだことがないのですが、いずれ目を通したい一冊です。

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今回も知っている人、興味のない人にはどうでもいい基礎知識編でしたが、つらつらと書き連ねてしまいました。

最後までお付き合いくださった方、ありがとうございます。

創価大学-Wikipedia

創価女子短期大学-Wikipedia

学校法人創価学園-Wikipedia


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
>どのような役職であろうと呼び捨てにするのが一... (kan)
2011-09-14 00:14:48
>どのような役職であろうと呼び捨てにするのが一般的であるかと思いますが

仰るとうりです。
やや控えた腰の低い姿勢。
それが社会的常識というものです。
みなさん、当然のごとくそういう姿勢ですよね。
なので池田創価は異常なのです。


>きっと池田氏を呼び捨てにすると福運が逃げてしまうと思われているのかもしれません。

呼び捨てにするほうが、幸せが逃げないと思います。
カルトの魔王を敬称で語るのは、それだけカルトの害毒に触れていく。。。
やがてその害毒は心身を滅ぼし、人生を滅ぼします。
多くの熱心な会員さんの人生がそうなってるではないですか。
「論より証拠」!
いっぱいその事実がありますよね^^;。


>興味のない人にはどうでもいい基礎知識編でしたが、つらつらと書き連ねてしまいました。

はい、確かに興味のない方々にはどうでもいい内容かもしれません。
でも、違うのです。
その人たちには興味がなくても、知っておくべき大切な「真実」です。

世の中の事柄は、自分に関わりがないような事柄でも、それは周囲に悪影響を及ぼしています。
それは当然なのです。
全ては見えないご縁で絡み合い・見えない部分で影響し合い・それぞれの生活に影響を及ぼしています。

自分に縁のない・遠い世界の事柄のように見えても、何らかのささやかなご縁で、繋がり合っています。
良き事なら嬉しい事のご縁で幸せのご縁ですが、カルトや異常な世界のご縁は、必ずその人の幸せを削ぎ落とします。
不幸に繋がってしまうのです。

見る方によれば、また同じような内容言ってるなぁ。。と、新鮮味もなくそう思うこともあるかもしれません。
そう思う気持ちがいけないわけじゃない。。。

それでも、伝えるべき大切な事柄は何度でも語ったほうがいいのです。
キャンパスに塗る絵具は、何度も何度も塗り重なり・やがてその色合いと光沢が鮮やかに光ります。
人々の目に「美」として映り、心に残ります。

池田創価問題は広範囲です。
その弊害はとても広範囲です。
経済界や政界をはじめ、教育機関にも及んでいます。
水面下ではヤクザ社会も暗躍しています。

その問題の一つが、教育機関です。
「個人崇拝」養成所的実態もありますし、未来を担う大切な子供達を守る意味でも、冷静な問題意識で社会に掲げたほうがいいと思います。


何度も繰り返し、様々な事実を冷静に伝える。
やがて、気にとめなかった人たちも・ちょっと気にかかるようになる。
そして、やがてちゃんと「真実」として知るようになる。
カルトの悪影響を実際に知り、賢明な言動になっていく。
それはとても大切な「社会貢献」だと思います。

近未来への社会的貢献!
こちらのブログはそんな価値あるブログだと思います。


今日、友人にちょっと豪華な晩メシをおごりました。
2人で38000円でした。
その友人は創価の幹部ですが、組織に疑問を持っていて、奥様も大変な中・聖教新聞配達をされてて、辞めたいけど人がいないので辞めれず、困ってる実態です。

ボクなんかより、ずっと優しくて・親切な紳士です。
でも、利用されてる。。。
本人もそれがわかっているけど、もう抜けれない心情的鎖に繋がれています。
優しさゆえに、狡猾に利用されているのです。

とても親切な人でお世話にもなってるので、気分転換をさせてあげて・励ましてあげる気持ちで、ご馳走しました。
とても喜んでくれました^^。
「kanさん、こんな美味い料理は生まれて初めてです!♪」
満面の笑顔でそう言ってくれました。
いい気分転換になって、彼の明日からの日々が少しでも心地よくなれば、ボクも嬉しいです^^。

「幸せのおすそ分け」
ボクはいつもそれを思うのです。
大きな無理は出来ないけど、ちょっぴりの無理なら、出来る時にしてあげて、友人の笑顔を引き出してあげたなぁ。。と思うんです。
もちろん、家族にもそうです。

一生懸命に働いて戴いた大切なお金です。
相手の人も自分も、一緒に微笑み喜べるような使い方をしたいと・いつも思っています。
それが一番「お金」さんも喜んでくれる使い方だと思います。
きっと、それはその金額以上の「幸せさんたち」を呼ぶような・・・そんな気持ちになるのです。

とりとめのないコメントになってしまいましたね^^;。
なんか、申し訳ないです。
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kanさんへ (クロ)
2011-09-18 17:25:25
kanさんへ

こんにちは。いつもながら的を射たお話、ありがとうございます。


>呼び捨てにするほうが、幸せが逃げないと思います。

社会常識でいうとその通りなのですがね~。
学会の常識は世間の非常識というくらいですから。
それに他ブログで粘着的にコメ投稿するバリ活妄信さんなどの発言を見ておりますと、彼らの勝ち取る幸せとはやはり社会常識では理解しがたいものがあると感じたりします。


>世の中の事柄は、自分に関わりがないような事柄でも、それは周囲に悪影響を及ぼしています。

うぅ…ありがとうごさいます~。
このように言って頂き、本当に報われる思いです。
今回の記事のことを抜きにしても、上のkanさんのお言葉はまさにそうで、学会や公明党が社会に落とした影というものは深く濃いものであるはずですが、その影を見ても影を造っている元の存在を知らない方はあまりに多すぎます。
影の中にいて悩み苦しんでいても尚、その影を造っているものが何ものなのかを知らない、知ろうともしない人が多すぎる。
とはいえ、数年前の私もまさにそうでした。
「近未来への社会的貢献!」なんて大層なものでは到底ありませんが、一人でも声を挙げる人間がいれば一人分その声は大きくなると信じて、続けていこうと思っています。


>「幸せのおすそ分け」
>それが一番「お金」さんも喜んでくれる使い方だと思います。

kanさんのお優しく誠実な人柄がにじみ出ています。
お金は人間の血液のようなものともいわれます。
足らなくなれば、新しく入ってくる。流れを止めて閉じ込めていると血は濁り体に悪影響が出てくる、そういうものらしいです。
そしてお金は、幸せな使われ方をするお金に引き寄せられるとも。
kanさんのご友人達はきっと、そのお食事を通してkanさんの気持ちに癒されたことでしょう。
何よりそれが一番素晴らしいことだと思います。
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