マインド・コントロールとは何か 価格:¥ 1,427(税込) 発売日:1995-08 |
第5章 「人間が変わること」の理解のための社会心理学研究 より
強制的承諾の効果(3)
マインドコントロールとは何か より「認知的不協和の理論」その8
そうした厳しい行動がいつしかエスカレートし、残虐な行動をするようにとなかば強制されたときにも、この効果が生じ、その人のもつ良心を侵食することも可能である。そして暴力的攻撃や反社会的行動といった、良心に反する行動を正当化しようとする自己説得が、個人の内面でおこなわれるかもしれない。
たとえば、ユダヤ人の大虐殺を実行したナチの将校は、「私は命令に従っただけであり、最初は良くないこととも思ったが、何人も処刑するうちに慣れていった」と答えている。ナチのように大集会に参加し、鉄十字のマークの付いたユニフォームを着て、手を挙げて「ハイル・ヒトラー」と強制的にも叫ばせることは、まだ熱狂するには至っていない人びとにとって、その行動と賛成していない感情とのあいだに深い認知的不協和を生じさせることになるだろう。その結果、不協和を解消しようとして、思想や感情において少しずつ変化が起こり、その行動を正当化するようになるのである。
だから、ある組織が、集団の外部からみると奇妙で風変わりなことをやっている場合も、集団の結束をはかるためには、かえってそのような奇妙なことが必要であるという側面があるのだ。この原理を応用実践してなのか、カルト・マインド・コントロールでは、まだ充分な納得ができていない新参メンバーにこそ、行動の実践を重視する傾向にある。
ここで聖教新聞社発行の「新会員の友のために」という新入会員のための冊子から、一文を紹介したいと思います。
「とにかく、忙しくても工夫して時間をつくって学会活動に参加していくことが、自身の成長につながっていきます」
ですって!
学会活動=自身の成長、って言い切っちゃっていますよ。それを決めるのは学会でも名誉会長でも日蓮さんでもありません。
自分の成長にならないと思ったら、それが正解です。
逆に学会活動でしか成長を得られないと思っている方々にとっては、それが正解でしょう。他人に迷惑をかけないならお好きにどうぞ、と言いたいところですが・・・学会の存続自体が日本社会の迷惑なのでねぇ・・・。
たった一口の財務でも、毎月1部聖教新聞だろうと、1票の清き公明票でさえ、社会悪に加担しているという自覚が善良な学会員さんには皆無ですからね。それが厄介なトコロです。
オルタナティブ派と呼ばれる、過激な活動を良く思わない学会員さんたちがどれだけこの創価学会を支えていることか。
そしてこの最大層と思われるオルタナティブ派の人らこそ、ネットをあまり見ない情報弱者の層です。
メールだけがデジタルツールの主婦層とか。
でもそういった人たちは、今後少なくなることはあっても増えることはありません。
テレビや新聞といった一方的に与えられる情報のみで判断している人と、自分で情報を探しにいく人とでは、その差は歴然としています。自分がそうだったからよく分かります。
「知らない」ということを「知る」のは大きな一歩なのです。
私は学会アンチになる前からネットは活用していましたが「創価学会」と検索してみたことはありませんでした。無関心でしたから。
少なからず学会に関心のある人にとってはこの一線は大きい。
ですからね、学会にはまず熱心な活動家さんたちのブログを読むことを推奨してほしいと思うのです。ネットは見るな!っていう方針はさすがに時代に逆行しまくりで無理があるでしょう。
活動家さんたちのブログでは、アンチブログの批判や嘲笑でアンチブログの強烈な宣伝をしていることが少なくありません。
入り口はどっちでもいいのです。
自分から情報を探し、その真偽を検証していくことが重要なのですから。思考停止から脱却せねば、自分が納得しているのかどうかさえ気づかないままです。
あるいはブログを運営中の活動家の皆さんは、積極的にリアルの学会仲間に自分のブログを宣伝してほしいですね。そういう人少なそう。
それで組織に身バレしたらブログ辞めさせられちゃったりしそうですけどw
私も女子部時代、社内のシステム構築で、連日23時頃帰宅し、週末出社も…な時、「時間はつくるものよ」と言われ、どこに時間があるんだよ!とキレかけました。
成長する前に体壊します…。
「メールだけがデジタルツールの主婦層」…うちのトンチンカン地区婦みたいなもんですねぇ。
メールのマナーすら知らず、近所の人の噂は好きなのに、ネットは「嘘ばかりよ」って。
うちの母のような高齢女性も同じですね。何とかメールを覚えて、会合の連絡はメールで出来る。でもネットなんてサッパリ。
テレビのニュースで悪い報道を目にしては「ネットは怖い」と決めつけて。
「週刊誌なんて嘘ばかり」と言いながら、女性週刊誌の芸能ネタには詳しくて。
仰るとおり、これからはこういう人は減っていきますし、若い世代はネットで様々な事を調べますし、知らないがためにマインドコントロールから目覚めない、という人も減るでしょうね。
必死な年齢層がズレていったら…この組織はどうなるんだろう?と、心のこもっていない心配をしております。
「今、拡大に先駆する青年部をはじめ、弘教の歓喜あふれる素晴らしい活動体験が相次いでいます…」と。
とにかくみんなで体験を語り、モバイルSTBや聖教新聞を大いに活用しながら弘教を推進せよとのこと。
広布拡大のための確認事項を3点挙げていました。
《第一、教学試験への取り組み》
《第二、ブロック長・白ゆり長への励まし》
なんでもB長&白ゆり長のための指導集【広布最前線の輝き】が、7月中旬に発刊されるそうですわ。
総県長たちを前に「…この指導集を丁寧に渡しながら、ブロック長・白ゆり長を最大に激励していきたい…」なんて原田会長言ってます。
『丁寧に渡しながら』ってのが、ウケルんですけど(笑)
そして「また、各支部で指導集の学習会を開くなど、研鑽を深めていきたい…」と。
学習会もやらせるのね(笑)
ブロック長や白ゆり長はこの指導集を贈呈されるの?
それとも買わされるの?(笑)
原田会長、こうも言ってます。
「…先生との『誉れの共戦』の歴史を開いていきたいと思います」ですって。
『共戦』? 共に戦う? へぇ~、そうは言っても丸5年も公の場所に出て来ないお方とは共には戦えませんわね(笑)
《第三、学会伝統の¨一段とび¨の激励体制について確認》
そうそう、昔よく聞きましたね。
『一段とび指導』のことですね。
たとえばブロック長がすぐ上の地区部長に指導を受けるのではなく、その上の支部長に受けるってことですね。
そういえば昔 ある婦人部が、一つ飛び越して幹部に指導受けたら「私を抜かして飛び越すなんて」と飛ばされた当人が愚痴っていましたっけ。
要するに一段飛ばした上の幹部はそれなりに境涯も一段上だからすぐ上の幹部よりも、より素晴らしい指導をしてもらえるみたいな?
私も何回か『指導』なるものを受けたことがありますが、今思えばちゃんちゃら可笑しいですよ。
ただのそこいらの主婦が偉そうに『指導』だなんてふざけんな!です。
他人のプライバシーを根掘り葉掘りしつこく聞くし。
何を今さら『一段とび指導』を復活させるのやら。
総県長会議に出席している幹部なんて全員が全員、学会から給料貰って生活しているんでしょうに。
会議に出席するのは出張扱いで交通費から日当まで出るんでしょうね。
学会から食べさせて貰って 毎日何するわけでもなく、ただ下の人に命令してふんぞりかえってりゃいいんですからいい商売ですね(笑)
最近の1面はブラジルネタが多くて。
博正お坊っちゃんを含む南米訪問団がボリビアやブラジルを訪問して、現地の総会に出席したり父上の代理で何かを授与されたり。
1週間以上は滞在してるみたいだけど、訪問団のメンバーはどこに宿泊したのかな?なんてつまらないことが気になって(笑)
それにしてもブラジルで21日にあった出来事を今頃載せるなんてね。『新聞』と言えるんかい?(笑)
行く先々で博正お坊っちゃんはSGI副会長としてスピーチしたり大活躍(?)
側近幹部も博正お坊っちゃんには、気を遣って応対するんでしょうね。
「尊敬する偉大なる師、池田センセイのご子息だから」と。
やっぱりどう考えてもなんの実績もない人がSGI副会長や創価学会副理事長や創価大学最高顧問などの役職に就いてるのはおかしいと思います。
池田名誉会長はその昔、スピーチでこう言ってました。
「…世間では、学会は世襲制にするのではないかーーという人もいるが、学会は永久にそういうことはしないということを申し上げておきたい。
この世襲制うんぬんについては、いままでも幾たびとなく言明してきたとおりである。
信仰を根本とすべき宗教において、世襲制はそれ自体、もはや堕落である…」
ほぉ~~ 「世襲制は堕落」と言い切ってましたね。
だったら学会はすでに「堕落」したってことでいいですね?(笑)
そうそう 運ちゃんさんのblog【想学談林】に面白い記事が載っていました。
お笑い芸人の○井○和のFacebookを取り上げていました。
大誓堂勤行会に参加した感想を投稿してたようです。
なんだか「そうそう、その通り」と相槌打ちそうに。
いや「間違いない!」ってのが合ってるかも(笑)
今の学会について揶揄したような内容で面白かったです。
学会組織が黙っているわけもなく、後日シッカリ注意を受けたようです。
クロさんも時間がありましたらぜひ読んでみてください。ウケますよ(笑)
よく聞きますね~。アンチブログ界でその指導。
私からしてみれば時間が作れるならば折角作った貴重な時間を学会活動には使わないですけどw
けれど現実的に忙しい方に対して、無慈悲なことだと思います。活動よりちゃんと休んで、という発想ができないのが不思議です。
私の母親もメールのみなんですよ。
しかも、ちゃんと聞いてみたことはないしもう実家を離れて6年になりますので確かなことは分からないんですけれど、学会員さん同士でメールのやり取りをしている雰囲気がないんですよね。
学会関係の連絡は、電話でやっているみたいです。それか訪問。
おそらくですけれど、母親の周りの婦人部の方はメールさえも疎い方が多いのではないかと。
年齢層が年齢層なので不思議ではないんですけどね・・・。
若い世代の方たちは冷めている人も多いですし、ネット情報に触れる機会も多くて学会の一方的な情報に呑まれることも少なくなっていると思います。
ただ、若い世代の人たちって大体2~4世くらいですか。1世なんて結婚して入会させられたっていう方がいるくらいですかね。
こういった方たちが覚醒すると、家族間の空気が悪くなりそうだな・・・といらぬ心配をしてしまいます。
祥蘭さんやしゅうえいさんのように、お母様にちゃんと話をしていけるような人たちばかりとは思えませんし。あの強くてしっかりしたお二人でさえとても傷つき苦しんでおられる様子が綴られています。
怒りをぶつけるならまだしも、自分を責めて苦しむような人もいるんだろうな、と思うと胸が痛いです。
この連鎖が途絶えていって、本当にやりたい人だけが残るであろう創価学会。
規模が縮小して影響力も小さくなってホッとできるか、少ないだけにより純化され過激になっていくか、はたまた何かのきっかけで今の勢力のまま突然瓦解するのか。
どうなるんですかね。
>ブロック長や白ゆり長はこの指導集を贈呈されるの?
>それとも買わされるの?(笑)
買わされるほうに1票!
記事で紹介した「新入会の友のために」という冊子も有料ですしね。「友のために」ってタイトルなのにw
ブロック長・白ゆり長への励ましって、その方たちが最近は大変なんですかね。励ましが必要なほどに。
いえ、このブログにも「白ゆり長を辞めたかった・辞めた」という方のコメントも頂いていますので、いよいよ深刻になり手がいないのかな、と。
>「…先生との『誉れの共戦』の歴史を開いていきたいと思います」ですって。
ほんと、すごい片思いみたいですよね。
あれ?付き合ってると思ってたの私だけ?みたいなw
「一段飛び指導」、初めて聞きました。まあ、その指導システム自体どうなんだって感じなんですけどね。
次のコメントにも出てます運ちゃんさんのブログで拝見したことを思い出しました。
無理な分県化・総区化を進めて幹部を増産して、ちゃんとした幹部が激減したというお話がありました。
その実情を学会側も分かっているということなんですね。
だったら組織形態を見直すべきなのに「過去の間違いでした」とは絶対にしたくないからか上っ面の対処で済まそうということですかね。
一番大事にすべき会員を蔑ろにしているような気がするんですけど、学会員さんたちはそのようには思わないんですかね。
ブラジルネタ、続いているみたいですね~。大勝利さんのブログでも書かれていましたw
確か池田氏はブラジルに入国拒否されていたものの、池田氏が麻薬王ノリエガ氏と懇意になりそこから深い関係が築かれていった・・・ということですよね。
ちょっと昔の記事ですが、ねまさんの「家族問題を考える」というブログでブラジルにおける他宗教と創価学会員の割合が考察されていました。
日系人の多いブラジルですが、ブラジルの創価学会は非日系人が9割だそう。で、その数でいうとブラジル人口の0.1%にも満たないと。
日系人が多く有利に思える地ですが、ブラジルの社会制度には創価は馴染まないようです。
しかもカトリック教会に対して改宗を必ずしも求めないようなので・・・w
ただ、やはり経済的な支援は「貰えるなら貰いたい」という事情もあるのでしょうね。
かえって欧州では特に宗教団体に対しては「資金力があるならば困窮しているところへ使うべき」という思想が強く、必要とも思えない不動産や絵画・美術品を買い漁る創価学会に対しては批判的なようです。
ノーブレスオブリージュ(持てる者の義務)、の考えが浸透しているんでしょうね。
だからフランスとかでカルト指定されるんですよね~。
そうそう、フェイスブックですね!
「対話を求めて」や「普通の日々って素晴らしい」でも紹介されていたので私も今日の記事に書こうと思っていたんですよ。
学会カミングアウトして、たまにアンチ寄りの学会ネタを披露しているという噂は聞いていましたが。
フェイスブックの記事を見てみましたが、こりゃ反発食らうわな~という内容でしたね。
ていうか、この人がここまで考えてたとは意外。
しかし書かれていることは一見まともでアンチには頷けるものですが、真意はどうなのかな~?と思いました。
無論、真意を明らかにしない方が成すべきことを成せる、という考えもあるでしょうが。
ファンでもなくずっと追っかけていたわけではないのでよくは分かりませんが、これで注目を集めたいというわけでもないようですし(これで集まった注目じゃ表では扱えないしw)、かといって完全なアンチでもないようですし・・・?
まあそんなにテレビで露出があるという人気ではないですが(失礼w)、芸能人というだけである程度の発信力はありますし、どう転ぶにしろ組織に動きを起こしてくれるのは良いことではないですかね。
でも・・・ほんとに本人、教義の変更を気にしているのかな?それが口実っぽい気がして仕方ないんですけどね~。