あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

ドラマ「正直不動産」のこと(& さすらいの賃貸やろう)

2022-04-23 | テレビ
「山P主演、主題歌が小田さん(小田和正)なので絶対みる~!」と友人が言っていたドラマ「正直不動産」(NHK火曜10時)。


初回がいかにも漫画チックだったもんで(同名の漫画が原作)、2回目以降はもうええわな~と思いつつ、「ニュースウォッチ9」の流れで見始めたら。
顧客(夫婦)役に、ボクの好きな徳永えりちゃんが出ているので、そのまま見ることに。
3回目も、もうええわ~と思っていたら。またしてもボクの好きな小林涼子ちゃんが顧客役で出ているので見てしまった。
2人とも気がついたら三十路を過ぎてて、すっかりバイプレイヤーのような存在に。
小林涼子ちゃんは昼ドラ『砂時計』がよかったよな~。
徳永えりちゃんは映画『春との旅』で仲代達矢さんとがっぷり四つの演技がすばらしかった。朝ドラではヒロインの友人役ばっかで、もったいないったら。

もう一つ、ボクらをこのドラマに繋ぎとめるものがある。それは舞台が不動産会社だってこと。
じつはボスちゃんがまだ、おふぃすレイディ(>OLと言わんかい)をしていた頃。後半の何年かだけ、会社の人事部で従業員が転勤・結婚などで部屋を借りる際の法人契約の窓口をしていたのだ。なので毎日のようにエイブルやミニミニなど不動産会社と電話でやりとりしていたし、敷金返済のトラブルなどの際は直接大家さんとも交渉した。これ非常に骨が折れる仕事だが、やりがいはあった。なぜなら転勤や結婚時のお部屋探しは従業員にとっちゃ死活問題、なのでスムーズにいくと感謝もされるんだわ。山Pみたいな不動産屋さんがいたかって? 電話だからよくわかんないけど、そらおらんじゃろ~。

*余談こらむ*
人呼んで「さすらいの賃貸野郎」。
振り返るとこのわたくし、自らジムショの入居者として賃貸住宅を探し求めさすらう人生だったー と言っても過言ではない。
①大阪ジムショ(1994頃~)を皮切りに→ ②お江戸ジムショ(2004~)③関西ジムショ(2009~)④中国・杭州ジムショ(2015~)、そして⑤現在の関西ジムショ(2018~)と。
そのたびに駅前の不動産屋に飛び込み、複数の物件を見学し、3日の猶予もなく決断を迫られるというスリリングな経験をした。
そりゃ買うより数段気楽ではあるが、失敗はしたくない。
賃貸物件を探すのにはコツがある。部屋をいくつか見ていくうちに「ああ、ここは悪くない。大した欠点もないんじゃ?」という感覚がつかめてくる。”お見合い”みたいなもん、と言う人がいるかも(笑)。
ネットが発達した現代は事前に自分で条件を絞り込む=見学物件を絞り込むことが可能だ。ただ絞り込みすぎると物件が殆どヒットしない。
そんなふうにあれこれ探している時がいちばん楽しかったりする。現実には理想の部屋などなく、かなり妥協することになる。
何事も数をこなすと慣れる。賃貸の家探しも同じ。結果的にさすらいの「転勤族」となった我らは部屋探しのスキルも少しは上がったかな? 結局は運次第とも言えるが。
ただ、④杭州ジムショだけは国外だったので、その経験&スキルが全く通用しなかった。しかも先にあちらに赴任していたおじちゃん(←この人、部屋探しの経験ゼロ)に任せてしまったのも仇に。決めた物件はそれほど悪かなかったが、大家さんが大ハズレ(ドケチの老夫婦!)で事あるごとにボクらは苦労を強いられた。その後(住んで2年目くらいから)別の部屋を探すべく、杭州市内の「我爱我家」など数か所の不動産屋さんを訪ね、いくつか見学した。不動産屋のお兄さんたちはヘンな中国語しか話せないボクらにとても親切だった。いやな思いをすることなど一切なかった。ただ、ボクらの希望に合う物件など予算内ではどこにもなく、結局引っ越しせぬまま本帰国とあいなった。
結論ー 家探しは骨が折れるが、なかなかに楽しい。はて、我らはこの先どこに定住するのだろう。可能なら生涯賃貸でもええけどね。(いじょー)

*おまけショット*
NHKの新番組ってどうよ。
昨夜の番組より。

イケメン出せばええってもんやないで〜 しかもあたいの好みとちゃうし(°▽°)
コメント (4)