新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

たま駅長死す

2015-06-24 21:03:11 | 鉄道

和歌山県の和歌山電鐵貴志川線の社長代行、ウルトラ駅長の「たま」が6/22になくなっていたことがわかりました。
たま駅長はもともと南海時代の貴志駅脇の商店で飼われていた猫ですが、2006年の和歌山電鐵移管により住む場所がなくなってしまい、困った飼い主が和歌山電鐵社長に相談したところ、2007年に貴志駅駅長として辞令を交付され、貴志駅構内に駅長室まで設けられました。その後珍しい猫の駅長が話題を呼び、スーパー駅長、ウルトラ駅長と昇進。2010年には同社執行役員、2013年には社長代行に就任し、和歌山電鐵ナンバー2の座にありました。
同線を走る電車のうち1編成には水戸岡鋭治氏デザインによる「たま電車」も運転され、その人気から和歌山電鐵の親会社である両備ホールディングス傘下の岡山電気軌道の路面電車や、バスなどにも登場し、両備グループのマスコットキャラとしても活躍していました。
しかしたま駅長も2015年4月で16歳。人間でいえば80歳の高齢猫です。大往生と言ってもいいのではないでしょうか。
和歌山電鐵ではたま駅長の社葬を28日に和歌山電鐵貴志駅にて執り行うそうです。

ご冥福をお祈りいたします。

 

…って猫でもそういっていいのかな? 


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