綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

「ブログ村ランキング」の応援クリックをお願いします

ブログ村ランキングに参加中です。
各記事のラストにある「ブログ村」アイコンのクリックを
お願いいたします。

◆厚木基地で性能評価試験をするという自衛隊の新型ジェット機を視察(4)~基地対策特別委員会

2007年11月19日 | 平和○・憲法○・米軍基地×

 視察が終わり、帰路の東名です。先ほど掛川をすぎました。
  これが書き終わってブログにアップするときはもう市役所に着いているかもしれません。なにせ携帯で親指一本で書いているのですから。

  さて、視察ではP-3CとXP-1のエンジン音の比較をアイドリング時、走行時、離陸時、着陸時などで行いました。市の担当者が持参した簡易騒音測定器では、それぞれ若干XP-1のほうが低い値を示したようです。これは当初から予想された結果です。


  問題はここからです。これをもって厚木基地でXP-1の性能評価試験を行ってもよい、という結論にもっていくのは、よく考えなければなりません。
 まず綾瀬市民の多くはあの位置に軍事基地がないほうがよいと考えていて、綾瀬市も基地の返還を求めているということです。そもそもこんな人口密集地に軍事基地、ましてや飛行場があることはナンセンスです。
 「46文書」でも「人口過密化傾向の著しい貴町の事情を十分に理解し、今度、滑走路の新設、延長等飛行場の拡張は行なわず、又、客観情勢に対応し、極力、整備縮小に努力します。」とされています。また「ジェットエンジンを主たる動力とする飛行機(ターボプロップ機を除く。)は、緊急やむを得ない場合を除き、使用しません」と約束しています。
 こうした約束は、いまこそ守らせる必要があるのではないでしょうか。基地の強化や恒久化につながるあらゆる動きには警戒が必要です。

 携帯のバッテリーがなくなってきました。今日はここまでにして、後日まとめます。
 まもなく足柄です。いつの間にか雨が降っています。箱根周辺だけでしょうか?

 *新型ジェット機の名称は、これまでマスコミも「PX」と呼称していましたが、正式には「XP-1」ですので、呼称の統一を行いました。なお、防衛省に納入されると「P1」となるそうです。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆厚木基地で性能評価試験をするという自衛隊の新型ジェット機を視察(3)~基地対策特別委員会

2007年11月19日 | 平和○・憲法○・米軍基地×
 小牧インター、一宮ジャンクションをすぎました。予定より30分以上早く順調な行程なので時間調整のため川島PAで休憩しました。

 さて、それでは今日視察するXP-1について簡単にご説明します。
 神奈川新聞では、XP-1について次のように解説しています。
「潜水艦の探索や不審船の監視などのを任務とする海上自衛隊主力の大型固定翼哨戒機(P-3C)の後継機。プロペラ機のP3Cと比べ、やや大型化。新規開発されたターボファンエンジンを4機備え、飛行速度や音響システムなどで高性能化が図られている。2001年度から開発が始まり、07年9月末には試作機が川崎重工業岐阜工場で初飛行に成功。防衛省には08年8月に納入予定。」

  この新ジェット機の試作機の性能評価試験を、来年、2008年8月から2011年までの約4年間、厚木基地で行うというのです。
 10月11日、私も参加した日本共産党の防衛省への要請のなかで、厚木基地での性能評価試験を夜間も含め500回程度行うことや、将来、八戸、下総、厚木、鹿屋、那覇の5つの基地に配備する予定と回答しました。
 防衛省南関東防衛局長の綾瀬市への通知(申し入れではなく通知です(`o´))でも、「昭和56年度から厚木基地等に配備されている海上自衛隊の固定翼哨戒機(P-3C)は、機体の耐用年数が迫っており、順次後継機に更新していく必要性が生じております」と、厚木基地配備をにおわせています。
  ですから、今度の性能評価試験は、将来の厚木配備の布石になっていて、性能評価試験に名をかりて、XP-1配備に必要な施設の整備建設を行おうとしているわけです。

  あ、そうこうしているうちに、川崎重工業岐阜工場につきました。


*新型ジェット機の名称は、これまでマスコミも「PX」と呼称していましたが、正式には「XP-1」ですので、呼称の統一を行いました。なお、防衛省に納入されると「P1」となるそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆厚木基地で性能評価試験をするという自衛隊の新型ジェット機を視察(2)~基地対策特別委員会

2007年11月19日 | 平和○・憲法○・米軍基地×
 さて、みなさん、厚木基地には自衛隊のジェット機を乗り入れてはならないことになっていることをご存じですか?
 1971(昭和46)年に海上自衛隊が千葉県にある下総基地から移駐してくるとき、あらたな爆音が増え、いっそう市民生活をおびやかすことになると周辺に住む市民や市は反発しました。それを懐柔しようと、現在の綾北中学校や光綾公園になっている土地を基地から返還するとともに、自衛隊のジェット機は乗り入れないと国は綾瀬市や大和市に約束したのです。その約束をした文書が昭和46年に出されているので、通称として基地問題にかかわる人のあいだでは「46文書」と呼ばれています。後日、その「46文書」の全文を資料として掲載いたします。

 さきほど、まもなく海の輝きが、と書きましたが、私の錯誤でまだあのときは富士川のだいぶ手前でした。富士山がその前衛の山に隠れていたため見誤りました。すみません。現在は、8時ジャスト。大井川を越えました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◆厚木基地で性能評価試験をするという自衛隊の新型ジェット機を視察(1)~基地対策特別委員会

2007年11月19日 | 平和○・憲法○・米軍基地×

  おはようございます。東の空がわずかに染まりはじめた午前5時45分、貸切バスで市役所を出発しました。6時15分に厚木インターから東名高速に乗りました。
  今日は基地対策特別委員会の視察で、岐阜県各務原市にある自衛隊の岐阜基地で行われる新型ジェット機(XP-1)についての調査です。
  日帰り視察で、往復13時間もバスに揺られ続けるという強行軍です。同じ厚木基地を抱える大和市も現地で合流するのですが、新幹線での行程とのこと。う~ん、どちらがいいのでしょうか……。
  そうこうするうちに、富士山が右の車窓からうしろに隠れるところまできました。もう少しで海の輝きがまぶしくなりそうです。 ちょうど7時です。


*新型ジェット機の名称は、これまでマスコミも「PX」と呼称していましたが、正式には「XP-1」ですので、呼称の統一を行いました。なお、防衛省に納入されると「P1」となるそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする