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真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

マインドコントロールとは何か より「マインド・コントロールは社会心理学的テクニックである」

2012-06-17 15:24:22 | カルト宗教
マインド・コントロールとは何か マインド・コントロールとは何か
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第3章 マインド・コントロールとはいかなる技術なのか より

マインド・コントロールは社会心理学的テクニックである

~前略

 ハッサンはそれらを現在の心理学的見地から再分析し、彼自身のカルト研究と統合して、行動コントロール、思想コントロール、感情コントロール、情報コントロールの四つの構成要素にまとめた。そして彼は、マインド・コントロールでは露骨な物理的虐待はなく、その代わりに催眠作用が「グループ・ダイナミックス(group dynamics)」と結合してこれらのコントロールをおこない、個人のアイデンティティ(信念、行動、思考、感情)を破壊して、それを新しいアイデンティティに置き換えてしまうと述べている。

~中略~

 集団にはたらく力としてのグループ・ダイナミックスは、一般的にマインド・コントロールにどういう作用を与えるのだろうか。結論を先にいうと、群集心理とリアリティの構築、つまり知覚された現実感の構築である。
 群集心理の代表的なものは、ル・ボンやリンドホルムが指摘するように、群集状態が人に暗示性を高めることに効果をもつということである。そうしたテクニックは、第二次大戦の時代、ドイツ大衆をマインド・コントロールしようと試みたアドルフ・ヒトラーの例にみることができよう。彼はナチの正当性を大衆にアッピールするために、集会の部屋をいつも狭すぎるようにして熱狂と興奮をつくり出し、聴衆の三分の一をナチの党員で埋めさせ、しかも熱心な支持者を最前列に配置したという。
 またグループ・ダイナミックスを応用すると、個人の知覚する情報の確からしさを操作することができる。たとえば、
それには「集合的無知(pluralistic ignorance)」と呼ばれる現象がある。同じような状況下にいる周囲の人々の中で、自分だけが逸脱していると信じてしまうという事態が、そこに集まっている複数の人びとに起こることをさす。その結果、だれ一人として「正しい」とは思っていないことであるにもかかわらず、結局、その場にいる全員がそのような状況下で与えられた規範に遵守した行為をおこなってしまうという。
 チャルディーニによれば、第1章で説明した九〇〇人もの信者が集団自殺したガイアナの人民寺院の事件では、こうした状況があったと述べている。人民寺院の各メンバーは、教祖の「自殺せよ」という命令に対して、自分だけが罪深く、内心では死を躊躇している、という認知が生じたと考察される。つまり、自分だけが集団規範を内面化していないという認知がはたらき、より極端な服従が起こってしまった。その結果が、こんなにも多くの信者が一度に毒杯をあおぐという大悲劇になったと説明する。

少し専門的な文章で理解が難しいかもしれませんが、言っていることは簡単です。

「周りが従っているのに、(教義や指導に)疑問を持つなんて自分はなんて信心が足りないのだろう」と強く感じてしまうということです。

そしてその結果、より活動で成果を挙げようと自分を追い込んでしまう。自分が望んでいたことではなかったのに、です。

周りが本当に心から従っているかの確認はされません。そして同じことを周りの人々も同様に考えてしまう。それが集団心理です。

「皆が言っているから」「皆がやっているから」とされると弱いですね、特に日本人。

話は変わりまして、またブログの紹介をしたいと思います。

左のリンク集にもありますcanary_windさんの「創価学会の彼女との関係」というブログです。

今回はこの中のコメント欄のやりとりが、アンチ創価ブログてしては稀なものがあったのでご紹介。

「敗訴の証拠」(創価学会の彼女との関係)

この記事のコメント欄に学会員さんから「創価学会が当事者で敗訴が確定したものはないでしょう」と投稿されます。

そこでブログ主さんや他のコメントで「樽沢裁判」(有名ですよね?)が原告創価学会で敗訴していると指摘されるんですが、なかなか認めない。

しかし、半年後、この学会員さんから、実際に東京地方裁判所で判決文の閲覧をして創価学会の敗訴を認めましたと報告のコメントがされるのです。

ネット上のことですから、そのまま逃亡も充分あり得る状況において、このやりとりは非常に稀であったと思います。

ちなみに「樽沢裁判」の判決文です。

上記のコメント欄は非常に多くのコメントが投稿されていますので、全部読むのは大変だと思いますが、時間がある方は一読の価値ありです。

時間がないよ~という方は、5番(最初の投稿)と96番(結論)だけでもどうぞ。

今回このコメント欄のやり取りを紹介したのは、「白バラ通信」にて同じようなコメントを投稿されていた学会員さんがいらしたので、ふと思い出したのですよ。

「白バラ通信」の方にコメントしようかとも思ったんですが、荒れてもご迷惑ですしね。他の方のコメント(白バラでね)にもありましたが、基本的に相手にしないという意見に賛成ですし。

しかしコメント欄でのことですので、ご存じない方も多いかと思い改めて紹介させていただきました。なかなか見ない事例ですのでね。

ではでは、いよいよ梅雨本番のジメジメお天気が続きますが、皆様体調などお気をつけて!元気に夏を迎えましょうね。


マインドコントロールとは何か より「破壊的カルトの集団運営の方法」その2

2012-06-03 16:28:00 | カルト宗教
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破壊的カルトの集団運営の方法 ――マインド・コントロール(2)

 しかし、いくら個人の満足や幸福感が手に入るからといって、教育的にも経済的にも決して低くない若者を中心とする多くの人々が、自分を苦しめたり、悪事に手を染めたりすることになるといった可能性のある、あるいはさまざまな疑惑を感じるような怪しげな組織に参画するということの説明には不十分であろう。
 つまりもう一つ、重大な理由がある。それは、
多くの破壊的カルトが、新メンバーを勧誘する際に、先述したような、「表」と「裏」のある組織の二重構造や反社会的特徴に気づかせにくくしたり、その「悪事」と見える行動を、メンバーには特有の理論でもって正当化し、納得させているという理由である。こうしたカムフラージュや納得させるといった心理的操作のテクニックが、「マインド・コントロール(mind control)」である。
 もちろん、すべての破壊的カルトが、マインド・コントロールという技術を用いて集団を形成し、発展させ、維持、強化しているとはいいきれない。しかし、どういうわけかは判断しかねるが、マインド・コントロールを用いているといわれている多くの破壊的カルトは、それを用いるいくつかの手法において、非常に類似性が高い。

 後略…

組織の二重性、ダブルスタンダードは創価学会の大きな特徴の一つでもあります。

世界平和を掲げながらイラク戦争に賛成したり、といった事例はいくつもあります。

また、人権をさも重要視しながら機関紙では目にするのも不愉快な表現で特定の人物・団体を誹謗中傷。

これらのことに、学会員さんたちは違和感を覚えないのとか言えば、上記の赤文字の部分の通り、彼らだけで通ずる特有の理論で正当化し、納得しているということなのでしょう。

なにせ「絶対正義」という強大な武器も存在しますからね。

こうしたことは、聖教新聞の表現の良し悪しに留まりません。

広宣部と呼ばれる実行部隊においてもそうです。

広宣部はもともと、日蓮正宗へのスパイ活動的な目的で構成されたそうですが、今では対象は宗門に留まらず、広く学会の批判者・敵対者(言いがかりも含め)に及んでいます。

創価班の中からエリートとして選ばれる広宣部のメンバーらしいですが、そんな信仰心篤い彼らがなぜ犯罪そのものと言える行為に手を染めてしまうのか。

もし捕まれば個人でやったことと証言するようにと、上から前もって釘を刺されるのです。それでもあらゆることを実行に移してしまう。

葛藤を感じる人はまだ幸せでしょう。

それが「正義」と信じ込ませてしまうマインド・コントロールの恐ろしいこと。人を狂わせています。

日本では特に、このマインド・コントロールという概念が定着していないこともあり、あまりにも無防備な状態が続いています。

誰しもが陥るカルトの罠。

社会全体の危機感として、認知されなければいけないことだと思います。


マインドコントロールとは何か より「破壊的カルトの集団運営の方法」その1

2012-05-27 16:54:44 | カルト宗教
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第1章 破壊的カルトの活動とマインド・コントロールより

破壊的カルトの集団運営の方法 ――マインド・コントロール(1)

 先述した特長は、私たちの社会規範に照らしてみたときには、容認しがたいことはいうまでもなかろう。では、知性も教養も高い人々が、どうしてそうした疑惑のある組織の活動へと参画してしまうのだろうか。あるいは破壊的カルトのメンバーは、なぜ一般には「悪事」とみなされるような反社会的と思われる行動をとってしまうのだろうか。
 その第一の理由は、
破壊的カルトは、その組織に参加していこうとする人々に対して、何か重大な彼らの充足させたい欲求や必要物を与えているからである。つまり、破壊的カルトのメンバーは、その集団内で生活することによって、それまで欠けていた剥奪感や空虚感から救われ、主観的な意味での幸福を手にすることになるからである。
 また、何かを強く信ずることは、心理学的にはいくつかの肯定的効果がある。たとえば、「病は気から」というわれように、信念を持つことが、病気の奇跡的な治癒効果をもたらすことにつながることもあろう。

~中略~

 精神医学者のギャランターは、破壊的カルトと目されるいくつかの宗教的カルトに所属するメンバーに、面接や心理テストを用いて主観的な幸福感を調査した。その結果、多くのメンバーがその組織に参画する前と後との比較において、主観的幸福感が増していたと報告している。

・・・その(2)に続く

あなたの心のスキマ、埋めてあげましょうか・・・?

そうして誰の心にもあるちょっとしたスキマから入り込んでくる、カルト宗教の甘い囁き。

入り込まれたが最後、入り口がスキマである以上出て行ってもらうのも困難です。

創価学会で言えば、組織のメンバーに与える必要物というのは、多くの場合「コミュニティ」を指すと思います。

親密な人間関係。しかも、自身にどのような人格の問題があろうと、「学会員」という肩書きさえあれば無条件で暖かく受け入れてもらえる。

人との繋がりに飢えているような人にとっては、大変魅力的な組織に写りましょう。

次には個人的感想でしかありませんが、「自己満足」を得たいという欲求も強いかと思います。

社会貢献、世界平和、文化活動・・・。これらのことに貢献したい気持ちは誰しも少なからず持っていると思うのですが、実際にやろうとするとなかなか手を出せるものではありません。

しかし難しいことは何一つ考える必要もなく、自分の身の回りで動き回るだけで、あるいは新聞を取るだけで、はたまた勤行するだけで、それらのことにこの世で最も貢献できる組織がある。

大した労力を必要とせずに(と思っている)、社会に役立つ人間になっていると自己満足できるのが創価学会という組織です。

学会員さんそれぞれに、欲求は色々あるとは思いますが、上記のような欲求の充足感を与えてくれるのが創価学会だと感じてる方は多いのではないでしょうか。

そしてこれらのことは、自分から手放すことに非常に罪悪感を覚えます。だからなかなか組織からは離れられないという二重トラップになっている。

以前カルト宗教に関するどこかのサイトで見たのですが、宗教団体に属す前と後で、主観的幸福感が大きく変化するのはカルト宗教の傾向が大変強いそうです。

伝統宗教ほど、自身の内面に強烈な変化は現れないそうです。分かる気がします。

即効性とハッキリとした効き目がなければ、カルト宗教(多くの新興宗教)はやっていけませんでしょうからね。


マインドコントロールとは何か より「公共の利益と福祉に反する活動」

2012-05-06 12:21:57 | カルト宗教

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第1章 破壊的カルトの活動とマインド・コントロールより

破壊的カルトの反社会性

(4) 公共の利益と福祉に反する活動

 これまで述べてきた特徴は、破壊的カルトのメンバーとなった者が受ける反社会的な犠牲であった。そしていまひとつ述べたい破壊的カルトの重大な特徴は、公共の利益と福祉に反する活動である。
 破壊的カルトの活動が、彼らと信念を共有しない私たちの社会に、さまざまな脅威となる行動となって現れることがある。
 それらの活動は、経済的問題と社会秩序問題に分けてとらえられるが、いずれも彼らの論理ではその信念にもとづいて、なかば「やむをえない」、あるいは「結局はためになる」ことだと正当化されてしまっている。
 経済問題とは、破壊的カルトの活動がわれわれ第三者の財産を脅かすことがあるという問題である。たとえば、インチキな目的で募金やお布施を求めたり、強烈な恐怖を与えて脅迫することで、高価な物品を買わせたりといった詐欺的商法、寄付や献金・貸与を強いられたりしたといったケースが、これまでに多く見られてきた。
 つぎに、社会秩序の問題では、目標追及の過熱した破壊的カルトのメンバーの暴力が第三者の生命や身体の安全を脅かすことがある。あるいは、メンバーの子どものさまざまな権利が、ないがしろにされてしまうことがよくある。
 たとえば、ある破壊的カルトは、彼らの組織の目標追及の活動を妨害するからという理由で、外集団と武力衝突するケースがあった。また、彼らの活動が外集団である地域の住民の生活をかき乱すことで、争議になった。あるいは、家庭内でのトラブルも多い。ある日突然、家族のうちのだれかが全ての社会的責任を放棄して破壊的カルトの活動に没入しり、また財産をすべて持ち去って家出して、組織内で生活するようになったために、取り残された家族のメンバーの生活が混乱させられてしまうことなどが起こっている。

後略~

GW最終日ですが、皆様いかがお過ごしでしょう?よい休日を過ごされたことと思います。

パソコン乗換えが難航した末に、途中で放置wしたため更新が一週飛んでしまいました。

今回のご紹介している記述は、やはり創価学会を彷彿とさせる内容です。

むしろこれが酷いから学会は社会に受け入れられないわけですが。

第三者の財産を脅かす、ということであれば公明党の存在です。彼らが国民の利益でなく学会の利益のために動く時にも税金は使われています。

そもそも存在自体に税金が使われているのですから。

学会員さんの票を抜いたら公明党が存在すると思いますでしょうか。ありえません。

また、細かい話で言えば、私の家であった財務問題のように家族に了承なく家庭の財源から寄付を捻出することは、学会員ではない家族にとっては財産を脅かされたことと同義です。

社会秩序の問題は挙げればキリがないですね。

「一・一ライン」で再び脚光を浴びた市川雄一氏が関与したといわれる、東京都議選での練馬区の投票所で起きた創価学会員による襲撃事件もいい例でしょう。

投票時間を過ぎて投票を断られたことに腹を立て、選管の委員に暴行を加えた事件です。

「憚りながら」で暴力団との関与も暴露されました。この暴力団を使って、一体どれほどの犠牲が出たことか。

希望さんの「白バラ」ブログで、もも(ら)さんが紹介されている一連の騒動も、いかにも創価学会らしい反社会行為です。

挙げれば本当にキリがないのでこの辺で…。

ちなみに、練馬事件はこちらのブログに詳しく書かれています↓。

創価学会事件史 学会で教えない様々な事件、出来事を一挙公開

市川雄一氏のウィキにも少し記述がありますよ。

ことに学会さんは選挙のことになると過熱する傾向が強いです。それだけ、公明党が存在することが学会にとっての重要事項ということなのでしょう。

内部団結も図れて考える暇も与えず忙しくできて、一石二鳥にも三鳥にもなりますもんね。

それが宗教団体として益々ワケの分からないことになろうと、お構いなしですね。


マインドコントロールとは何か より「組織のトップとメンバーとの…」

2012-04-08 23:35:43 | カルト宗教

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第1章 破壊的カルトの活動とマインド・コントロールより

破壊的カルトの反社会性

(3) 組織のトップとメンバーとの間の支配・隷属関係

 破壊的カルトのメンバーは、組織内での役割や仕事のみならず、衣・食・住にいたるまでの生活のあらゆる面で組織のトップや上位メンバーの命令を受け、それに服従させられており、ほかの行動の選択肢がない。つまり、自由の完全剥奪である。なかには、結婚や性的行為、生死の権利にいたるまで、その自由が奪われている集団も少なくない。
 そして、
集団が獲得するすべての富は、組織のトップやごく一部の幹部が独占し、そのほかの多くのメンバーは、自らの労働によって得られた組織の収益の再分配をほとんど受けることなく、奴隷のように惜しみない労働力を提供している。場合によると、彼らは命までも捧げて奉仕させられてしまう可能性があるのは、歴史が証明している。

(1)と(2)で紹介した特徴もそうですが、外から見れば、あるいは少しでも客観的な視点で組織を見ることができれば、これらのことは容易に気づくことです。

むしろ、バレバレなんです。

しかしひとたび心酔してしまうと物事が片側からしか見られなくなってしまうんですね。

組織は心酔させようと最初はあの手この手で近づいてきます。

最近ネットニュースでもありましたが、近頃のカルト宗教はインターネットのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を勧誘の窓口に利用しているそうで。

ミクシィなどのSNSは、このブログをご覧になっているような方なら少なからず利用されているでしょうからお分かりでしょうが、あそこのプロフィールなどには個人情報が満載ですよね。

どんな趣味で、学生なのか、会社員なのか、性別は家族構成は…。

それらに合わせて、同じ趣味や環境を装って近づいてくるそうです。勿論最初から宗教の臭いなど微塵も感じさせません。

そこで仲良くなって、お互いの悩みなどを打ち明けたりします。そして親しくなると、例えば「同じ大学の学生だよ!今度会おうよ!」などとチャットやメッセージを交わしてリアルで交流を持つに至ると。

そうするとカルト側はもう、獲物の趣味もある程度の家庭環境も、そして性格や悩みまで把握済みなわけですから、今までの勧誘よりずっとやりやすいわけですね。

主に学生(大学生)がターゲットのようです。

勧誘の仕方も時代と共に変化しているのですね。

記事とはあんまり関係のない話になってしまいましたが、どんなに便利なツールも使う人間によっては良い結果を生むものではないということなんでしょうね。