「ブログ村ランキング」の応援クリックをお願いします
お願いいたします。
この記事を読んでまず思うことは、「安保法=戦争法」に反対する市民は非常に広範囲に存在しているということを、自民の方は知らないようだということです。
今回のこの陳情を出された「安保関連法に反対するママの会@大和・綾瀬」という会も、ガリガリの自民党や公明党の支持者以外の方々が広範囲にそして緩やかに集まっている会のようです。それが、すべて共産党員、ないしは支持者に見えてしまっているということなのでしょうね。
共産党員である私からすれば、本当にみなさんが共産党に入党してくだされば、どんなにかもっと早く日本の民主化がすすむだろうに、と思うわけですが・・・。
もう一つ問題なのが、ママの会の方も問題にされ謝罪を求めた「真っ赤」という言葉です。「真っ赤」というのは「アカ」ということの言い換えですが、この言葉は、共産党員への差別語として使われてきました。
戦前、唯一戦争に反対し、主権在民・基本的人権を主張したのが日本共産党でした。時の独裁政府はこの日本共産党を国民から分断するためあらゆる手段をとりました。「戦争反対」も「主権在民」も当たり前のことを主張しただけでしたが、国賊呼ばわりされ、投獄され、拷問で虐殺もされました。投獄した共産党員を数ヶ月牢屋に閉じ込めておき、ヒゲがぼうぼうになったところで写真を撮り、これがアカだ! と新聞に顔写真を載せるなどのイメージ操作をしたりもしました。
戦後も、1950年代に朝鮮戦争が始まる前になると、戦争に反対し、民主主義のいっそうの前進を求める日本共産党は米軍にとって目ざわりとされ、アカ狩り(=レッドパージ)が開始されました。 歴史を見ると、“反共は戦争の前夜”ということがわかります。
いま巷では「良い朝鮮人も悪い朝鮮人もみんな殺せ」というプラカードを公然と掲げたデモが行なわれています。こういう差別を容認する風潮をなくしていくことも大事な民主主義の発展の課題です。
■「朝鮮人殺せ」というプラカードと日の丸を掲げた異様な集団の存在をご存知ですか?
さいごに、一言。アカ攻撃をする人たちは、日本共産党はなにか特別でなにか社会の悪であるかのような印象を広めたいのでしょうが、いま日本共産党は、国民のなかに大きく根を張って、国民とともに一歩一歩前に進んでいます。もう国民との間を引き裂くことはできません。
(しかし、権力者側からの謀略には注意しなければなりませんね。1950年代に日本共産党を孤立させるために、下山事件や三鷹事件、松川事件などが引き起こされ、日本共産党員の仕業だとでっち上げられたこともあります。ナチスが政権をとるために、自ら国会に放火しておきながら、それをドイツ共産党のせいにしたことも忘れてはなりませんね)