「こんなに降るとは思わなかった・・・」
いつもは事前に車を避難されている方の嘆きの声でした。
この方は、家の前に止めていた3台の車がすべて水没してしまったのです。
綾瀬市役所での雨量計によれば、今回の雨は午前3時過ぎから猛烈に激しくなり、3時から4時までの一時間で71ミリも降ったのでした。(神奈川県厚木土木事務所東部センター:綾瀬市寺尾本町:での測定では4時台が一番激しくて、最大時間雨量が65ミリでした。下記グラフ参照)
時間雨量20ミリくらいの豪雨が2時間続いた後に、70ミリの超激しい豪雨に襲われたため、市内各所で被害が出てしまいました。今日の市の被害集計では、道路冠水5件、床下浸水1軒、車両浸水2件となっていますが、この数字はこのあとまだ増えそうです。
しかし、これまでであれば、これだけ降れば大きな被害になっていたであろう早園小学校北側は、◆床上浸水多発地帯の水害を解消させる大雨時のバイパス貯留管が完成!(小園地区)日本共産党市議団が視察 の記事にあるように、この間の対策が功を奏して被害を食い止めることができました。
今回、被害を出してしまった地点も、どういう対策ができるのか、知恵を絞らなければなりません。
▲雨水の濁流がアスファルトの下に流れ込み、
アスファルトを押し上げててしまっています
▲上の写真の拡大。段差は6センチくらいでした
▲浸水してしまったハイブリット車の助手席。
水がたまったままでした