新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

三連休・函館パスの旅〜20

2020-09-23 19:54:03 | 旅行
ホテルで朝ごはんを食べてから支度をして9時半過ぎにチェックアウト。函館駅へ向かいます。

駅前で信号を待っている間に名残の市電を。市電を撮ってから函館空港へと向かいます。

函館空港へは空港リムジンバスもありますが、普通の路線バスで行くことにします。1011発の湯の川経由函館空港行きの路線バスは乗客がわずか二人。途中から乗ってくる人もなく案内放送が虚しく流れるばかり。それでも湯の川温泉を過ぎたあたりからポツリポツリと乗客が乗ってきて30分ほどで函館空港に到着。空港に着いてから手荷物を預けて身軽になります。

函館空港には未だに通称パタパタの反転式フラップボード残っていました。搭乗便は1200発のANA554便なので、少しだけ時間がありました。そこで羽田から飛んでくる飛行機を見ようと展望デッキへ。

展望デッキへ上がるとHAC北海道エアシステムのSAAB340B-WTが駐機していました。奥尻行きになるようです。このSAAB340Bは日本ではJAC日本エアコミューターと北海道エアシステムの2社のみが導入した機材で、スウェーデンのサーブ社の製造したターボプロップ機です。JACの機材は全機退役し、HACでも後継のATR42-600に置き換えられる予定です。

そうこうしているうちに羽田から折り返し便が到着したので、保安検査を受けて搭乗口へ。帰りの飛行機はエアバスA321neoです。A320シリーズのストレッチタイプでかつてANAで運行していたA321とはエンジンが違っているほか全席に個人モニターが装着されています。
ちょうどお昼時だったので、売店でお弁当を買って搭乗時刻を待ちます。

待つほどなく搭乗時刻となり、飛行機に搭乗すると函館は雨になっていました。窓を雨粒が叩き、外が見えません。乗客も少ないようなので定刻より前にドアクローズして函館空港を出発しました。

離陸すると窓の外は雲。先ほど離陸した函館も雨が降っていたのでやむを得ません。早速買ってきたお弁当を広げてお昼を食べます。お昼を食べてからしばらく目を瞑って寝ておきます。

ふと目を開けて窓の外を見ると大きな川が見えました。橋の形状や街の様子から見ると利根川とJR常磐線取手駅あたりのようです。まあ、個人モニターの地図を見ているからわかることなんですけど。

やがて機はおなじみの地域へと差し掛かります。中央あたりに中山競馬場、そのすぐ下は行田団地。画面左端にまっすぐ走るのが総武線。そして下にはJR船橋駅と総武線と交差するようにうねる京成本線が見えます。この辺りで機は右旋回。

右旋回すると船橋市や市川市の臨海地域の上を飛行。この辺りは数年前まで通っていました。

そしてわが町浦安が見えてきます。海沿いの鉄鋼団地と住宅地。そして湾岸道路の向こうには自宅がある地域。
よく見えるなあと思って喜んでいる場合ではありません。飛行機を降りたらここまで戻らなければいかんのです。

そして夢が叶う場所、東京ディズニーリゾートもはっきりと見えました。

東京湾沿いの景色を見ながら飛行し、羽田空港RWY23に着陸。時節柄大型機が多く駐機している駐機場の合間を縫うようにしてターミナルへと向かいます。ほとんどがB777シリーズですが、B787-9、B787-10まで駐機していました。

到着したのは沖どめスポット。減便していてスポットも空いているのではと予想は裏切られ、バスにてご案内とあいなりました。パスでターミナルへ移動して手荷物を受け取り、先ほど上空から見た夢が叶う場所行きのバスチケットを買って、バスに乗ります。第2から乗ったのはわずか1人。第1ターミナルからも1人しか乗らず、しかも乗客すべてが東京ディズニーランドで下車。バスはランド止まりとなってしまいました。ディズニーランドから舞浜駅まで歩き、駅からは路線バスに乗って帰りました。