除霊行為

『「除霊の滝行」中２娘死なす…父と僧侶を逮捕‥』

先日、熊本で起こったこの事件をニュースで知った方も多いかと思います。

「顔に霊が憑いている」と判断され、滝行により霊を外そうとしたようです。父親が娘の体を動かないように押さえ、その間僧侶がお経を読んで除霊するはずだったそうですが、顔を滝に向けられていた娘が滝に打たれ息ができず、溺死してしまったという痛ましい事件です。

亡くなった娘（13）は、もともと心身の病気で通院していたようですが、病院ではなかなか改善しなかったようで、そこで除霊に行きついたようです。

一般的な見方をすると、「僧侶と父親が、除霊と称し娘を虐待死させた」と思うかもしれません。

ですが、私はやはり、そんなうわべだけのことで判断はしてはいけないように思います。

そう思っていたら、先日の星椎水精先生のコラムで、この事が取り上げられていました。


この父親は、おそらく精神異常の子供ができてしまい、心底悩んだのではないでしょうか？

『なぜ自分の子供がこんな目に遭うのか？」と。そして必死に考えた挙げ句、辿り着いた先が偽物だったという事だと思います。

精神病は、薬では治りません。病院に行っても改善するどころか、もっと悪化して行くのを見ていたら、親なら誰だって真剣に考えるのではないでしょうか？

「なぜこんな目に遭うのか？原因は何なのだろうか？」と。医学ではどうしようもない現実を思い知り、模索して行き着いたのが、「悪い霊が取り憑いているから」という答えだったのでしょう。

「滝行は除霊と関係ない」とここの宗教の総本山は言っているようですが、星椎水精先生にお聞きしたところ、実際は霊は滝や電気などは嫌がるようで、一瞬外れるそうです。

だからこそ、滝による除霊で多少なりとも効果はあったのではないかと思います。症状が少し改善した事で、この僧侶が言う「悪い霊が憑いている」という言葉を信じたのでしょう。

１００回以上に及ぶ除霊行為が、その裏付けなのでしょう。

≫星椎水精先生のホームページ：先祖供養
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