真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

言論出版妨害事件

2014-11-02 23:18:03 | 創価学会基礎知識

-創価学会基礎知識・その19- 「言論出版妨害事件」

【事件の発端】
1969年(昭和44年)、政治評論家の藤原弘達氏が創価学会・公明党を批判した著書『創価学会を斬る』という本の出版を計画。電車の中吊り広告に小さな宣伝が載ると、学会から妨害・抗議がなされることになる。
矢野氏の著書によれば表面化した『創価学会を斬る』以前にも、学会や公明党を批判する出版物に対して、作者や出版社、書店にまで妨害工作を行っていた実績があったとのこと。

【事件の概要】
広告が出た同年8月、作者及び出版社に学会は抗議をすると同時に、池田氏から直接の命を受けた公明党幹部であり東京都議の藤原行正氏や、当時の聖教新聞社主幹であった秋谷栄之助氏が直接弘達氏の自宅を訪ねて出版の差し止めを求めるも「言論妨害」として拒否される。
そのため次に竹入氏に指示が及び、当時の自民党幹事長田中角栄氏に事態の収拾を依頼、しかしこれに弘達氏が応じることはなかった。
この後竹入氏、矢野氏、田中角栄氏が料亭で弘達氏を説得。
その条件として「初版分は出版してもいい。その大半を買い取るので、新たな増刷はしないと確約してほしい。その代わり、非常にうまみの大きい仕事をこちらから回す」という内容が呈示されるも、会談は物別れに終る。

同年11月6日に『創価学会を斬る』は刊行される。
この時点で学会による妨害工作は雑誌などで取り上げられていた。
それが話題になり100万部を超えるベストセラーに。
当時学会批判をタブーとしていたマスコミだが、日本共産党議員がNHKの討論会で出版妨害の事実を告発。しかし学会・公明党は「事実無根」として全面否定する。
しかし共産党の告発をきっかけに、1969~1970年国会でも取り上げられ、出版妨害の組織的行為、公明党幹部の働きかけ、弘達氏以外の被害者の発覚など問題は広がりを見せる。
そして事は宗教団体・創価学会と政党・公明党の「政教分離」の関係まで論じられるようになり、池田氏(当時会長)の証人喚問を要請する声も挙がる。
宗教法人の非課税問題、信徒団体への独立した宗教法人認可など、創価学会の存亡に関わりかねない所まで問題追求がなされることとなる。

このような社会的批判、政治的追求に晒され、池田氏は1970年(昭和45年)5月3日の創価学会本部総会(会長就任10周年)で、
「『正しく理解してほしい』という極めて単純な動機から発したものであり個人の熱情からの交渉であった」「言論妨害というような陰湿な意図は全くなかった」と弁明しつつ、「結果として関係者をはじめ国民の皆さんに多大のご迷惑をおかけしたことを率直にお詫び申し上げるものであります」と謝罪。
同時にそれまで公明党の最終目標であった『国立戒壇』(国会の議決で日蓮正宗の戒壇を作る)を撤回し、学会と公明党を制度上、分離することなどを公約した。
この池田氏の声明発表で、事態は一応の収束を見ることになる。
政教分離を明言したため竹入氏、矢野氏は創価学会本部の総務という役職を離れることになった。

【行われた妨害工作】
藤原弘達氏の著作『創価学会を斬る』に関しての妨害工作には以下のようものがあった。

藤原弘達氏と出版元の「日新報道」社に抗議や脅迫の電話や手紙等が多数寄せられる。
藤原弘達氏への手紙や電話等による嫌がらせや脅迫が始まる。
藤原弘達氏の妻によれば、「段ボール箱に3箱以上も投書が来たり、警察が子どもに警備をつけなくてはならないほど脅迫が相次いだ」という。
公明党議員による出版中止や内容変更の要請。
出版前の原稿の開示を要求。様々な甘言で出版中止を依頼するも、拒否される。
妨害は本の印刷所にまで及ぶ。極秘に印刷、製本しようとするも、どこかの段階で学会員の目に触れることになり妨害に晒されることに。
出版されるも、全国の書店、取次店に抗議や脅迫の電話、手紙が相次ぐ。学会員が一般の人に買われない様にと、大量に買い占めて売り切れにするような工作もされる。
言論・表現の自由の侵害だけでなく、出版物の流通過程にまで干渉することが初めて問題化される。

【池田氏の発言】
2001年9月19日付の『産経新聞』でのインタビュー記事で池田氏は「許せなかったのは、学会婦人部に対して、口を極めて侮辱したことだ」「政治評論家として名を売っている人(藤原弘達)が、真剣に宗教を持っている人をそこまで誹謗するのは許せなかった」「信仰心は純粋なものだ。純粋であればあるほど、侮辱のつくり話などに反発し、怒るのは当然だろう」などと述べているが、ジャーナリストの段勲は『創価学会を斬る』に創価学会の婦人部を侮辱した箇所はないと述べている。

2005年10月に出版された池田氏の自伝的著作『新・人間革命』にて事件について
「衆院選前に、藤沢達造(藤原弘達の仮名)の本とともに、学会の批判本が次々と出されたのだ。暗黒の嵐が吹き荒れ、伸一(池田氏の仮名)を倒さんとする、攻撃の毒矢が放たれたのであった」
「あくまでも要請を伝えたにすぎず、その言い方も丁重であり、妨害の意図など全くなかった。だが、出版前に接触したということ自体が問題にされたのだ。ということは、事実と異なる屈辱的なことを書きたい放題書かれ、名誉や人格が傷つけられることがわかっていても、事前には、なんの対応もできないことになる。おかしな話ではある。だが、事前に接触したことが攻撃の口実にされ、言論を抑圧したかのような誤解を社会に与えてしまったのだ。社会性のうえから、慎重に配慮し、より適切な対応をすべきではなかったか」などと述べていることから、謝罪会見での反省は表面上のものであったことが窺える。
池田氏の元側近で創価学会の教学部長を務めていた原島嵩は、池田氏から批判本を書いた者に対して「仇を打て」と言われたと語っている。

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「言論出版妨害事件」(ウィキペディア)

というわけで、前回記事からの流れでかの有名な「言論出版妨害事件」に触れてみました。

詳しくはウィキのページをご覧下さい。これでもかと載っていますw

この事件をきっかけにして、池田総理路線から池田法王路線に変更になったわけです。

創価問題に少しでも興味のある方ならば知らない人はいないであろう有名な事件ですが、何分昔のことですので今の若い方たちはよく知らない方もいらっしゃるかもしれません。

また、時間の経過と共に学会の著作物では事件の改竄が行われ、学会による妨害はなかった、事件自体が学会を攻撃するための意図的なもの、など客観的とは言い難いストーリーが浸透しつつあります。教育って大事w

これまた有名な話ですが、『創価学会を斬る』の著者である藤原弘達氏がお亡くなりになったときには、葬儀に祝電がダンボールに山のように届き、「おめでとうございます」という電話もひっきりなしにかかってきたとか。

池田氏の謝罪や反省の弁が表面的なタテマエであったことの証左に、共産党委員長の宮本氏宅への盗聴事件、携帯電話通話記録窃盗事件は言論出版妨害事件の後に起きています。

これが宗教団体のすることか。・・・と言いつつ、創価学会らしいと言えばらしい。

特に「新・人間革命」などの学会メディアで昔のことを改竄していく辺りが、いかにも。

この事に限らずですが、創価学会って反省はしたくない主義ですよね。

そのツケがちゃんと回ってきていますから、それでいいのかもしれませんが。


9 コメント

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おはようございます (ミルフィーユ)
2014-11-08 10:22:34
クロさん、新blogのオープンおめでとうございます!

今日の聖教1面に【副会長23氏が誕生】とありました。 すでに何百人も副会長がいるのに、更に年収数千万クラスの幹部をどんどん増やしてやりたい放題ですね。

それより驚いたのが3面に【創価学会会則 教義条項の改正】について載っていたことです。

いやはや! 見出しには『大謗法の宗門とは全く無関係』 『広宣流布のための御本尊を学会が認定』 『日蓮仏法の本義に基づいた会則改正』など。
へぇ~~変われば変わるもんだこと!

散々 大石寺の大御本尊にお目通りしなければ宿命転換できないからと、やいのやいのと参詣登山を勧めてきたくせにね。

宗門と決別して日蓮大聖人ご図顕の大御本尊に参拝できなくなったから解釈を変えたんですね。

次のような説明が。『ある場所に特定の戒壇があり、そこに安置する御本尊が根本の御本尊で、その他の御本尊はそれにつながらなければ力用が発揮されないという、あたかも[電源と端子]の関係であるかのような本尊観は、世界広布が事実の上で進展している現在と将来において、かえって世界広布を阻害するものとなりかねないのであります…』と。
更に『創価学会は、大聖人の御遺命である広宣流布を実現するために、宗門と僧俗和合し、弘安2年の御本尊を信受してきました。しかし宗門はいつしか堕落し、衣の権威を笠に着て信者を蔑視し、創価学会を破門する暴挙に出ました…』


それから
『会則の教義条項にいう[御本尊]とは創価学会が受持の対象として認定した御本尊であり、大謗法の地にある弘安2年の御本尊は受持の対象にはいたしません。 世界広布新時代の時を迎えた今、将来のためにこのことを明確にしておきたいと思います…』とあったんですよ。

いやはや創価学会が『御本尊』を認定するんですねえ。

それにしても、宗教の教義って時代と共に変わるようなもんじゃないはずですよね。根本じゃないですか。またそのうち不都合があればコロコロ変えるんでしょう(笑)


そうそう記事の最初のほうに
『ここ数年、財務を悪用して詐欺を企てた事例が発生しています。また一般的にも、詐欺の手口が非常に巧妙になっています。絶対に巻き込まれる方が出ないよう…』と注意喚起してるんですよ。

ウケる~~。私が思うに、その財務そのものが巧妙な詐欺に当たるんじゃないの?(笑)


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教義条項の改正 (まる)
2014-11-08 16:55:57
クロさん、遅ればせながらお引っ越しおめでとうございます。
寒くなってきましたが、風邪など引かれていないでしょうか。

ミルフィーユさんの聖教レポ、興味深く拝見しました。
学会としては公式に大石寺の御本尊を否定したということですかね。どんどん日蓮さんから離れていきますね。
しかしこれ、活動家にはあまり関係ないというか、ふーん、程度の話かもしれません。
教義の話が関係ないってのは信仰者としてアウトですが、「そーいう難しい話はよくわからないけど仏意仏勅の創価学会のやることに間違いはないの!私たちは財務と来年の統一選の戦いで先生にお応えしましょー!」って婦人部あたりが力説しそうです。
今までも時代の流れとかでいろんなことを暗黙のうちに変えてきましたし、活動家なんてそれが柔軟性のある世界宗教の姿だ!と誇りに感じている部分もありますよね。それでいて正宗には、正法に違背する!とかなんとかで未だに攻撃していますから、もうどの口が言う?としか…
節操がないと切り捨ててきた日本人の宗教観のほうがよっぽど世界に誇るべきだと、昨今の世界情勢を見ていると感じます。

御本尊の定義も学会が決めるんですか。池田氏直筆御本尊というのもただの冗談ではなくなるかもしれませんね。やりかねないし、値が張りそうw

聖教ネットだと一面しか見れないようなので、ご自身のブログにあげている方の引用を読むくらいしかできませんが、学会として11.18前に一応けじめつけといたよ~みたいな感じなんですかね。

クロさん、言論問題から逸れてしまってすみませんーm(_ _)m
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言い忘れたことが… (ミルフィーユ)
2014-11-08 19:25:55
5日付けの【創価新報】の漫画を何気なく見ていたら あることに気づいたんですよ。


釈尊と舎利弗が登場するんですが、どう見てもその釈尊さんの顔が 名誉会長に見えるんですよ(笑)


絶対に名誉会長を意識して似せて描いてるとしか…


もしお手元に新報がある方はぜひ22の『舎利弗 もはや語るのはやめよう』と、24の『舎利弗よ お前は何もわかっていない』の顔をご覧になってください。
これなんて特に名誉会長そっくりだと思うんだけどなぁ(笑)


そういえば聖教6日付けの4面幹部座談会で、あの話を取り上げていました。


名誉会長夫妻が聖教本社の言論会館を訪れたというあの話です。


随筆でも確か言論会館に行ったとご自分で書いておられましたねえ。

それにしても夫妻で言論会館を訪問し聖教新聞の大発展を祈念し勤行唱題したことを1回ならず2回ならず3回も紹介して…


その時の訪問写真を1枚載せたらそこまで念押ししなくて済むのにねえ(笑)


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Unknown (河童)
2014-11-08 21:43:21
クロさん、皆さんこんばんは。
他のことを色々書こうと思っていたのですが、センセイみたいに脱力して遠い目になってます。
今日の聖教三面記事を見て驚きました。あの怪文書とされた教学部のレポート内容は事実だったと考えざるを得ませんね。しかしリークされてるのに、それを知って関係者を処分したらしいとの噂もある中で・・・やるか?
時間切れの破れかぶれは分かりますが、もう教義もへったくれもないですね。学会が認定した本尊が本物の本尊だとか、何でもありみたい。センセイ書写の本尊に掛け替え買い直しとなるのが目にみえてます。
理論的整合性もなく、非民主的に進めて、個別の説明会を持つ気もないのでしょう。いつものやり口です。
脱会の際の超弩級の理由がひとつ増えました。

イカレタ組織だとは思っていましたが、揃いもそろってここまで救いようがない連中であったとは・・・
それ以上に、そんなところで長い間バリ活だった自分の愚かさ加減が想定を越えていたことに、今更ながら追加ショックを受けてます。
破門された時、「日顕宗が悪いのであって、学会こそが真の日蓮正宗だ」とか言っていたのに、なんですかこの姿は。個人的には、宗門の教義にも時代との乖離が大きく感じられていたので、健全な宗教としてのリニューアルは否定しませんよ。それで救われる人が増えるのならアリではないかと。しかし今回の学会のやり方はデタラメすぎ。「魂の独立」と言うよりは「宗教からの独立」ですね。とうとう真の姿を世間にも晒しちゃいましたね。
あ、知らないのはバリ活だけか。

THE GAME IS OVER

センセイお得意のメッセージがないのはなんでかなwww

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Unknown (セイコ)
2014-11-09 12:09:06
遅くなりましたが、まずはお引越しお疲れ様でした。

新聞、読みました。
学会が本尊を認定なんて。えらくなったものです。
御書根本の学会ですから、御書をひいて、説明してほしいものです。できないでしょうが。
益々、なんでもありになってしまいましたね。
でも、それも今でこそ冷静に考えることができますが、活動家のままだったら、上からの説明を鵜呑みにして、これで宗門と離れて学会は益々世界公布へと発展していくんだ、と本気で思っていたことでしょう。
多少の疑問はいつもどうりスルーして。
いっそ新しく創価教学を打ち立てないと、また矛盾に悩む会員さんをつくってしまうのではないかと、余計な心配をしています。
ん~、でも、この3面読んでどうゆうことか理解した会員さんどれだけいるんだろう。
マルさんも言われてますが、日連もご本尊も、もはやどうでもよくて、自分が幸せになれれば、何でもいいのよ。そんな小難しい理屈いわれてもよくわからないし、なんて婦人部のおばちゃんの声が聞こえてきそう。
それ以前に3面なんて読まなかったりして。その前に聖教新聞なんて、読んでなかったりする?それがねらい?
因みにうちの母はご本尊は信じきってますが、名誉会長はどうでもよくて、師弟?なにそれ、みたいな人です。これ、どう思う?と聞いてみたところ
「よくわからないけど、すごく違和感がある。」という返事でした。
思い出したのですが、最後に出た座談会で県幹部が大誓堂に行ったときの話しをしていました。大誓堂で先生の導師で題目をあげました。その後ボソっと「なんだか、おやま(たい石寺)のご本尊様が懐かしかった。」とつぶやいたのを私は聞き逃しませんでしたよ。
あの幹部は今回のことをどう受け止めるているのでしょうか。

伊勢神宮、行ってきました。
凛とした空気の中心が洗われるようでした。
お賽銭もあげちゃいました。(財布をみたら小銭が5円しかなかった・・・)
お土産を持って、お世話になった副本に報告すると
「私も今では何の躊躇もないわよ。むしろ好んで神社、仏閣行きたいくらいよ。ホントによかったわよね、宗門と分かれて。おかげでこうして神社や仏閣もみにいけるようになったし。」と。
ついこの間まで会員さんが行くのもホウボウだと罵っていたのに、どの口が言う。
悪いのは宗門で私達は悪くない。でもそうゆう言動で、傷ついた人の心には知らん顔で通り過ぎる。
傷つけたことすら気づかない人間になっていくのかな。
相変わらず話は通じそうにありませんでした。
他人に影響をあたえる立場にいるのだから、いろいろ調べて下さい、と言ったら、そんな暇も、気もないと言ってました。
そういう人は何を言っても無駄なんだろうな。
もう少し話のできる方だと思っていたので、残念です。
あの、ものわかりの良さは創価ゆえ、私が活動家だったうえでのことだったようです。

カノンさん、
お母様、いかがですか?
父を在宅看護でみましたが、介護はほんとに大変です。ご自身のお身体もお大事に。









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ミルフィーユさんへ (クロ)
2014-11-09 15:50:33
>クロさん、新blogのオープンおめでとうございます!

ありがとうございます!
なんやかんやで無事に新装開店できました。こちらでもどうぞ、よろしくお願いいたします。

いやはや、やってしまいましたね。
教則条項の改正。
もしこれを破門された当時にしていたら、まだ筋は通っていたのかもしれませんが。
でも当時これをしたら、学会から離れる人が多いと見られたのでしょう。
だから宗門の中身はうちが引き継いでるんだ、みたいな感じで「借りパク」していたわけですが、時代が進んで宗門との関係、破門時のことを知らない人や、無関心な人、或いは今更言われても戻れないという人が多数を占めるようになって、やっと安心して改正に踏み出したということでしょうかね。
最近とあるブログで、隣国の「正当性」と「正統性」についてのテーマで論じられていたのですが、創価学会には両方ないのではないかなとほぼ外部感覚の私なんかは思うわけです。

また、説明が稚拙で面白いですね。
世界公布が進展しているから将来においてそれを阻害するって?じゃあ、世界に進展してなかったらいいのかよって思いますよねw
それとも日蓮さんは世界に公布する気がなかったとでも言いたいのか?そんなことはできないと思っていたと?
宗祖の願いを上回ることをしてる池田センセーと学会が凄いのだ。だから御本尊も学会が決める!
・・・てことでOK?ww
私はちょっと前にネットで噂になった例の怪文書は、この事態に備えての予行演習であり予習だったのかと思ったのですが、出てきた説明がこれではその可能性は低いかもしれません。


>私が思うに、その財務そのものが巧妙な詐欺に当たるんじゃないの?(笑)

創価学会の財務も有名になったんですね~。
これはバリ活さんですら注意喚起していたことですが、相手が同じ学会員であると無条件に信じてしまう傾向があるというのです。
詐欺したい人から見たらカモ以外の何物でもないということですね。
そりゃ、学会から見てもカモ以外の何物でもないということにもなりますわな。

創価新報のマンガ、見てみたい~ww
釈尊=名誉会長?
やりそう~ww
作者に意図を聞いたら、絶対「自然とそうなった」みたいに言いますね、こりゃ。
正本堂の池田氏似の半裸のレリーフの時と一緒ですね。
そんなに好きかww

名誉会長の動向を伝える記事が必死なのは、当然といえば当然ですね。
以前ならばネットもそう浸透しておらず、また聖教読者が併せてネット情報に触れるということも稀だったことでしょう。
しかし今や高倉先生のブログもありますし、「対話を求めて」も大変なアクセス数です。
そして高倉先生との裁判で、なんと池田氏健在の証拠として聖教新聞の記事を持ち出す始末ですからね。
聖教新聞はどこまで頑張るのか、ハラハラしてきますw
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まるさんへ (クロ)
2014-11-09 16:17:22
何とか新装開店にこぎつけました。
新しいブログでも、どうぞよろしくお願いいたします。


>しかしこれ、活動家にはあまり関係ないというか、ふーん、程度の話かもしれません。

私もそうだろうなと思いました。
婦人部の反応など、まさにまるさんが仰るような感じではないかと思います。
うちの母親もそんな感じになってそうw
かつて私が組織や教学について指摘したらそのこと自体を理解しようともせず「私たち(女性学会員?)は『体験』やから」とハナで笑うわけです。
理論破たんしていようが矛盾があろうが考えることはせず、勤行(活動)して何か良いことがあった→功徳だ!ということを繰り返すのが我々だ、ということのようです。
うちの母親は聖教新聞のテレビ欄以外は読んでおりません。一面くらいは目に入るでしょうが。
しかもテレビ欄を見るのも、せっかく聖教を取っているのに誰も手をつけずに捨てるのは勿体無いから自分くらいは・・・みたいな感じでとりあえずテレビ欄だけは活用しているという有様でw
まあそんなもんですから、たぶんまだ教義の改正について知らないんじゃないですかね。


>池田氏直筆御本尊というのもただの冗談ではなくなるかもしれませんね。

あるいは「池田氏がコレと認めた御本尊」の方がハードルが低いかもしれませんね。
そういやカラーコピー以前の御本尊をまだ使っている学会員さんもいると思うんですが、それはどうするんでしょうね。
ちなみに私の母親が手を合わせているのも昔の正宗時代の御本尊で、お取替えはしていないはずです。
今回の改正で、新たなお取替えキャンペーンとかするんでしょうか。
これを機に他にも何か動きがあるのかないのか。
気にしているのはきっとアンチの方だというのが、皮肉っちゃあ皮肉ですよねw
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河童さんへ (クロ)
2014-11-09 16:45:39
こんにちは。
ええ、もうこの記事のことは忘れて下さいw
聖教新聞の教義の改正の方がホットな話題です。

私も改正を知ってまず例の怪文書を思い出しました。
あの怪文書、今回の改正が発表されるまでは真偽は怪しいと思っていました。
で、ミルフィーユさんのコメントを拝見して、あの怪文書は学会側が「わざと」流出させたのかな?という可能性も考えました。
予行演習的に流出させて、どのような反応、反論があるか前もって見ておいて、その対応策を考えたかったのか、とか。
あるいはある特定の層の反応を窺っていたのか、とか。
しかし聖教新聞上の説明を読む限り、これが予習した上での説明か?という稚拙さに、「わざと」流出論は学会を買い被っているのだろうかとも思えたりw

私の素人考えの邪推ですが、ミルフィーユさんが併せてお知らせくださった副会長の増員がありますよね。
たぶんですが「最高指導会議」と「総務会」なるもので今回の会則変更になったと思うんですが(密室会議なので怪しいですが)、それに関連しての人事とかか?みたいな。
この新副会長が入っているというわけではなくて、賛成票を投じさせるための何らかの取引が・・・みたいな。想像力豊かな妄想ですけどw
ついでに言えば、名誉会長の動向も気になるところです。
名誉会長の意向がどうだったのか、あるいは名誉会長の存在をどのように利用されているのか、いくのかということです。
無関係ではないはずですからね、勿論。宗門との破門劇はまさに池田氏が原因と言ってもいいのですから。
また池田氏の以前の発言では「宗門の大御本尊を守って云々~」というものが多々あります。
説明ナシに発言自体なかったことにするのはいつものことですが、この大きな会則の変更にあたってノーコメントもおかしな話です。
知らないうちにXデーが過ぎていた、なんてことになっていなければいいのですが。
それが一番の懸念ですかね。
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セイコさんへ (クロ)
2014-11-09 17:09:05
こんにちは。
新しいブログでもどうぞ、よろしくお願いいたします。


>御書根本の学会ですから、御書をひいて、説明してほしいものです。

本当にそうですよね。
今回の紙面上の説明は、素人目にも稚拙に映ります。それだけ読者を軽く見ているのでしょうか。
それともそれが学会の限界なのか。


>それ以前に3面なんて読まなかったりして。その前に聖教新聞なんて、読んでなかったりする?

ふふふ。うちの母親はこのタイプです。
学会は信じきっていても、やはり聖教を熟読する人は少ないですよね。
ちなみに名誉会長については「先生?好きやで」みたいなノリで、尊敬とか指導者というよりは、もうちょっと軽い扱いっぽいですねw
幸いなことに「人間革命」もロクに読んでいないので、山本伸一信者ではないということと、若き日の池田氏の姿を知っているので偶像崇拝化した現在の池田教のノリにはイマイチはまっていないようです。
でも世界に学会を広めた凄い人、という認識ではあるようですが。まあ、そりゃ間違ってはいないですがね。
「おやまのご本尊様が懐かしい」と仰った県幹部のような方は、どれくらいいらっしゃるのでしょうね。
それこそ御所根本といった方、日蓮さんの思想に深い思い入れのある方は、いくら「学会が正しい」と屁理屈で誤魔化していても宗門の正統性に目を瞑りきれない所があるのではと思います。
新興宗教の限界がそこにあるのではないかと。
今でも学会が伝統宗教だと、ある時点で宗門と入れ替わったように勘違いしてる方も少なくないと思うんですが、まあ今回ので新興宗教としての存在を一つ明確にしたのではないでしょうか。

伊勢神宮へのご旅行、よい思い出になったようで何よりです。
やはり空気が澄んでいるのを感じますよね。五十鈴川の静々とした流れも心に沁みます。
しかし副本さんですか?凄い思考回路ですね。
MCの為せるワザなのか、ご本人の生来の器量なのか。
後者だとしても、創価学会に影響された故の歪みを感じますね。
ご本人が気付くしかないことですが、周りにいる人は大変です。
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