綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

■綾瀬市では、社会的支援を必要とする方々への施策が弱いことを具体的に指摘し、その充実を求めました

2015年10月01日 | 綾瀬情報いろいろ

 9月議会は、昨年(2014年度)の決算を議会としてチェックする議会です。
 私は、9月2日の本会議で、社会的支援を必要とする方々への施策が弱いことを具体的に指摘し、その充実を求めました。
 その一部をお伝えいたします。

 

■高齢者の見守りのいっそうの充実を

 綾瀬市では「シニアあったか相談員」2名が一人暮らしの高齢者宅を年間約2000件訪問していますが、一人暮らしではないけれど老老介護の世帯など、その他にも見守りが必要な世帯がたくさんあることを指摘。
 シニアあったか相談員の増員や、地域包括支援センターなどの体制強化の必要性を主張。市もその重要性を認識するとの答弁でした。

■65歳以上で重度障害者になると医療費の
 助成を受けられない差別撤廃を

 高齢者は資産がある方が多いからと、綾瀬市は65歳以上で新たに障害者になった方には医療費の助成を行わないという差別を行っています。年間約60人が医療費の助成を受けられなくなっていますが、調べてみましたら、そのうち4割の方が住民税非課税の方でした。つまり、実際には低所得の方への支援までも断ち切ってしまっているのです。
 私はこの制度は最悪の制度であると、繰り返し繰り返し撤廃を訴えています。ぜひ、みなさんの声も市長や市議会に届けてください!

■公立保育園新設で待機児童の解消を

 今年の4月時点の待機児童数は137名。今後数年でこの数字は300名弱まで増加する予想です。
 市は、民間が建設する低年齢児専用の保育所を支援したり、既存の保育所の定員増で150名程度の定員増をはかる計画ですが、これでも間に合いません。
 私は、民間頼みではなく公立の保育所建設の必要性を主張しました。しかし、市長は「民間でいく」との残念な答弁でした。

■国保税が高すぎて滞納している世帯から
 保険証を取り上げる懲罰的対応の撤回を

 国保税は他の社会保険と比較するとその負担率は2倍以上です。高すぎて納められない世帯で、正規の保険証が取り上げられている「短期証」世帯は314、「資格証」世帯は227も。こうした懲罰的対応で納税率を上げると始められましたが、実際には効果がないことは厚労省も認めています。
 保険証を取り上げてしまうため、受診が遅れ重症化したり死亡したりと、命の問題になっています。
“悪意で滞納している世帯だけに「資格証」を発行する”、と方針を変えた市では、結局「資格証」世帯はゼロになったところもあります。

 

 みなさんの生活を守る願いを、引き続きお寄せください!!

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