綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
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綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆75歳以上の健診受診率、綾瀬市は50%超で県内4番目の好成績

2009年12月13日 | いいぞ綾瀬市政
 過去ブログ「◆75歳以上の方への健康診査の通知を考える」の続ブログです。

 命を年齢で差別する悪法「後期高齢者医療制度」により、75歳以上の高齢者の方の健康審査の受診率が全国的に大幅に減少していることが、しんぶん「赤旗」編集部の調べでわかりました。

 健診の受診率は、東京都を除く道府県で最大28.8ポイント(島根県)低下。9道県が1けた台に落ち込みました(東京都は特別の対策をとっているため減少していません)。一番高い東京都(48.3%)以外は40%に満たず、20%にも届かない道府県が17から28に11県増えたとのこと。健診率の低下は、病気の初期発見を遅らせ、重症化を招くため、命の軽視になり、また結果として、より医療費がかかることになるといわれています。

 神奈川県は、30.2%から20.9%にやはり急落。
 ところが我が綾瀬市は、53.3%から54.1%に逆に前進しています。これはすごい\(^o^)/。ちなみに綾瀬市は昨年度は神奈川県内4位です(1位は藤沢市で63.1%、2位茅ヶ崎市55.2%、3位愛川町54.8%)。

 2007年(老人健康保健法において)
       対象者数 4490名  受診者数 2394名 = 受診率 53.3%
 2008年
       対象者数 4803名  受診者数 2599名 = 受診率 54.1%

 これは全対象者に健診の通知を郵送したことの成果のようです。
 しかし、今年は、前ブログに記しましたように、新規に75歳になられた方と、前年度受診された方のみへの郵送となりましたので、減少していないか心配です。
 そこで、現時点で資料のとりよせられる昨年10月時点の受診者数と、今年10月時点の数を比較してみました。
 2008年度は10月の時点で、2013名、
 2009年度は10月の時点で、2172名でした。
 減少していないようです。とりあえずホッとしました。

 今後の対策は、久しぶりに受診しようと思う方に、いかにこの情報をもれなく伝えるかですね。また、来年度にむけて、この予算が削減されないように求めていかなくてはなりません。

 さて、綾瀬市などがんばっている自治体があるから、全国的な健診率の急落は後期高齢者医療制度のせいではない、などという論理が成り立つわけではありません。

 市町村に実施義務があった75歳以上への健診は、後期高齢者医療広域連合の「努力義務」に後退させられていることや、検査項目も病気の早期発見に必要な項目がいくつか除外されています。後期高齢者医療制度を即座に廃止し、とりあえず元の老人健康保健制度に戻さなくてはなりません。 

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