新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

北の国から2020〜3

2020-09-26 20:27:19 | 旅行
札幌1209発函館ゆき特急北斗12号に乗って函館を目指します。発車時刻まで時間があったのでしばしホームで列車を見て過ごします。

こちらは網走から到着した特急オホーツク2号。かつては特急の主力として活躍していたキハ183系ですが、今や特急として走るのはこの特急オホーツクと旭川ー網走間の特急大雪のみとなりました。

旭川から到着した特急ライラック18号。元青函連絡特急白鳥に使われていた789系電車ですが、新幹線延伸に伴い札幌圏へと移動して来ました。

乗車するのはキハ261系の特急北斗。(写真は函館駅到着後)
指定された座席に座って発車を待ちます。1209定刻に札幌を発車。発車後早速買って来てお弁当でお昼ご飯を食べます。お昼を食べた後は車窓を眺めたり、本を読んだりしてのんびりと過ごします。白老で今年開業したばかりのウポポイ(民族共生象徴空間)、社台付近では未来のダービー馬の姿も見られました。

伊達紋別駅を発車すると車窓に有珠山と昭和新山の姿が。一度は近くで見て見たい山です。4時間という行程はやはり長くこの辺りで少し寝てしまいました。

大沼公園を発車して大沼を通過すると、小沼の向こうには北海道駒ヶ岳の姿が綺麗に見えていました。2ヶ月前には見ることができなかった姿です。

新函館北斗で北海道新幹線乗り継ぎ客を降ろして1605に函館に到着。函館駅前に出ると函館山もしっかり見えました。2ヶ月前にも泊まった函館駅前のホテルに入りしばし休憩。1時間ほどしてから夕ご飯を調達に出かけます。

函館での夕食はハセガワストアのやきとり弁当。前回の函館での夕食でも食べましたが、美味しかったので今回もいただきました。

中は焼き鳥と呼ばれぶ豚バラ肉の串焼きを海苔を敷いたご飯の上に乗せたもの。サイズが3種類あり、その種類によって野菜串もついてきます。容器に串を抜くところもついており、蓋を閉めたまま串を抜いて食べるのが流儀。美味しくいただきました。
夕食を終えてテレビを見るとはなしにつけて寝っ転がっていると、不意に花火の大きな音が。なんだろうと思い廊下に出て見ると花火がすぐそばで上がっています。慌てて携帯と羽織るものを取りに行って函館駅前へ出てみます。すると花火は終わってしまった様子。がっかりして部屋へ戻ると再び花火の上がる音がします。

今度は電車通りを行くと花火が見えました。市電がやって来ていたので慌ててパチリ。



その後ビルが切れている場所で花火を鑑賞しますが、風の流れの影響で煙が残り、なんとも締まりのない花火になっています。それでも今年は花火大会が軒並み中止となってしまっていて、自宅近所で毎日上がっている花火も中止となっていたので久しぶりに見る花火です。

花火が上がっている間に市電は通りませんでしたが、函館バスが通過したので、花火とバスを撮影。

およそ15分間でしたが花火を楽しむことができました。サプライズのような花火でしたが、後で調べると函館青年会議所と函館新聞社が主催して、函館合同花火2020として打ち上げられたもので、函館市内4箇所で同時に打ち上げられたものです。打ち上げ場所は明かされていませんでしたが函館駅前にいた私は、函館港内の緑の島から打ち上げられた花火を見られたようです。函館山から地元ケーブルテレビ局が中継していた画像を見ると、函館の夜景に上がる大輪の花火と、そのほかの3箇所の花火も確認できました。函館市民には事前告知されていたようですが、旅行者にとってはまさにサプライズ花火となりました。

花火終了後にやって来た市電を撮って部屋に戻りました。