新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

週末パスで乗り鉄2020〜5

2020-06-22 19:19:05 | 旅行
*当記事の外出は感染症対策を行った上、新しい生活様式に準じた行動をしています。
 

次に乗車するのは名古屋からやってくる長野ゆき特急ワイドビューしなの5号です。雨の中小さな鉄くんを連れた家族づれがちらほらいました。その人たちとともに列車の到着を待ちます。

隣のホームには4分後に松本を発車する普通列車の長野ゆきがE127系2両で停車中。かつては115系3両編成で走っていましたが、今は2両でワンマン運転になっています。しばらくE127系をみながら待っていると名古屋から383系電車6両編成が到着しました。

しなの5号も生意気にもグリーン車です。ただしこのあと新幹線に乗車するので一緒に買って、特急料金部分を乗り継ぎ割引にしています。乗り込むと座席に使った気配がありません。どうやら名古屋からグリーン車は無人のまま走ってきたようです。当然のように乗ったのも私一人でした。1105定刻に松本を発車。

車窓を眺めていると運転席の方からは指差喚呼が聞こえてきます。座席から伸び上がってみて見ると、どうやら女性の新人運転士と指導運転士のペアでした。時折運転方法のアドバイスなどが入っていました。運転士さんの指差喚呼を聞きながら車窓を眺めます。相変わらすの雨ですが。

冠着トンネルを抜けると姨捨付近の絶景が広がるのですが、雨模様ともあっていまいちパッとしません。

それでも眼下に広がる善光寺平の景色はしっかりみておきます。姨捨の棚田も田植えが終わって降り水を湛えた姿がちらりと見えました。善光寺平へと駆け下りて長野には1159に到着。1209発金沢ゆきはくたか559号に乗り換えます。

お手洗いにちょっと行ってホームに降りると、ちょうど電車が到着するところでした。12号車のグランクラスは営業していないので、カーテンが閉まっています。8号車の指定席に座るとすぐに発車。当初予定では週末パスの範囲外ですが糸魚川まで乗って、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインと妙高はねうまラインに乗る予定でしたが、早く帰りたくなったので今朝千葉駅で上越妙高までに変更してあります。

昨年の台風19号の被害を受けた長野新幹線車両センターの脇を通ると、水没して廃車となってしまったE7系電車の解体作業が進んでいる様子。編成を外されて解体を待つ新幹線電車が寂しそうに止まっていました。

指定席を取りましたが、時節柄乗車している人はほどんどおらず、空席ばかりが目立っています。これなら自由席でもよかったかなとちょっと後悔。長野から上越妙高までは20分ほどの乗車なので、ぼーっとして過ごします。

1231に上越妙高駅に到着。列車は4分停車となっています。臨時のかがやぎ号のスジでもあるのでしょうか、この日は空待ちでした。こちらは下車して改札を出ます。ここでえちごトキめき鉄道に乗り換えるのですが、その前に指定券券売機で長野から帰りの新幹線の指定席を買い、売店でお昼ご飯のお弁当を買っておきます。